猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その3
フランスへ


4/29
5:30起床。今日はユーロスターに乗ってドーバー海峡を渡りフランスへ行き、アミアン観光の後パリへ行く予定だ。

ご飯を食べ、荷物をまとめ、2日間世話になった兄の家を出発。とても快適な2日間だった。ご飯もごちそうになったし兄には感謝だ。

駅で兄に別れを告げると地下鉄に乗り込みセントパンクラス(St Pancras)駅へ向かう。地下鉄を降り、ユーロスターのホームがあるSt Pancras International駅へ歩いていく。地下鉄名古屋駅からJR名古屋駅の新幹線ホームに行くようなイメージだ(わかるかな?)。

地下鉄駅からの道は案内掲示が適所にあってわかりやすい。
案内掲示に従い進むとユーロスター(Eurostar)の改札へ。まずは改札を乗車チケットで通る。チケットは前もってネットで買ってプリントアウトしてきた。鉄道のチケットも事前にネット購入できるから現地でおろおろせずに済む。良い時代になったもんだ。
チケットはこんな感じ。改札の探知部分にバーコード部を当てて読み取らせればOKだ。
改札の次は荷物検査。鉄道とは言え、国をまたぐので飛行機同様に出入国手続きや手荷物検査があるのだ。

これらの検査があるので、普通の鉄道よりも早めに改札に来なければならない。大体1時間前までには改札に来ることが鉄則だそうだ。
手荷物検査の後は「イギリスからの出国審査」と思っていたが、次にあるのは「フランスへの入国審査」だ。

ユーロスターをイギリス(セントパンクラス)から乗る場合、出国審査は無いのだ。またフランスへの入国手続きはフランス国内でなく、ここで行われるのだ。初めてだとわかんないよね。

それを知らず、この検査を「出国審査」を思いこんでた伸二郎は、いつになっても「入国審査がない」と勘違いして心配で動揺してしまった。みなさんお間違えないよう。。。
入国審査を終えると、広いロビーに出る。ホームは上階にあるが、出発10分前にならないとホームに上がれない。それまではここでくつろいで待つのだ。

ロビーには喫茶スペースもあり、小腹の空いた伸二郎一行はここでしばし食事休憩。ちなみに、ここの支払いは£でした。まー、イギリスだからな。
時間になり、ホームへあがる。席はもっとも後の車両だったので長いこと歩いて大変だった。なお、自分の乗る車両はチケットの「COACH」という欄に書いてある。
ユーロスターの乗車席はまー普通かな。日本の新幹線にほとんど乗らないから差はわからないが、気圧の変化は激しく、耳が詰まることが多いのを除いてはボチボチ快適だと思う。
列車は淡々と走り、ドーバー海峡を越え(海の下だが、普通のトンネルとの差はわからない)、1.5時間ほどでフランスのリール(Lille)に到着した。

リールから次のアミアンへ行く列車の出発時間までは1.5時間程あり、リールで少し観光をする予定だ。

まずはユーロスターの到着駅から観光名所のある市中心部へ向かう為、地下鉄を目指す。地下鉄はフランスでは「メトロ(Metro)」と言い、「M」、であらわされる。

案内板を頼りにメトロのホームに向かうが海外個人旅行初めての伸二郎はかなり手間取り、へたっぴな英語で駅員に聞きながら何とかたどり着く。ふぅー、駅に向かうのも一苦労だ。でもこのテンパり感がまた海外旅行をしてるって感じで好きだ。。。
ようやくメトロの入口っぽいところに着いたが、今度は切符の買い方が良くわからない。他人の見よう見まねでなんとか買うことに成功。フランスのチケット販売機は硬貨とクレジットカードしか使えなかったりで結構戸惑う。
さらに驚きだったのが改札。リールのメトロの改札は扉が無く、線と改札機があるだけ。「えっ、入れちゃうじゃん?」と思うが、なんらかの方法でチェックしてるんでしょ。

メトロに乗るにはこの改札機に先ほどの切符を入れて打刻してからのること。ちなみに、日本と異なり、出口では切符を出す必要なく、そのまま通れる。ちょっと不思議な感覚だが、なかなか合理的だと思う。
リールで観光するつもりだったが、駅から出るとあいにくの雨。一気に観光する気が無くなり、メトロに戻り、アミアン(Amiens)への電車のホームがある国鉄SNCFのリール・フランドル(Lille Flandres)駅へと向かった。アミアンへの列車駅はユーロスターの駅(リールウーロップ Lille Europe)と異なるので注意。

リール・フランドル駅に着くと小腹が空いてきたので飯屋を物色。駅にパン屋があったのでそこでパンを買うことに。フランスではパン屋(&サンドイッチ屋)がとても多く、手軽にお腹を満たせる場所として重宝した。

ぎこちないフランス語であくせく買っていると、隣のフランス人のマダムが英語で通訳してくれた。メルシー(ありがとう)マダム。。。
なんとかパンも買うことができて、あとはアミアン行の列車に乗るだけだ。チケットはネットで事前購入してきたが、チケット発行は自宅プリントは使えず、このSNCFの券売機で発行する。

この券売機、なかなか使い勝手が良い。何せ英語が選択できるから。言葉は聞き取れないが、読むのはある程度できるので安心だ。方法は別途述べるが、ざっくり言うと予約番号を入れるだけ。これは簡単だった。
SNCFには改札口が無い。駅に着くとそのままホームに行けて、列車に乗れてしまう。しかし、切符の打刻は必要で、それをするのがホームにあるこの黄色の機械。この機械に切符を突っ込むと打刻されるのだ。
下が打刻前、上が打刻後。バーコード部の左に文字が打刻されているのがわかるかな?列車に乗るときに打刻しておかないと怒られるらしいのでお忘れなく。
リールからアミアンに向かうSNCFのTER(日本で言う特急列車みたいなもん?)。なかなかかっこいいでしょ。2階建てで1等、2等車がある。
伸二郎達が買ったのは2等。綺麗だったし、乗っている人も少なかったせいか、ユーロスターよりも快適だった。
アミアンまで1.5時間のまったり電車旅。どんな景色が待っているのかちょっと楽しみだ。


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イギリス、フランス旅行2012年GW

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