猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

春のお出かけ 夏のお出かけ 秋のお出かけ 冬のお出かけ テーマパーク・海外・EXPO グルメ

その6



4/3
今日は曇り空。天気予報も曇りだったしまー、しゃあないか。雨が降ってないだけましだ。

寝ぼけた頭をコーヒーで目覚めさせ、出発。長ーい瀬戸大橋をわたり、橋の途中にある与島PAに立ち寄る。

ここは瀬戸大橋の途中にある島に作ったPAで瀬戸大橋と瀬戸内海の眺めが良い。駐車場もフラットだし、こっちで車中泊すれば良かったな。
再び走り出し、火力発電所の煙がもくもくとあがる坂出港を眺めながら四国再上陸。

そのまま高速を徳島方面へと進み、往路でも立ち寄った津田の松原SAで休憩。時刻は7:50。今日はここで3日続けての朝うどんなのだ。最後までさぬきうどん満喫だね。

さぬきうどんのお国ならではのSAセルフうどん。8:00開店と同時に待っていたお客が並ぶ。みんなうどん好きだね。
ここはまず麺が入ったどんぶり(大、小)を選んでそれから麺をあげかごに入れて温める。
薬味、天ぷらを取ったあと、お会計をして、そのあとでレバーを倒してダシ汁を入れてできあがり。
ほら、美味しそうでしょ。うどん小(290円)+あげ(60円)。

サービスエリアでもしっかり讃岐うどんを楽しめるのは良いね。
津田の松原SAでお土産を物色したあと、再び車を走らせ、東へ。

初日に降りた鳴門北ICで再び高速を降り、向かったのは大塚国際美術館。駐車場は美術館から少し離れた位置にあり、美術館へはそこからシャトルバスで向かう。

駐車料は無料、入館料は3150円とやや高いがそれだけの価値は十分にあると思う。ちなみに、JAFの割引を使うと一般は3000円になる。また、学生は料金が安く、大学生2100円、小、中、高校生は520円。
大塚国際美術館の特徴は作品点数の多さとスケールの大きさ。世界中の名だたる名画が一同に集まっているうえ、スケールも圧倒的だ。

特に入口を入って最初に見られるシスティーナ礼拝堂のスケールは驚くほど。壁に飾られた小さな絵画を静かに鑑賞するだけの美術館のイメージとは全く異なる。

話すことすら許されないかのうような通常の美術館とは異なり、ここは思った感想を同行者と素直に話し合える雰囲気がある。これなら伸二郎のような美術館嫌いでも楽しめる。

ちなみに、写真も条件付きでOK。作品のみの撮影、フラッシュを焚いての撮影、三脚、一脚を使っての撮影はNGだが、それ以外はOK。

世界の名だたる名画との記念撮影なんかもできちゃう。なんと素晴らしい。
スクロヴェーニ礼拝堂もまた素敵だ。天井には空?星空?をイメージしたのだろうか、青い色がとてもきれいだ。
また、通常の絵画の展示も迫力があって良い。複製とはいえ、原寸大で精巧に再現されており、その大きさには驚く。こんな絵画があちらこちらにあるのだからすごい。
誰もが知っているモナリザ。記念撮影にはもってこい。

ちなみに、大塚国際美術館は作品に触れることもOK。作品はすべて陶板でできており、触れても色彩、形状が失われることはない。このあたりもまたいいじゃないか。
有名な最後の晩餐。実はこんなに大きいんです。教科書では味わえないリアル感がここにはある。

なお、最後の晩餐をはじめ、いくつかの名画は書かれた当時の色合いなどを再現させたものを同時に展示してある。この最後の晩餐も真向いに再現版が展示してある。

再現版の面白いのは輪郭や色合いが再現されているだけでなく、書かれた当時から書き加えられたものが除かれている点である。

多くの絵画には最初に書いたものに何等かの修正がくわえられたりしている。それは落書きなんかでは無く、宗教的背景であったりするのだ。そのあたりの説明も書かれており、絵画だけでなく、その時代の考えなんかも楽しめて面白い。
数ある作品の中で伸二郎が記念撮影に一番いいと思ったのはこれ。ムンクっていうより戦場カメラマンみたいな顔になっているが、良い表情してるでしょ。

好きな名画と記念撮影できるって素敵だね。
美術館の出口(入口)にはお土産コーナーがあり、大塚美術館らしいお土産が売られている。お気に召したものをどーぞ。
結局、美術館には3時間もの間滞在して、お腹もぺこぺこに。世界の名だたる名画が一同に集まっているのは魅力的だが、作品が多すぎてみるのにちょっと疲れちゃうかな。

3回ぐらいに分けて見学するとちょうど良いかな(遠くから来る身には現実的でないけどね)。

そんな腹ペコ夫婦が向かったのは徳島ラーメンの人気店「王王軒」。ここには過去2度食べに来たが、いずれも売り切れで食べれずにいたので今回はぜひとも食べたかった。

王王軒に着いたのは13時過ぎ。順番待ちの列は20人ほど。許容範囲だ。
20分ほど待って席に着く。こじんまりとした店内はお客さんがいっぱいだ。

それほど待たずラーメンは来た。注文してから早いのは良いね。

伸二郎が注文したのは支那そば肉入(大)700円+玉子(50円)。

濃いめのスープはコクがあり、麺にもよく味がしみ込んで美味しい。甘辛に味付られた肉もいい味出してる。こりゃ人気な訳が分かる。最後まで美味しく完食。大を注文して良かった。
徳島ラーメンで四国の味を満喫したあとは、いよいよ家路に着く。

淡路島を抜け、巨大な赤石海峡大橋を渡るともう本州。後は家までの長い道のりが待っている。気を付けて帰ろう。
阪神高速で渋滞し、名神で渋滞し、なかなか時間はかかったが、着実に家に近づいている。

大津SAで夕食を取る。嫁が食べた大津定食なる豚の焼肉はなかなかのお味。おすすめ。
大津SAを出た後はしばらく渋滞もなかったが、亀山JCTから再び渋滞に合う。ここは毎度毎度渋滞していかんな。この区間だけ早く3車線化してほしいもんだ。

ようやく渋滞を抜け、伊勢湾岸を通り、家路に。最後、豊田東ICでゲート前でUターンをかます最低トラックに巻き込まれそうになりながらも無事に家に着く。

家ではニャンコの熱烈歓迎を受けホッとする。元気そうでなにより。世話をしてくれた妹に感謝だ。

今回は短いながらも天気にも恵まれとても充実した旅ができた。何よりも嫁と楽しい旅を一緒にできたことが良かったかな。

春の四国、食も景色も魅力的。一人でも、夫婦でも、家族でも、楽しいこと間違い無し。ぜひどーぞ。


その1 | その2 | その3 | その4 | その5 | その6 
春の四国瀬戸内 トップへ

春のお出かけへ夏のお出かけへ秋のお出かけへ冬のお出かけへ博覧会などのお出かけへ