猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その6
パリと言えばノートルダム


4/30
5:00位に目覚めてお風呂に入る。シャワーの音で母ちゃんは目覚めてしまったみたいでちょっと不機嫌だ。ごめんごめん。

7:00ぐらいになると嫁も起きだし、ボチボチ準備。朝ご飯を食べて8:30ぐらいに出発。

まず、「ナヴィゴデクーヴェルト(Navigo Decouverte)」という1週間のフリーパスを買おうとチュイルリー駅に行くが、売ってなくて隣のパレロワイヤルミュゼデュルーヴル駅(Palais Royal Musse du Louvre)で買うことに。ナヴィゴは少し大きめの駅(リンク左欄)でないと買えないみたいだ。

ナヴィゴを買うには顔写真(縦30mm×横25mm)と発行手数料5ユーロが必要。さらに使いたいゾーン、期間に合わせたチャージが別途必要。伸二郎達はゾーン1-2で1週間だったので、手数料と合わせて24.15ユーロだった。

写真と料金を窓口で渡すと写真を貼って、料金をチャージして、プラスチックケースに入れて渡してくれた。これは自分でやる場合もあるとか。窓口の人の親切さ?によって違うんかな。

ナヴィゴはバス、メトロ、RER共通で非接触式の為、とても便利。落とさないように伸二郎達はさらに首からかけるカード入れに入れて使った。ナヴィゴはたまに反応しないときもあるが、窓口に話せば通してくれる。
さて、ナヴィゴも買ったし、最初の目的地であるノートルダム大聖堂(Cathedrale Notre-Dame)に行くか。ノートルダムはシテ島(Cite)というセーヌ川の中洲にある。

メトロのシテ(Cite)駅で降りて5分ほど歩くとノートルダム到着。時刻は9:00ちょい過ぎ。

アミアンもデカかったが、ここもデカいな。
西側正面入り口には歴代王かな?彫刻がたくさんある。大きさもそうだが、彫刻の美しさもノートルダム大聖堂の特徴。
聖堂内への入場料は無料。中はアミアンよりも厳かな感じ。柱から美しいカーブを描く側壁と天井、電灯の光が作り出す美しい景色にしばし見とれる。
個人的に特に惹かれたのが柱と電灯の光。

柱にも彫刻が施され、のっぺりとしていない。ろうそくを模した電灯は柔らかい光で聖堂内に光と影のメリハリを与え、その向こうにはステンドグラスのブルーの輝き。なんだかいいじゃない。
ステンドグラスもまた美しい。

圧倒的な量に加え、その一つ一つが繊細で美しい。ステンドグラス手前にある彫刻とのバランスも良い。
上を見ればスケールの大きな景色が広がる。大きく、美しいバラ窓のステンドグラス、美しいアーチを描く天井と側面に並んだステンドグラスが規模と美しさで魅せてくれる。

パリのノートルダム、さすがノートルダムの総本山だけあって素晴らしい。
ノートルダムの美しさに満足して外に出ると順番待ちのながーい行列が。朝イチに来ておいてよかった。
ノートルダムのお次は同じシテ島内にあり、ステンドグラスの美しさで有名なサントシャペル(Sainte Chapelle)に行こうとするが、入口には順番待ちのながーい列。

こちらは入場料が有料であり、入口のチェックなどに時間がかかるのか、進みも遅そうなのでパス。パリの有名どこはどこも人気で順番待ちは普通みたいだ。
仕方がないので、ちょっと早いけど、お昼ご飯のお店に移動することに。メトロに乗って2つお隣のオデオン(Odeon)駅へ移動。

ここの路線の電車はタイヤがついていた。レールの上をどうやらタイヤで走っているようだ。その為か、加減速が良く、体が振られやすかった。
パリのメトロは基本的に出るときは切符が必要ない。ドアとかを手で押して出る仕組み。リールの時と一緒だな。
この日のお昼はパリのビストロ(日本で言う割烹のような高級店でない普通の食事処。町の定食屋?)の人気店「ル・コントワール (le Comptoir)」。お昼時には開店前から行列ができる。

伸二郎達は開店30分前に行って2番目に並んだ。この日は15分前くらいなら開店と同時に店に入れたっぽいから早く入りたい人は開店15前にはいくことをお勧め。
12時ちょい過ぎに開店し、席に着く。さー注文するかと思ってびっくり。なんとメニューはフランス語オンリー!英語のメニューをくれと言うが、無しとの回答!

「人気店だから英語も併記してあるでしょ。」なんて軽く考えていた伸二郎は大ショック!
それでも、ガイドブックのフランス料理のページに似たようなものが無いかとか調べ、理解しようとするが、全然役に立たない。

30分考え(長すぎ!)結局、適当にメニューを指さしてこれ、これ、と注文。ル・コントワールに来ようと思ってるあなた、かなり難易度高いので覚悟すべし!(そのうちここで日本語訳したメニュー載せる予定・・・)。

まず、前菜(アントレ Entrees)が出てきた。これはブーダンのテリーヌ(豚の血のソース?のテリーヌ)なかなか美味しかった。添えてあるのはキャベツでなく、リンゴのスライス。

料理名は「Terrine de boudin noir bearnais Pommes en salade(豚の血入りソーセージのベルナス仕立てのテリーヌ? と リンゴのサラダ かな)。ベルナスソースは白ワイン、タラゴン、シャロットのソースだとか。
母ちゃんが頼んでたのはラタトゥイユと生ハム。こちらは普通に美味しかった。

嫁が頼んだのは「Croque-Monsieur vache qui rit dinde fumee」。なんのこっちゃか全然わからんかったけど、要はクロックムッシュー(ハムとチーズを挟んでさらに表面にもチーズを載せて焼いたトースト)。

vache qui ritは訳すと「笑う牛」で、日本では「Kiri」の名前でおなじみのチーズメーカーのチーズ。dinde fummeは七面鳥の燻製。七面鳥の燻製と笑う牛のチーズを使ったクロックムッシューてこと。これは難しいよ。。。

お味はとても美味しかったのでおすすめ。
メインは何が来るんだろうと他の人の料理を見ていると、美味しそうなのに混じってマグロの刺身っぽいものも出てきている。

「あれは日本で食べれるから頼まないだろっ」て思ってたら来たよ自分のところに!

味も特別美味しくなく(別にまずくもないが)、無念極まりない。メニューが読めないってとっても残念なことなのね。。。

家に帰ってからメニュー写真見たら、「Sashimi de thon ・・・」。ちゃんと"Sashimi"って書いてあるじゃないか(ローマ字で刺身ってかいてあった)。。。無念。。。
母ちゃんの頼んだのはどうやらマグロのソテーっぽい。味はふつー。

嫁が頼んだのは「Daube joue de boeuf coquillettes et carottes」。牛のほほ肉とパスタと人参のシチュー。

味は好みが分かれる。伸二郎はいまいち。嫁と母ちゃんは美味しいと。
既にお腹いっぱいだったのでデザート(デセール Dessert)は頼まないでおこうと思っていたら他のテーブルに来たイチゴのタルトがとても美味しそう。

メニューを見てイチゴ(フレーズ Fraises)の文字が入ったものを注文したが、確かにイチゴいっぱいだが、別のもんが。。。お味は大人向けのお酒の強い感じで好みで無く・・・。メニューが読めないって大変ね。。。
少し残念な気持ちでお会計(ラディシオン L'addition)を済ませ、店を後に。会計は3人で120ユーロだった。定食屋クラスって考えたら少し高いよな。。。

前菜までは良かったが、メイン、デザートでイマイチな結果になって残念。やっぱりメニューが読めないのはキツイ。もし、再度来る機会があったら前々日くらいにメニューを写して全部訳して、注文するものをあらかじめ紙に書いて来てやる。ふんぬー!

でもまー、次の機会はずいぶん遠いってゆうかない気もするが。。。


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イギリス、フランス旅行2012年GW

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