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阿蘇登山道路(吉田線)、R265、阿蘇外輪山

 阿蘇山から無事下山し、バイクにまたがり、阿蘇登山道路(吉田線)を南に下る。この道は山岳地帯を抜けるワインディングロードでコーナーが楽しい。

しばらく進むと、再び緑の風景へと変わる。坊中線が緑の丘を走っている感じがするのに対し、こちらは緑の山の中を走っている感じがする。

しばらく進むと道は白水村に向かい急激に下り、ふもとの村の美しい田園風景が視界に飛び込んでくる。
阿蘇登山道路吉田線より烏帽子岳を望む
阿蘇登山道路吉田線は緑の山の中を貫くワインディングロードだ

 その後R325−R265と進み阿蘇の東山麓を走る。R265は車の通りもさほど多くなく、快適に飛ばす。道からは根子岳が眼前に迫り、気分が良い。特に途中にある月廻り温泉前の芝生広場からは根子岳と高岳が同時に見え、なかなかの展望スポットだ。

 高森高原付近からはしばらくは森の中を走っているが、箱石峠を越えた辺りで再び緑のワインディングとなる。ここからの景色は素晴らしく、緑の道路とその向こうに見える高岳のコントラストが美しい。某ツーリング雑誌にもこの付近の写真がでかでかと載っていた。また、この区間は低中高速が入り混じったワインディングが楽しい。緑の中をさっそうと駆け抜けるのは実に気持ちがいい。

R265月廻り温泉付近から望む根子岳 R265から脇道に入ったところの牧場にて
R265より望む根子岳、高岳

 この後、一の宮町でR57ーやまなみハイウェイと走り、阿蘇山の北外輪山の上を走るミルクロードに向かう。ミルクロードはその名の通り、道の両側に牧場が点在することからその名がついた。この道路沿いの展望所からは阿蘇の眺めが良いことで有名で、特に有名なのが標高936mの外輪山最高所「大観峰」である。

ここから眺める阿蘇山は仏の寝姿に見えることで有名だ(どこから見ても仏の寝姿に見えるのだが、ここからの眺めは特に良い)。しかし、この日はあいにくの曇りで、夕方遅くに来たこともあり阿蘇山は霞がかってあまり見えなかった。残念。

 この夜はキャンプがしたかったので昨日行く予定だった坊中キャンプ場に泊まることにした。R212で阿蘇町に下りた後、阿蘇登山道路に入り坊中キャンプ場に着く。坊中キャンプ場はバイクをテントサイトまで乗り入れられ便利だ。芝生の状態も良く、トイレ、炊事場ともにきれいだ。これで620円とは安い。阿蘇登山道路の途中にあり、阿蘇観光には絶好のキャンプ場と言える。

 キャンプ場に着くとすぐにテントを張り、カップラーメンを食べる。他のキャンパーから街に下ったら温泉があるだとか聞いたが、ド級にめんどくさがりのヘタレはテントを立てると風呂屋も飯屋も行きたくなくなる。テントを張るとバイクには乗りたくなくなるんだよね。というわけでテントの中で明日の予定を立て、さっさと寝る。おやすみのすけ。
ミルクロードは草原の中を走る。 外輪山は急激に落ち込んでいる。
大観峰にて。天気はいまいち。 坊中キャンプ場。

 翌朝、寒さで5時に目が覚める。九州とはいえ、阿蘇は標高が高く、朝はかなり冷え込む。寒いのが大の苦手のヘタレは二度寝することができず、しぶしぶ起きて朝飯を食らう。あったかい飲み物で体を温めながら今日のルートを考える。今日のメインは霧島山登山だが、その前に昨日大観峰からの景色がいまいちだったのでまずは大観峰リベンジと決め、テントをたたんで6時30分キャンプ場を出発。昨日通った道を戻る形で大観峰に向かう。

 大観峰に着き、いざ絶景を拝まんとするが、今日の天気も曇り。昨日となんら変わらぬ景色にがっくり。大観峰の景色はまた今度かな。

 気を取り直し、ミルクロードを熊本方面に走っていると前輪からまたもや異音が。今度はハンドルも少し取られる感じだ。心配になり、熊本市内できちんとしたバイク屋に診てもらうことにした。

阿蘇町を通るR212号 ミルクロード 的石原野付近。

ツーリングデータ
阿蘇山観光情報 特徴 緑の牧草地広がる火山。草原が続くため、見晴らしがとてもよく、気分爽快。九州に来るならここを外す手はない。
リンク カルデラネット:http://www.calderanet.com/
阿蘇デジタル博物館:
http://www.aso-dm.net/top.htm
坊中キャンプ場 特徴 阿蘇山の中腹にあるキャンプ場。阿蘇登山道路沿いにあり、阿蘇観光のアクセスに最適。バイクはサイト隣まで乗りつけることができ、楽チン。
料金 620円
リンク http://www.aso.ne.jp/~jp6hck/






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