猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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九州'08 GW (屋久島を目指して)


 早寝をしたので目が覚めるのも早い。4時40分に起床して、日の出を取ろうとデッキに向かう。風が吹きすさぶデッキは予想に反して真っ暗けっけ。あれま、九州だから日の出が遅いのかしらん。

 朝飯を食べたり、地図を見たりして時間をつぶし、結局日の出が始まったのはそれから1時間後だった。待った甲斐あってさぞかし綺麗な朝日かとおもいきや、ちっとも綺麗でなかった。ま、こんなもんでしょ。天気が良さそうなことがわかっただけでも良しとするか。
日の出を撮ろうと意気込んで外に出るが、まだ真っ暗けっけ。九州は日の出、日の入り時刻が遅いんだな。 1時間近く待ってようやく出てきた太陽。でも、イマイチ綺麗でなくて残念。まー、こんなもんか。。。

 定刻どおりにフェリーは港に着き、下船の準備に取り掛かる。一番最初に乗船したバイクは船の一番奥にいるので、下船はどべっち。そんな状況もあってか、皆思いのほかゆっくり下船。「他人よりも少しでも早く」と浅ましい人間が多いお盆の北海道便と大違いだ。きっと南国の太陽がみんなをおおらかにさせてくれるんだろな。
穏やかな晴天の下、志布志港到着。今日は良い日になりそうだ。 次々とフェリーを出るバイク族。北海道の時と違って、皆わりかしゆったり。南国の太陽のおかげなのかな。

 今日の目的地は高千穂河原。都城を経由してそこから高千穂河原へと向かう。都城までは県道65号→R222を通った。どちらも快適な2車線で走りやすく、特に県道65号は道幅も十分でハイスピードで走れてお勧めだ。

 都城からは県道31号(通称 霧島バードライン)を通り、霧島神宮へと向かう。途中、道路から見る高千穂峰はトンガリというよりどっしりとした山容。見る場所によって山の印象もずいぶん違ってくるんだな。
志布志から都城へ向かう県道65号は走りやすく、車も少なくお勧め。 都城から霧島へ抜ける県道31号よりみた高千穂峰。ここからだと天を突くようには見えないな。

 いったん、R223を通った後、県道480で高千穂河原を目指す。県道480は樹木に覆われたクネクネした道でまるで樹木のトンネルのような感じだった。路面はところどころウネったり、葉っぱが浮いていたりするので、飛ばしすぎは注意だ。

 木々が少し切れて、路面も綺麗になってくると高千穂河原は近い。視界が開け、駐車場が見えるとそこが高千穂河原だ。駐車場にバイクを止め(100円)、飲み物を買って早速登山開始。
高千穂河原へ向かう県道480号「霧島スカイライン」は樹木のトンネル。カーブがキツク落ち葉もあるので注意。 高千穂峰登山のベース基地、高千穂河原。鳥居は焼失したかつての霧島神宮の名残。

 高千穂峰へは高千穂河原から休憩を含めても往復4時間弱。お気楽な登山だ。ところどころ滑りやすい急傾斜地があるが、時間も距離も短いのでゆっくり歩けば問題ない。

 景色は文句なしで素晴しい。特に火山地帯特有のダイナミックな景色には圧倒される。個人的にかなりお勧め。
高千穂峰登山は実にダイナミック。素晴しい景色を堪能できる。頂上までは1時間30分程とお手軽でお勧め。
頂上付近よりダイナミックな景色を見ながら下山。正面に見えるのは「お鉢」という火口跡。高千穂峰も火山だ。

 高千穂峰登山を終え、高千穂河原でテントを貼った後、時間があったので、えびの高原に行くことにした。えびの高原に着いたとき、すでに16時を過ぎていたので、人も車も少なく、景色を独り占めできた。

 特に韓国岳周辺はやはり火山地帯らしい荒涼とした景色が印象で、なかなかダイナミックで良い。

 駐車場でまったりしてると、止めてあった車の老夫婦に声をかけられ、話すと、梅ドリンクをくれた。宮崎の人はなかなか良い人だな〜。
えびの高原最高峰「韓国岳」付近はえびのスカイラインのハイライト。荒涼とした火山風景が広がる。素敵だ。

 高千穂河原まで戻ると、テントに潜り、夕食の準備をする。今日は伸二郎を含め、高千穂河原キャンプ場には2人しかいなかった。値段(1200円)とお店が近くに無く、不便なのが原因かな。ちなみに手続きは高千穂河原のビジターセンターで行う。ちょっと分かり辛く、これも流行っていない原因か。

 夕食を済ますと明日の予定を考えてるうちに寝てしまった。明日も晴れ予報、明日は霧島連山縦走。いやー楽しみだ。。。
高千穂河原キャンプ場はスーパー空いていた。この日は伸二郎を含めてわずか2人。静かで良いがちょっと不便かな。 えびのスカイラインでおばちゃんにもらった梅ドリンク。一人旅はたまにこういうことがある。やっぱ一人旅最高。





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