猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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春の奥三河 ’07年3月10日


 最近、寒さにめげて、ろくに出かけなかったが、ポカポカと暖かい陽気とあまりの暇人具合にツーリングを決意。とりあえず、行き先は紅葉が見えそうな奥三河だ。今日のメインを矢作ダムとして、とりあえず、R301を山の中へ進む。

 R301をのんびり走っていると、四谷千枚田のワンコが思い出されてきた。そういえば、元気にしてるだろうか。なんだか無性に会いたくなってきた。てなわけで、最初の目的地は四谷千枚田に決定。

 久しぶりに訪れた四谷千枚田は稲も刈り取られ、すっかり秋の雰囲気だ。綺麗に整列した棚田の向こうに紅葉した鞍掛山。なかなかきれいだ。

 景色を楽しんだら、おまちかねのワンコとの再会。相変わらず、ぽっちゃりとしていてかわいい。バイクを止め、近寄るとうれしそうに寄ってきた。しぐさも変わらずかわいらしい。今度来るときはいつか分からないが、また元気な姿で会いたいね。
ワンコも相変わらずだ。前と同じようにちょっとぽっちゃりで人懐っこい。元気そうでうれしい。
相変わらず千枚田は見事だ。いつ来ても感動する。 俺のこと覚えてるかな。来年も元気でまた会おうね。

 ワンコとの再会に気をよくしてR257を気分良く北上。設楽町内に入ってしばらく行くと、道の西側に牧場のようなものを発見。牧場にはヤギが草をついばんでいる。

 なんかしらんとバイクを止め、見てみると、名古屋大学の実習施設だった。何をしてるかは分からないが、かわいらしい動物が多くいてなかなか良いところだ。
R257を走っていたら目についた牧場。仔ヤギがのんびり草を食べてとてものどかだ。これはなんじゃい?と思ったら→ 名古屋大学の山地畜産実験施設らしい。良く分からんが、いろいろやってるみたいだ。→HP

 寒いこの季節、気軽に休憩できる道の駅はとてもありがたい。この日立ち寄った道の駅は「アグリステーションなぐら」。茶臼山高原道路の入り口にある道の駅だ。

 ちょうど催し物が行われており、道の駅は盛況だった。早速冷えた体を温めに食堂に行く。コーヒーを頼もうとしたが、メニューに無かったので自販機で買う。カップ式にしては珍しく、200円と高額なコーヒーだったが、味はフツーだった。

 体も温まったので土産コーナーをちらちら物色。名物はエゴマというものだが、それよりもずっと魅力的に映ったのが、漬物コーナー。地元の人が作った手作りの漬物がお手頃な値段で並ぶ。大の漬物好きの伸二郎にはたまらなく魅力的で白菜の漬物と大根の漬物を買って帰る。満足。(白菜はイマイチ、大根はとても美味しかった)。
道の駅「アグリステーションなぐら」では催しが行われており、とても盛況だった。 食堂もご覧の通りの賑わい。ここはお手ごろな値段(500円ちょい)で家庭的なメニューが味わえる。麺類美味しそう。

 日も傾いてきたころ、ようやく矢作ダムに着く。影になっている部分も多かったが、日が当たっているモミジはより輝きを増しているようだった。特に夕日に透かしたモミジはとても美しく、おもわずバイクを止めて見入る。寒い中、頑張ってきた甲斐あったな。

 その後、ダム公園でぶらぶら。湖面に反射する夕日がまぶしかった。風も無く穏やか。混みあう香嵐渓とは異なり、人も少ないのでのんびり出来てなかなか良い。
風も無く穏やかなダム湖。水面に反射した夕日がまぶしかった。
矢作ダム沿いの道はところどころとても綺麗に色づいていた。バイクを止めてしばし美しい紅葉に見入る。 色づくモミジ。紅葉は太陽に透かして見ると、輝きが増し、とても綺麗だ。

 湖岸を走る道路でワインディングを楽しんだ後、ダム堤の脇にバイクを止め、美しいアーチを描くダム堤を眺める。アーチ型ダムは高低差が目立ち、迫力がある。

 さらに、ダム堤の上を通り、対岸に渡った後、ワインディングを楽しみながら家へと向かった。
相変わらずゴツイ堤。アーチ型のダムは高低差が有り、迫力がある。 矢作ダムの下流にはダムが数多くあり、流れが緩い。水面が波立たないので紅葉が水面に映り、綺麗だ。

 家へ帰る県道11号沿いを走っていたとき、ふと意外なものに気付く。花が小さく、あまり目立っていないが、確かにあれは桜だ。バイクを止め、木に近づいてよく見る。

 なるほど、花は小ぶりだが、確かに花びらが桜の形をしている。四季桜だろうか?こんな季節に桜に出会えるなんてちょっと幸せだ。

 帰り道は香嵐渓帰りの渋滞にはまったが、素敵な紅葉と桜に出会ったので良い気分で帰宅できた。まだ少し、冬眠には早いと思った一日だった。
四季桜?。こんな季節に桜に出会えるとは。 近づいて、じっくり見ると確かに桜の形をしている。

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