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九州'08 GW (屋久島を目指して)


 のんびりと朝食を取り、出発準備。もしかして回復してるんじゃない?とテレビの天気予報を見るが、やっぱり曇り・雨予報。まー、しゃあない。晴れることを信じて出発だ。

 まずは天草に渡るフェリー港のある長島町を目指す。出水市までは快走のR328。田舎道から幅広な登坂路を持った峠道まで、いづれの区間も快走できる、お勧め路線だ。

 出水市で県道374→R504→R3→R389とつなぎ、急潮で有名な黒之瀬戸にかかる橋を渡ると長島町だ。長島町は外海に面しており、さぞかし景色が綺麗かと思いきや曇りがちな天気のせいか、あまり綺麗でなかった。天気は重要だね。

 途中、トイレ休憩の為に道の駅に寄ったほかは特に立ち止まることも無く、蔵之元のフェリー乗り場についた。フェリー乗り場は国道の終点という実に分かりやすいものだった。フェリーは1時間に1本位の本数だが、船が小さく、GWは1回では乗り切れず、次の便を待つこと必至だった。1時間30以上暇になるから、GWは便数増やして欲しいな。
道の駅「ポテトハウス望陽」は特になーんも無かった。しいて挙げればこのぽんぽこコンビくらい。。。 蔵之元から牛深へ渡るフェリーは収容能力が小さく、GWは順番待ちが出来る。1時間30分以上の待ちも。。。不便。

 船は大体40分で対岸の牛深港に着く。到着して、さあ走り出すかと言うタイミングでパラパラと雨が降ってきて、そのまま本降りに。うーん、こんなはずでは。。。

 気を取り直し、とりあえずはご飯を食べに行くことにする。昼ご飯はツーリングマップルで紹介されていた大江天主堂近くにある「メーンの盛」だ。場所は大江天主堂の本当にすぐ近く。

 お店は小さく、いかにも家族経営ですって感じだ。連休で帰省しているのかわからないが、子供からおばあちゃんまで一家総出で厨房にたって遊んで(ちょっと手伝って)いた。

 注文したのはちゃんぽん。大江ちゃんぽんは具が多いという評判どおり、野菜の具沢山ちゃんぽんだった。味はあっさり優しく、始めは薄いかなと思うが、食べ続けているとだんだんちょうど良くなってくる。好みはあるだろうが、まーまーだと思う。
メーンの盛で食べたちゃんぽん。具沢山で優しい味だった。長崎で食べたものに比べ野菜の量が多いのが印象的。

 ちゃんぽんの味にも満足だが、もう一つ、満足なのはその値段。600円と言う、最近ではあまり見ないお得な値段。なかなかお勧めです。

 メーンの盛を後に、すぐ近くの大江天主堂を見物しに行く。丘の上に建つ白亜の教会はロマネスク式という建築方式。直線基調の外観と内装は平戸にあるカトリック紐差教会に似てるかな。綺麗だが、内部の撮影禁止なので伝えられない。非常に残念だ。
家庭的で値段も安い。ありがたいこっちゃ。 大江天主堂。白くて綺麗な教会。中は撮影禁止。残念。

 大江天主堂のお次は崎津天主堂。今日のメインはこの天草教会めぐりだ。まー、といっても2つだけど。

 崎津天主堂はロケーションが面白い。いかにも日本風な漁港の中に建っているのだ。その外観色のおかげなのか、わからないが、漁港の風景に溶け込んで違和感が無いのが面白い。

 建物自体はゴシック風と言うトンガリ頭が印象的な外観と曲線基調の内装が印象的だ。ただ、こちらも内部撮影禁止。うーん、非常に残念。
漁港に教会があるちょっと変わった風景。崎津天主堂はこのアンマッチさがおもしろい。こちらも中の撮影禁止。残念。

 教会めぐりを終えたあとはひたすらホテル目指して走る。天気が回復しようもんならちょっと観光をなどと思っていたが、雨は絶え間なく降り続き、どこにも立ち寄る気にもならずひたすら走る。

 ところで、天草はGWはいかんね。島から島へと渡るのは一つしかない橋を渡らなければならず、道が限られる。そのためか渋滞がとてもひどく、結局、松島橋〜天門橋まで2時間も渋滞にはまっていた。やっとれん。GWは朝晩以外ではこの区間は走行しんとこ。
天草パールラインは穏やかな海岸線を走る。 天草パールラインにあって、三角の瀬戸だけは他と異なり荒々しい雰囲気。そしてここが渋滞の中心地。。。

 天門橋から先はすこぶる順調で、今日の宿泊地である宇土センターホテルに着いた。GWの最混雑日に予約が取れるのが納得できるちょっと駅から外れた立地と古さは安い値段につながっているから良しとしよう。

 夕飯はホテルの隣にある料理店で。数多くある「おすすめ」と書かれたメニューから選んだのは刺身御膳と近海サバフライセット。合体した定食と思いきや、刺身定食に単品のサバフライがついたもので、ボリュームがとても多かった。

 最近、胃袋の小型化が進んでいる伸二郎にはちと多すぎたかな。肝心のお味はボチボチか。白身の刺身はやや身が垂れていたものの、甘く濃い醤油との相性は良く味は良い。サバのフライは臭みも無く、味よりも柔らかくて美味しい。お勧め。サバは案外フライに向くと初めて知った。
泊まった宇土センターホテルにあった料理店はとにかく「おすすめ」と書かれた品が多かった。おすすめ多すぎだろ。 刺身定食。ボリュームがあってボチボチ美味しい。久しぶりに刺身を食べたな〜。
あまり身がしまってない感じだったが、味はボチボチだった。甘い醤油は淡白な白身との相性は良かった。 鯖のフライは臭みも無く柔らかくて美味しかった。アジよりもフライに向いてるかも。

 夜は次の日の予定をツーリングマップルを見ながら考える。天気予報によると明日も雨でしかも本降りとのこと。明日の予定は山深い五家荘を走り抜ける予定だが、細く、クネクネした道を雨の中走ることを考えるとちょっと憂鬱になる。いつも通りウダウダ考えた挙句、結論は出ず、まー、行きゃあなんとかなるでしょということで就寝。

 よる、どっかのオジンオバン団体が騒いでいて、壁、ドア供に薄い古いホテルの遮音性の悪さが響いた。まったく、うるせー連中だ。ジジババは周りに対する気遣いまでもが衰退しててうっとおしい。

 いつもより弱い耳栓をつけて、我慢して寝る。強力な耳栓持ってこりゃ良かったな。。。





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