猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道・東北 甲信越 東海・北陸・近畿 中国・四国・九州 バイク装備紹介 改造・整備、車検記録

九州'08 GW (屋久島を目指して)


 天気は上々。今日は開聞岳に登って、辺りを回って再びホテルに戻ってくる予定。荷物はちょっとだけ軽め。天気は上々。朝の鹿児島市内は車の流れもスムーズ。開聞岳までは指宿スカイラインでほぼ一本道だ。

 谷山ICよろ指宿スカイラインに入る。ETCが使えるかと思って準備したが、ETC対象外だった。走ってる車の数も少なく、料金所もとても簡素なことから考えて、ETCシステムを入れるだけの予算が無い、もしくは入れる恩恵が無いんだな。

 指宿スカイラインは薩摩半島観光のメインルートなることが観光ガイドに乗っているので、さぞ、景色も良く、走りやすい道なんだろうなと思っていたら、意外や意外、結構なワインディングロードで、景色よりも走り重視か。途中にある展望所は朝方は朝日を浴びた鹿児島湾がボチボチ綺麗だが、朝方は逆光の為桜島の眺めはそれ程良くない。

 そんな指宿スカイラインは有料区間が頴娃(えい)ICで終わるが、実はハイライトはそこから始まる。道幅も広くなり、景色もぐんと良くなる。タダの区間のほうが良いなんて、今までの有料区間はなんだったの?と思えるくらい。個人的には有料区間は時間短縮の為と思った。時間に余裕がある人は有料区間を走らんでも良いと思う。
指宿スカイラインの展望スペース「スカイぱれっと」。朝方は逆光となって景色はイマイチ。 指宿スカイラインのハイライトは有料区間が終わってから。道も有料区間よりずっと良く、景色も良い。なぜだ?

 指宿スカイラインを走りきると、池田湖にぶつかる。池田湖はなかなか大きな湖で、GWの頃は湖の湖畔に咲くポピーの花が美しい。花畑越しに池田湖、開聞岳が見える構図はは開聞岳が引き立ち、なかなか綺麗なので、お勧めかな。
池田湖はポピーが満開でとても綺麗だった。天気も良く、池田湖越しに見る開聞岳も素敵だ。

 池田湖からは県道28号を開聞岳方面へ。近づくにつれ、どんどん大きくなる開聞岳が登山意欲を掻き立てる。今日はずっと天気が良さそうだな。

 県道28号を真っ直ぐ行くと、R226とぶつかるが、構わず真っ直ぐ行くとそのまま登山口へと着く。うーん、分かりやすい道だ。
田んぼに映ったダイヤモンド開聞岳。なんちって。綺麗なひし形になるのは形が良い証拠。

 登山装備に着替え、早速登山開始。なつかしい。前回開聞岳を登ってからもう5年になるのか。相変わらず景色の見えない9合目までの登山道は好きになれなかったが、9合目からは景色も見えて素晴しい。

 前回はガスしか見えなかったが、今日は青い空と青い海、地平線に伸びる海岸線がしっかり見える。海岸から立ち上がっている山ならではの景色はちょっとした天空の散歩気分。実に気持ち良い。良い登山だった。やっぱ晴が一番だ!
開聞岳にて天空の景色を楽しむ。素晴しい晴天の下、まったりとした時間を過ごす。うーん、贅沢。

 登山が終わってからは開聞岳周辺めぐり。開聞岳をぐるっと周る道路はのんびりしていたが、思ってたほどは良くなかったかな。海があんまり見えんのがちょっと不満かな。

 雑誌などでおなじみの暗いトンネルはツーリングマップルだと「所々にあるトンネルが少し怖い・・」と書かれているが、実際には麓自然公園側の入り口?からすぐにある2つのみ。所々ではない。

 そのトンネルは確かにおっかない。暗くて、おっかないのはもちろん、狭いのがおっかないのだ。想像していたよりもはるかに長く、途中で車どうしでかち合ったときなど悲劇だろう。こんな時、バイクでよかったと思うな。やっぱバイクは機動力バツグンだ。

 この日はいろんなところから開聞岳を眺めた。雑誌などで有名な富士見PAから見た開聞岳は海岸との構図が素敵だ。開聞岳は綺麗な円錐形をしているからどこから眺めても美しい。
おどろおどろしいトンネル。実はかなり長い。500m位はあったかな。車で進入するのはかなりの勇気がいるな。 海岸沿いから眺める開聞岳。今日は開聞岳に尽きる。どこから見ても美しい。

 開聞岳を後に、次なる目的地「野間半島」を目指す。まず、枕崎までは広域農道で。広域農道はどこの県でも走りやすく良い道だ。指宿から枕崎市にかけてはお茶の生産が盛んで、広域農道の両側は茶畑が沢山あった。一面の緑の茶畑はとても綺麗で、ついつい寄り道して時間を食ってしまった。でも、寄り道はやめられんよね〜。

 枕崎市からはR270→県道271とつないで野間半島を目指す。県道271は狭いかと思いきや広く快適な道だった。お勧め。
茶畑と開聞岳。指宿から枕崎にかけての地域はお茶の生産が盛ん。広域農道沿いには一面の茶畑。気分良い。 意外に走りやすかった南さつま市 久木野から大浦に抜ける県道271。地図ではわからんなー。

 R226にぶつかってからはR226を野間崎方面へ。R226は綺麗で走りやすい道で、景色もすこぶる良かった。野間崎近くはさすがに細かったが、とても良い道だ。

 野間崎に行こうと思ったのは岬先端に風車があると聞いてのこと。ところが、途中の道路から見ると、思ってたほど風車は大きくなく、また、数も少ない。結局、広域農道の寄り道がたたって、せっかく野間崎に行ったにもかかわらず、風車は見ず終い。キングオブ中途半端の称号を持つ俺らしい。
野間崎に向かうR226は走りやすく景色も良い道。ただし、野間崎より南は細い。 野間崎の付け根から見た海岸線。外海らしく、荒々しい。

 夕日に照らされた美しい大海原を見ながら鹿児島市へと帰っていく。本当にR226は景色が綺麗な道だ。

 帰り道はとても分かりやすかった。県道20号にぶつかってからは県道20号をずっと行けば鹿児島市に戻れる。最近、道に迷いやすくなった伸二郎には単純なルートはとてもありがたい。

 難なくホテルに戻って、今日は風呂に入る前にまず夕食。昨日のリベンジって去年もリベンジしてたっけ。進歩無いな俺。

 まー、何はともあれ、今日はちゃんとやっている。うれしいね。店員が去年とは少し替わったように感じたが、ラーメンの味は相変わらず最高だ。大満足で店を後にする。三平ラーメンの元祖黒味噌ラーメンはスーパーお勧めだ。
R226から見た夕日に輝く海。高台を走るR226からは海の大きさが実感できる。 今日はちゃんとやってるね。うれしい。
黒味噌 元祖 濃い目ラーメン。やっぱり旨い。濃厚な味噌に麺が良く絡んで最高だ。個人的に鹿児島でイチオシ!

 ホテルに戻って、風呂に入ってくつろぐ。天気予報を見ると、明日、明後日と天気が悪そう。明日は天草に行く予定だが、一瞬、明日は鹿児島市でウダウダ過ごそうかと思ってしまった。でも、もしかしたら晴れるかもしれんと時々登場する楽観主義な自分に後押しされ、天草行きを決定。明日晴れんかな〜。。。おやすみのすけ。。。





No.1 | No.2 | No.3 | No.4 | No.5 | No.6 

バイク中国・四国・九州トップへ戻るバイクトップへ戻る