立山黒部アルペンルート　室堂～黒部ダム

東京ディズニーリゾート

　室堂を歩いた後、トロリーバス、ロープウェー、ケーブルカーと乗りつないで、黒部ダムに行ってきた。トロリーバスはずっとトンネルの中を走るバスで、電車のような、バスのような不思議な感じ。ロープウェーは素晴らしい展望の中を行く。
　黒部ダムは高校の修学旅行以来でじつに久しぶりだ。高校のときよりもはるかに素晴らしく見え、大満足。黒部ダムはなかなかお勧めです。

お昼は立山センターに隣接するホテル立山の和食堂「たてやま」で食べた。この日は通常期のメニューと異なり、特別メニューのみの設定となっていた。私が食べたのは鮭あぶり丼定食、嫁はから揚げ定食。鮭あぶり丼は少しボリュームに欠けていたのと、ちょっと焦げっぽかったのでイマイチ。あと、サラダというのも好きでない。和らしく、おひたしなんかにして欲しかった。嫁が食べた唐揚げ定食は普通に美味しかった。　食事の後、トロリーバスに乗り大観峰を目指す。トロリーバスは電車のように上を走る電線から電気を受け、それを動力にして走るバス。バスといわれるゆえんは、電車と違いレールが無いことによる。トロリーバスはこのアルペンルートにしか存在しない珍しい乗り物なのだ。　さて、トロリーバスは立山の直下を貫くトンネルをなかなかの速度で走り、10分ほどで大観峰に着いた。

室堂の喫茶店で食べた鮭あぶり丼。なかなかのあぶり具合で、ちょっと端っこが焦げっぽかった。もう一つ。	嫁が食べたから揚げ定食。から揚げは普通に美味しいが、もう一品量のあるおかずが欲しかった。

トロリーバスは狭いトンネルの中をなかなかのスピードで進む。なんだか不思議な感じ。	トロリーバスは立山の真下を突き抜ける。トンネルには立山直下を示す電灯があった。
大観峰はロープウェーの立山側終点に当たるところで、北アルプスと黒部ダムの眺めが素晴らしいところ。この日も雪化粧の北アルプスの山々がとてもきれいだった。ただ、黒部ダムは手前に積もった雪で見えなかった。　展望台から降りて、土産屋を見るとちょっと面白そうなものが売っていた。アルペンルートのバウムクーヘンがあったのだ。ぐるっとアルペンルートの絵がかかれたバウムクーヘンはいかにも「アルペンルートに行きましたよ」って感じがして良い。私的にはお勧めです。

大観峰の土産屋で買ったバウムクーヘン。アルペンルートの絵が描いてあり愉快。味はもう一つだったけどお勧め。	大観峰はその名の通り、景色が良いところ。北アルプスの展望が見事です。

大観峰からの景色。北アルプスの見事な山並みが広がる。今回は手前に積もった雪で見えなかったが、雪の無い季節は手前に黒部ダムが見える。（↑クリックすると拡大写真を表示します。）
大観峰からはロープウェーで黒部平を目指す。ロープウェーは素晴らしい景色の中を進む。紅葉の季節などは特にキレイだろう。7分程で黒部平に着いた後、ケーブルカーに乗り、黒部ダムに向かう。この区間、ケーブルカーはずっとトンネルの中を進む。景色は見えないのでちょっと退屈。トンネルの中を進み、5分ほどで黒部ダムに着いた。

黒部平へ向かうロープウェー。見事な景色だ。ダム湖は雪で覆われており、周りと区別がつかないな。	ロープウェーは眺めが良い。紅葉の季節なんて特によさそうだ。

ロープウェーダム側終点の黒部平よりさっきまでいた大観峰（立山方面）を望む。	黒部平からはケーブルカーでダムへ。今回もなかなかの斜め具合だ。
黒部ダムは高校生の時に行って以来じつに久しぶりに来た。高校のときは天気が悪く、ダムはそれほど良い印象でなかったが、この日は素晴らしいと感じた。　こんなに迫力のある景色だなんて思いもしなかった。まるで始めて訪れたかのような嬉しい気分になった。ダム湖は雪で覆われていたが、その景色は周りの山が迫ってくるかのようで素晴らしかった。　また、向かいにででーんとそびえる赤沢岳の岩壁もとても迫力がある。それほど良い印象を抱いていなかった反動で何から何まで感動した。いやー、黒部ダムはさいこーです。
	黒部ダムはとてもかっこよかった。写真ではわからないと思いますが、かなりの迫力です。

この時期、ダム湖の水はまだ凍っているよう。水位も低めだな。それにしても黒部は迫力あるダムだ。
ダムの突堤を渡りきり、ダム湖展望台よりダムを見ることにする。ダム湖展望台は内階段をひたすら登った先にあった。登るまで少し苦労があったが、それに見合うだけの眺めがあった。黒部ダムの全景を初め、向かいにそびえる立山などの眺めが素晴らしかった。黒部ダムまで来てホントに良かった。

黒部ダムのレストハウス。お土産屋などがある。	こんな階段を170段登り、ダム展望所へ。

ダム展望所より黒部ダムを望む。放水は行われていないが、この時期ならではの美しい景色が楽しめた。
しばらくダムの景色を楽しんだ後、来た道を戻る形で室堂へと戻る。日が傾いた道をバスで美女平へと帰る。雪の壁は相変わらず高く、見事だった。美女平からケーブルカーで立山駅へ。満足感に浸りながら車へと戻る。　すっかり暗くなった中、R41で高山まで行った後、東海北陸自動車道で自宅を目指す。自宅には23：30に着いた。ちょっと疲れたが、この2日間は素晴らしい体験ができて満足だったな。

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