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構造変更
2012年6月15日


バイクの大きさや重さ、排気量が一定の枠を超え変わった時には検査を受けて車検証の項目を修正登録しなければならない。この検査が構造等変更検査、略して構造変更。

構造変更が必要になるのは下記の様なとき。
・排気量が変わった場合、
・大きさが一定以上変わった場合(長さ±3cm、幅±2cm、高さ±4cm)、
・重さが±50kg以上変わった場合

手続きや検査内容は車検とだいたい一緒。かかる費用も車検とほとんど一緒(300円差)。

なじみがないから難しい気がするけど、簡単だから、「車検があるからハンドルとか戻さなくちゃ」とか考えている人は構造変更をお勧め。もちろん、法的に問題ない改造レベルの話だけどね。

なお、構造変更は「構造を変更した状態で検査(車検)を受ける」ので、次の車検は構造変更をしてから2年後となる。


ここからは具多的な構造変更の流れ。

まず、構造変更の日時を予約。車検と同じく検査の予約はネットで行う

構造変更に必要なものは
・自動車検査証(車検証)
・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
・自動車税納税証明書(5月くらいに送られてくるやつ)
・認印
・申請書類一式・・・車検場でセットで購入(25円)
  自動車検査票
  点検整備記録簿
  申請書(2号様式)(★)
  手数料納付書
  自動車重量税納付書
・お金(5800円)・・・初年度登録年により異なる

車検と異なるのは★印を付けた用紙くらい。
車検場に付いたら受付に予約Noを告げて、事前に用意した書類を渡す。
すると、必要書類があることをチェックした上で、車検(構造変更)の流れが書いてある説明書と用紙をくれる。

この説明書通りに窓口を回って手数料、重量税の印紙、あと点検整備記録用紙(当日書く場合のみ)をもらう。

その上で、用紙を記入していく。また、用紙には必要箇所に先ほど購入した印紙を貼って、窓口に出す。

こんな感じで書いた。

自動車検査票
点検整備記録簿(本当は事前に書いて持ってくる。用紙は書式不問)
申請書(2号様式)
手数料納付書
自動車重量税納付書
構造変更の検査は車検とほとんど一緒で、
まずはランプ類、ホーン、ボルト緩みなどの検査。
この時、構造変更箇所についてどこを変えたか確認される。
次いで車検の検査ラインでメーター、ブレーキ、ライトの検査。
メーター検査の前に前輪検出式か、後輪検出式かを選ぶ。
伸二郎は「そりゃ前輪式でしょ」と前輪式を選んで検査に行くが、ローラーが回りだしてもメーターちっとも反応せず。
うぬぅ、883は後輪検出だったか。。。

「こりゃ、検査やり直しだな。また順番待ちか。。。」

とがっかりしていたが、
てきとーにフットスイッチを離すとなんと「メーター○」の判定。
うーん、ミラクル。。。

各検査が終わるたびに自動車検査票の表面を検査結果打刻器に入れて結果を印字する。
その後、ブレーキ、光軸をクリアして、排ガス検査へ。この排ガス検査は車検時には無く、構造変更ならでは。

お初の経験なので、ちょっと戸惑ったが、どうやらこの検査機器(プローブ)をマフラーに差し込めば良いみたいだ
883のマフラーは2本出ているが、プローブを指すのはどちらでもいい。伸二郎は前側のマフラーに指して検査した。
マフラーにプローブを差し込むと検査が始まり、この様な機械のモニターの数値が変わって行く。やがて検査が終了したのか、数値が変わらなくなり、
排ガス検査の打刻機近くの表示が「検査中」から「プローブはずす」に変わったら検査終了。車検
検査票に結果を打刻して、車体の測定ラインへ。この車体の測定も構造変更のみのもの。
車体長さ、高さ、幅、重さを係員、検査機が測って、その後、変更した部品などの確認を一緒に行う。

検査結果はこんなん。
すべての検査が終わったら、窓口で検査結果の書類一式を提出して新しい車検証とシールをもらう。

シールをナンバープレートに貼ったら終了。車検とほとんど変わらないでしょ?
ちなみに今回かかったお金は
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自賠責保険(24ヶ月):14110円)
重量税:3800円
検査手数料:2000円
用紙代:25円

合計 19935円。
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あら、2万円かかってない。かなりお得だったな〜。

構造変更、特に難しくないし、安いから、改造を戻すより、自分で構造変更受けたほうが良いと思うな〜。


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