猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1
(渋い山、祖母山登山)

 朝5時頃にもぞもぞ起き出す。それにしても寒い。ちょっと暖かめのシュラフを持ってきて、シュラフが厚過ぎたかななんて想像していたが、とんでもない。シュラフカバーをしいても寒いくらいで、薄いシュラフだったら寒くて夜寝れんかっただろう。朝方は10度を下回る。平地の晩秋の装備が必要だ。GWに阿蘇に来る人は要注意!

 さてさて、今日の目的はずばり登山。お目当ては登山者意外にあまりその存在を知られていない玄人向け?の祖母山だ。カッパまで着込み、フル装備で出発。途中、原尻の滝を久々に見た後、山道をひた走り、登山口へ。
原尻の滝。前より小さく見えた。前は感動したんだけどな。。。 原尻の滝の近くは古い橋がちらほら。苔生してよい雰囲気。

 祖母山は想像していた通り、燻し銀の渋い山だった。同じ九州にある久住や阿蘇のような豪快さ、派手さは無いが、静かにたたずむその姿はまさに玄人向け。高低差があり、楽な登山ではないが、とても充実した登山となった。
ひたすら森の中を登り、祖母山は現れた。静かで、燻し銀のような渋い山。祖母山。スリリングな天狗岩より。

 山から下りると既に17時を過ぎていた。着替えを済ませ、朝走ってきた道を引き返す。快調に走っていくと、目の前ににまぶしい太陽が現れた。角度からしてちょっと夕日は厳しいかなと思ったが、なんとか阿蘇に下るとき、夕日に間に合った。

 ちょっと霞がかった阿蘇の地に沈み行く夕日は柔らかで、平和な雰囲気に包まれていた。この夕日を見れただけでちょっと幸せだ。ただ夕日を見ただけで幸せになれるなんて、人間と言うものは不思議なものだ。

 外輪山に沈み行く夕日を見守った後、坊中キャンプ場目指して走る。今日も坊中キャンプ場に泊まる予定だ。気のせいか、昨日より寒くない気がする。夕日で心が暖かくなったせいかな。。。
阿蘇の外輪山に夕日が沈む。穏やかな一日の終わり。ちょっと心が和むひと時。明日も晴れると良いな。





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