猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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東京ディズニーリゾート
(御前崎、牧の原、遠州大砂丘)


 朝目覚めると外はどんよりしている。しかし、雨は降っていないようだ。雨降り後だからだろうか、かなり寒い。カッパを着込み出発する。早朝の道は車が少なく、すいすいと走り、出雲大社に着く。駐車場は無料。参拝料も無料。出雲大社なかなか太っ腹でないか。他の神社、寺も見習って欲しいもんだ。

 出雲大社は早朝とあり、ほとんど人がいなかった。御本殿には入ることができなかったが、それなりに雰囲気を楽しめてよかった。また、隣にある神楽殿はありえんくらいに馬鹿でかいしめ縄がとても印象的だった。

 出雲大社のあと、荒々しい岩礁帯に建つ白亜の灯台が美しい日御崎に行く。日御崎灯台は石積みの灯台としては東洋一で、晴れた日には日本海の青とのコントラストが美しい。が、この日はどんより曇っていてキレイでなかった。また、早朝で見学時間外であり、灯台の内部を見学できなかった。ここは晴れた日の昼に来るのが良いだろう。
出雲大社。想像していたよりも静かで良いところだった。規模は思ってたより小さめかな。 出雲大社神楽殿はしめ縄がめちゃんこでかい!どーやって作ってんでしょ?
日御崎灯台はどんよりした天気でイマイチ。晴れた日に来たかったな。 おまけに灯台見学は時間外でできず。ま、天気悪かったからこの方が良かったかもしれん。

この日は秋吉台を見ることがメイン。R9を山口方面に向かうと道路標識で山口が200km以上あると書いてある。こりゃ、想像以上に遠いな。

 益田市でR191に曲がり、ひたすら西進していく。天気は回復してきたが、風邪が強く、冷たい。強風で白波立つ日本海はとても美しかったが、その強風のせいでひどく寒い。こんな時、バイクは辛いね。

 寒さに凍えながら走っていくとようやく山口県に入った。おなかも空いてきたので暖を取ることをかねて道の駅「ゆとりパークたまがわ」内のゆとり茶屋でお昼にする。

 食べたのはチキンカツ定食。柔らかいチキンカツがとっても美味しかったです。また、ここは定食のご飯と漬物、味噌汁がセルフとなっており、食べたいだけ食べれるのでいっぱい食べたい人にお勧めです。
道の駅ゆとりパークたまがわ。ほのぼのとしたとこです。 道の駅内の「ゆとり茶屋」で食べたチキンカツ定食(1000円位だったような)。柔らかいチキンカツがとても美味しかった。ちなみに御飯、漬物、味噌汁は食べ放題です。
R191沿いでの一枚。白波立つ日本海は濃い青色でキレイだった。しっかし、今日は寒いな。

 海沿いの美しい景色の中、走っていくと、ようやく萩市に着いた。長門市三隅町より県道28号に曲がり、いざ秋吉台へ。途中、棚田などを見ながら山道をのんびり走っていると、急に視界が開けた。そこには今まで走ってきた森の中の風景からは想像もつかない景色が広がっていた。

 木々の生えていない緑の山に白い石灰岩がちりばめられている。とても開放的で気持ち良い風景の中、のんびり風景を楽しみながら走る。途中の駐車帯でバイクを止め、景色を楽しむ。いつの間にか快晴となったそらと一面の石灰岩台地。秋吉台は想像していたよりもいいとこだな。
県道28号沿いにあった棚田。ちょうど田植えの季節だった。 石灰岩台地広がる秋吉台。木々の生えない山はとても気持ちがいい。
気持ちの良い青空と、開放的な石灰岩台地。秋吉台はとても気持ちよく、おすすめ。

 秋吉台は石灰岩の土地であり、雨により容易に侵食を受けてきた。その結果、秋吉台に沢山の鍾乳洞が生まれた。その中でももっとも有名なのが秋芳洞だ。秋芳洞は秋吉台の地下100mにある鍾乳洞で、見学コースの長さはなんと1kmもある。入り口は北端の黒谷口、真ん中の秋吉台エレベータ口、南端の秋芳洞正面入り口がある。今回はもっとも利用されている正面入り口から入った。

 正面入り口は駐車場より、観光街を300mくらい歩いたとこにある。鍾乳洞入場料1200円(ちょっと高いな)を払い、森の中を少し歩くと、岩場の割れ間に道が入ってく。「おおっ、入り口はずいぶんかっこよろしいんだな。」
秋芳洞正面入り口へは駐車場より土産屋の通りを300mほど歩いていく。
さらに森の中を少し歩くと、ようやく鍾乳洞入り口となる。 鍾乳洞入り口はなかなかかっこよろしい。期待できるね。

 秋芳洞内に入るととても広い空間が広がっていた。鍾乳洞内を流れる川はちょろちょろした小川でなく、水深が結構ありそうな立派な川だ。こんなにも広いなんて想像もつかなかったな。鍾乳洞内はポイントごとにボタンを押すと音声案内が流れる仕組みとなっており、ガイドブックやガイドさんが不要でいい。

 しばらく進んでいくと、金田一耕助の映画でおなじみとなった百枚皿という場所に出た。それにしてもなんとも不気味な形だ。一人でいたらさぞかしビビッてしまっただろうな。

 この後、鍾乳洞の端まで行き、引き換えして入り口に戻る。秋芳洞も想像していたよりもはるかに広く、良かった。ちょっと値段は納得いかないけどね。
中はとても広く、驚いた。ほんとにびっくりする広さです。 奥の方は少し狭くなり、岩がごつごつしている。
金田一耕助の映画ではこの百枚皿がかなり恐ろしく見えたっけ。実物も実におどろおどろしげです。

 秋芳洞を後にこの日泊まる予定の山口のYHに向かう。今日泊まるのは山口市の中心にあるYH「パルトピアやまぐち」。YH発行の冊子の地図が分かりにくく、辿り着くのに時間がかかった。たくっ、地図は分かりやすくかけっちゅーの。場所はR9沿いです。写真の建物が「パルトピアやまぐち」なので参考に。

 この「パルトピアやまぐち」は公共の宿で、YHを併設している。そのため、部屋はホテルみたいにキレイで広い。この日は写真の部屋に2人しかいなかったので快適そのものだった。館内1Fにはレストラン「一膳」が入っている。当日はここで食事を取ったが、個人的に、今回の旅の中で一番旨かったと思う。

 私が食べたのは季節サービス定食の煮魚定食。この定食は1100円とお手ごろな値段ながらも、煮魚、刺身、天ぷら、煮物、茶碗蒸しとおかずの数が多く、そのどれもがとても美味しかった。刺身は身がぶりぶりで良い、煮魚は甘辛い味付けが良い、天ぷらはプリッとした中身と、味の良い天つゆが良い、ととにかく大満足だった。パルトピアに泊まったら1Fの一膳にいっとくべし。
パルトピアやまぐちは公共の宿にYHが併設されているもの。R9沿いにあるこの建物です。 さすがに公共の宿をかねているだけあり、室内のレベル高いです。YHの値段でホテル気分。お勧めです。
パルトピアやまぐちの1Fにある一膳で食べた煮魚定食。この旅で一番美味しかった。個人的にすごくお勧めです。 同じく一膳で食べたアオリイカの刺身。美味しかったが、一人で食べるには量が多く、最後はちょっと飽きてしまった。





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