陣馬形山　2011年10月24日

	ブログにコメントをしてくれるkojimaさんが陣馬形山なるところが良いと情報をくれ、ネットで調べるうちにどうしてもバイクで行ってみたくなった。久しぶりのツーリング気分にしてくれてありがたや。 9：30に出発。相も変わらずの遅出で始まるツーリング。たまには早出で下道をのんびりと思いつつも早く出れないんだな。性格だからしゃーないか。走り慣れた中央道を駒ヶ根で降り、南へと進む。市街地をこっちかな、いや違う、こっちだなどと走り回り、本日の最初の目的地へ。訪れたのは駒ヶ根にある食堂「さわ屋」。お目当てはソースかつ丼だ。いつもなら明治亭に行くところだが、他の店も試したいとソースかつ丼会のＨＰで目星をつけ、ここに来たのだ。

	店に入ると、昔の建物って感じの匂い。お客は伸二郎の他に地元の人っぽい方が一人。うーん、観光客相手のいつものお店とはずいぶん雰囲気が異なるねぇ。注文はソースかつ丼（900円）とクリームコロッケ小（2ヶ600円）。ソースかつ丼だけにしようかと思ったが、どうもクリームコロッケもイチオシのようなので注文した。なお、メニューは実に豊富だった。お店はフロアにおばちゃん一人と奥に店主のおじさん一人？といった具合で料理ができるまでにはそれなりに時間がかかる。料理を頼んでからどのお客さんも20分ほど待っていたかな。お急ぎな人はご注意を。しばらくしてソースかつ丼到着。お決まりの締まらない蓋。懐かしい。

	かつはどんぶりジャストサイズに綺麗に盛られていた。厚さは１．５ｃｍほど。ソースはウスターに近いが、甘味があり、美味しい。ジューシーさはそれほどないが、これは好みだろう。特徴的なものは無いがバランスが良く、ボチボチ美味しい。

	それよりも味噌汁が美味しいのが記憶に残った。ソースかつ丼を食べているとクリームコロッケも到着。「小」と書いてあったので小さいかと思ったが、結構でかく、パソコンのマウスくらいはあった。。。わかりにくいか。たぶん、8ｃｍ×7ｃｍ×厚2.5ｃｍぐらい（あやふやな記憶より）。これが「小」だとすると「大」はどれくらいの大きさなんだろう？気になる。ちなみに大の値段は2ヶ700円と小と100円しか違わない。今度行く機会があったら「大」注文してみよ。。。味はグラタン似てるかな。美味しい。個人的にはソースかつ丼よりこちらのほうがおすすめ。伸二郎は結局食べきれず、1個をお持ち帰りして嫁にあげた。嫁も美味しいと言っていたのでやっぱりお勧めだ。

	腹もぽんぽこりんに膨れたところで本日のメインである陣馬形山に向かう。陣馬形山へは事前情報によると細い山道を走るそうで、道に迷わないか心配だったが、案内表示が丁寧で安心した。

	県道から道案内に従い曲がると、結構良い道。最初っから細いと構えていたので、ホッとした。

	道が細くなるのはこの看板で曲がってから。

	最初のうちは1.5車線くらいでカーブもきつくない。

	しかし、次第に山道らしく、くねくねと曲がりだす。道幅は少し狭くなり、さらに落ち葉が多く、バイクで走れる道幅はさらに狭くなる。濡れた路面ではこの落ち葉によりとても滑りやすくなっていたのでスピードは控えたほうが良いだろう。木々が切れ、気持ちの良い青空が広がりだすと頂上は近い。頂上までの最後100ｍほどは車1台分の狭い道。対向車が来ないことを祈って走るとキャンプ場に着く。

	陣馬形山は頂上にキャンプ場がある。キャンプ場はよく整備された芝生地で正面には中央アルプスのパノラマが広がる素晴らしい立地。いやー、こんなに素敵なキャンプ場が伊那にあったなんて。今度はキャンプしてみたいなぁ。

	キャンプ場内を少し（1，2分）歩くと陣馬形山頂上到着。素晴らしい！午後で逆光だったが、それでも十二分に感動した。写真ではうまく伝えきれないが、本当に良い場所だ。車/バイクで来れる場所でこれだけの展望は滅多にない。伊那盆地とその向こうに広がる中央アルプスの迫力は圧倒的。なぜもっと有名にならないか不思議だ（たぶんアクセス道路が狭いからだろう。。。）。

	先客もいなくなり、しばらくベンチでぼーっと景色を眺める。そうそう、前から気になっているが、伊那盆地は実にわかりやすい河岸段丘だよなぁ。

	本当は南アルプスも綺麗に見えるのだが、あいにくこの日は雲が多く、南アルプスの稜線は見えなかった。残念。

	頂上には風景指示板があるのだが、ちょっと面白いなって思ったのが、中央アルプスが「県立公園」で南アルプスが「国立公園」なこと。同じアルプスなのに不思議だねぇ。

	しばし展望を楽しんだ後、帰路へ。行きと同じ道を行こうかと思ったが、またあのクネクネ道を走るのも嫌だなと思って、行きと反対の道に行くことにした。こちらも細いが、カーブは割ときつくない。ただ、途中から３ｋｍほどダートがあるのでダート嫌いな人はお勧めできないな。（883Ｒでもよゆーで走れるくらい走りやすいダートだけどね。）

	ダートを終えると折草峠という場所で県道210にぶつかる。これを小渋ダム方面へ。ここからは道も広くなるかと思いきや、行きに通った道よりも細く車1台がやっとの道が続いて苦労した。結局、陣馬形山に行く道はどれも広くなく、あえて言うなら行きに通った山沿いの道のほうがまだ広くて良い。

	細いクネクネ道を終え、多少広く、まっすぐになると小渋ダムも近い。あと少しと思ったとき、通行止めの看板出現。やれやれ、仕方ないと細い迂回路を進んでいくと、途中でその迂回路も通行止めとなり、迂回路の迂回路を進むことに。いったいどこに行ってしまうのやらと思ったら、往路で走った道（6、７枚目の写真の道）に戻った。一安心。

	帰路はいつものフルーツラインでなく、天竜川の左岸を走る県道18号を使った。県道18号はあまり使ったことないが、静かで景色も良く、なかなか良い道だ。たまにはこっちを走るのも良いかもしれないな。

	飯田からはＲ153をひた走り、家へ。久しぶりにバイクに乗り、左手が痛かったが、良い景色に出会え、良い一日となった。陣馬形山、途中の道路は少し狭いが、景色良く、お勧めですぞ。

■■■　食堂　さわ屋　■■■

場所	駒ヶ根市赤穂伊那福岡駅前
連絡先	0265-83-2326
営業時間	11：30～14：00、17：30-22：00　定休日無
料金	メニュー１、メニュー２、メニュー３、メニュー４
ＨＰ	駒ヶ根ソースかつ丼会

■■■　陣馬形山　■■■

場所	上伊那郡中川村四徳途中の道はヤフー地図には表示されない。こちらのリンクの「広域農道」を通るのが良いと思う。（道案内もそうなっている）
連絡先	0265-88-3001（中川村）
営業時間	-
料金	無料
ＨＰ	中川村ＨＰ

	ブログにコメントをしてくれるkojimaさんが陣馬形山なるところが良いと情報をくれ、ネットで調べるうちにどうしてもバイクで行ってみたくなった。久しぶりのツーリング気分にしてくれてありがたや。 9：30に出発。相も変わらずの遅出で始まるツーリング。たまには早出で下道をのんびりと思いつつも早く出れないんだな。性格だからしゃーないか。走り慣れた中央道を駒ヶ根で降り、南へと進む。市街地をこっちかな、いや違う、こっちだなどと走り回り、本日の最初の目的地へ。訪れたのは駒ヶ根にある食堂「さわ屋」。お目当てはソースかつ丼だ。いつもなら明治亭に行くところだが、他の店も試したいとソースかつ丼会のＨＰで目星をつけ、ここに来たのだ。

	店に入ると、昔の建物って感じの匂い。お客は伸二郎の他に地元の人っぽい方が一人。うーん、観光客相手のいつものお店とはずいぶん雰囲気が異なるねぇ。注文はソースかつ丼（900円）とクリームコロッケ小（2ヶ600円）。ソースかつ丼だけにしようかと思ったが、どうもクリームコロッケもイチオシのようなので注文した。なお、メニューは実に豊富だった。お店はフロアにおばちゃん一人と奥に店主のおじさん一人？といった具合で料理ができるまでにはそれなりに時間がかかる。料理を頼んでからどのお客さんも20分ほど待っていたかな。お急ぎな人はご注意を。しばらくしてソースかつ丼到着。お決まりの締まらない蓋。懐かしい。

	かつはどんぶりジャストサイズに綺麗に盛られていた。厚さは１．５ｃｍほど。ソースはウスターに近いが、甘味があり、美味しい。ジューシーさはそれほどないが、これは好みだろう。特徴的なものは無いがバランスが良く、ボチボチ美味しい。

	それよりも味噌汁が美味しいのが記憶に残った。ソースかつ丼を食べているとクリームコロッケも到着。「小」と書いてあったので小さいかと思ったが、結構でかく、パソコンのマウスくらいはあった。。。わかりにくいか。たぶん、8ｃｍ×7ｃｍ×厚2.5ｃｍぐらい（あやふやな記憶より）。これが「小」だとすると「大」はどれくらいの大きさなんだろう？気になる。ちなみに大の値段は2ヶ700円と小と100円しか違わない。今度行く機会があったら「大」注文してみよ。。。味はグラタン似てるかな。美味しい。個人的にはソースかつ丼よりこちらのほうがおすすめ。伸二郎は結局食べきれず、1個をお持ち帰りして嫁にあげた。嫁も美味しいと言っていたのでやっぱりお勧めだ。

	腹もぽんぽこりんに膨れたところで本日のメインである陣馬形山に向かう。陣馬形山へは事前情報によると細い山道を走るそうで、道に迷わないか心配だったが、案内表示が丁寧で安心した。

	県道から道案内に従い曲がると、結構良い道。最初っから細いと構えていたので、ホッとした。

	道が細くなるのはこの看板で曲がってから。

	最初のうちは1.5車線くらいでカーブもきつくない。

	しかし、次第に山道らしく、くねくねと曲がりだす。道幅は少し狭くなり、さらに落ち葉が多く、バイクで走れる道幅はさらに狭くなる。濡れた路面ではこの落ち葉によりとても滑りやすくなっていたのでスピードは控えたほうが良いだろう。木々が切れ、気持ちの良い青空が広がりだすと頂上は近い。頂上までの最後100ｍほどは車1台分の狭い道。対向車が来ないことを祈って走るとキャンプ場に着く。

	陣馬形山は頂上にキャンプ場がある。キャンプ場はよく整備された芝生地で正面には中央アルプスのパノラマが広がる素晴らしい立地。いやー、こんなに素敵なキャンプ場が伊那にあったなんて。今度はキャンプしてみたいなぁ。

	キャンプ場内を少し（1，2分）歩くと陣馬形山頂上到着。素晴らしい！午後で逆光だったが、それでも十二分に感動した。写真ではうまく伝えきれないが、本当に良い場所だ。車/バイクで来れる場所でこれだけの展望は滅多にない。伊那盆地とその向こうに広がる中央アルプスの迫力は圧倒的。なぜもっと有名にならないか不思議だ（たぶんアクセス道路が狭いからだろう。。。）。

	先客もいなくなり、しばらくベンチでぼーっと景色を眺める。そうそう、前から気になっているが、伊那盆地は実にわかりやすい河岸段丘だよなぁ。

	本当は南アルプスも綺麗に見えるのだが、あいにくこの日は雲が多く、南アルプスの稜線は見えなかった。残念。

	頂上には風景指示板があるのだが、ちょっと面白いなって思ったのが、中央アルプスが「県立公園」で南アルプスが「国立公園」なこと。同じアルプスなのに不思議だねぇ。

	しばし展望を楽しんだ後、帰路へ。行きと同じ道を行こうかと思ったが、またあのクネクネ道を走るのも嫌だなと思って、行きと反対の道に行くことにした。こちらも細いが、カーブは割ときつくない。ただ、途中から３ｋｍほどダートがあるのでダート嫌いな人はお勧めできないな。（883Ｒでもよゆーで走れるくらい走りやすいダートだけどね。）

	ダートを終えると折草峠という場所で県道210にぶつかる。これを小渋ダム方面へ。ここからは道も広くなるかと思いきや、行きに通った道よりも細く車1台がやっとの道が続いて苦労した。結局、陣馬形山に行く道はどれも広くなく、あえて言うなら行きに通った山沿いの道のほうがまだ広くて良い。

	細いクネクネ道を終え、多少広く、まっすぐになると小渋ダムも近い。あと少しと思ったとき、通行止めの看板出現。やれやれ、仕方ないと細い迂回路を進んでいくと、途中でその迂回路も通行止めとなり、迂回路の迂回路を進むことに。いったいどこに行ってしまうのやらと思ったら、往路で走った道（6、７枚目の写真の道）に戻った。一安心。

	帰路はいつものフルーツラインでなく、天竜川の左岸を走る県道18号を使った。県道18号はあまり使ったことないが、静かで景色も良く、なかなか良い道だ。たまにはこっちを走るのも良いかもしれないな。

	飯田からはＲ153をひた走り、家へ。久しぶりにバイクに乗り、左手が痛かったが、良い景色に出会え、良い一日となった。陣馬形山、途中の道路は少し狭いが、景色良く、お勧めですぞ。