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木曽'05年10月 (寝覚ノ床、御岳ロープ、開田)
2010年3月14日

 豊田市のおいでん花火大会は豊田市の中心部、矢作川堤防沿いで行なわれる花火大会。
この花火大会の特徴はなんと言っても演出の美しさ。スターマインは規模が大きいだけでなく、縦、横のバランスや音楽に合わせたストーリー性のある演出などにとても凝っており、見ていて楽しい。
 花火会場周辺は大変混雑するので、良い場所で見たい人は早めに行くほうが良い。また、「協賛席」という有料席であれば遅い時間でも良い場所で花火を見ることができるので余裕があれば協賛席がお勧めだ。


昨年に引き続き、協賛席内のナイス場所に陣取る。花火は川を挟んで対岸の橋の北、南の数箇所より打ち上げられる。

正面に見えるクレーンはナイアガラの滝用。

こうして見ると、コンサート会場みたい。
花火を待つ時間が退屈にならない様、この日はもりぞーとぴっころの愛知万博コンビが会場に来ていた。

子供やカップルに受けがよく、試みはボチボチ成功のよう。
時間になり、まだうっすら明るい夜空に花火が上がる。今年は快晴で雨の心配が無いのがうれしい。
花火は単発、スターマインと繰り返す。

単発の花火は玉が大きく、空に大輪を咲かせる。独特のデザインの橋との相性もよく、綺麗だ。
オーソドックスな花火に混じり、特色のある花火もチラホラ。

特に顔の形や三角形などの花火は子供にとてもウケが良い。
花火大会の中盤には手筒花火もある。三河地方伝統の手筒花火は打ち上げ花火とはまた違った良さがある。

ちょっと観客と距離が離れているのが残念。
仕掛け花火は昔からちょっとあこがれていたが、実際に見ると、協賛企業の宣伝で面白くない。

その中で唯一良いなと思ったのがパチンコ屋のもの。パチンコの玉や羽根が動き、ユーモラスだった。
やっぱり仕掛けより夜空に打ちあがる花火だね。

夜店の飴玉のような花火。

ザラメが表面についた飴はどこか美味しそうに見えたっけ。
花火も終盤になり、スターマインの規模が大きくなる。

おいでん花火は縦だけでなく、横の広がりを美味く使った演出が見事だ。

それぞれの花火同士のバランス、橋とのマッチングも良い。このあたりがおいでんの良いところだと思うな。
最後のスターマインはとても鮮やか。夜空を黄色、緑、ピンクに染め上げる。良いね。
シメはナイアガラ。美しい光の滝にしばし見とれる。幅、落差とも十分。日本の滝百選に選んでも良いかな。
滝が流れ落ち、花火大会終了。帰り道はとても混雑する。名古屋方面の人は家に着くのが深夜になるので注意。


場所 愛知県豊田市
連絡先 0565-34-6642 (豊田市観光協会)
営業時間 花火開催時間 19:10〜21:00
料金 協賛席 3000円/1人、 協賛イス指定席 4000円/1人
HP 豊田おいでん祭

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