吉野山の桜

吉野山

吉野山は千本桜で有名で、場所により、下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれる。下千本から奥千本に進むに従い、標高が高くなっており、それぞれの満開の時期はずれている。　吉野山はこの前の週までは、臨時駐車場があり、そこからシャトルバスが出ていたのだが、この週よりそれが無くなっていた。その為、凄まじい渋滞が起こっており、中千本の駐車場までは２時間以上かかっても着かない次第だった。奈良県の観光課の人はもう少し考えてほしいものだ。　吉野山は千本桜以外にも歴史ある建物が多く残る場所として有名だ。特に金峯山寺は立派で、その本堂の蔵王堂は国宝にも指定されており、その姿は非常に立派だ。
	ロープウェイ山上駅からしばらく歩くと金峯山寺の仁王門が現れる。

金峯山寺の本堂・蔵王堂。国宝指定の立派な木造建築。
金峯山寺を過ぎてしばらく行くと、登りとなり、中千本に着く。今回は時間も遅かったためここまでしか行っていないが、ここからの奥千本方面の眺めはなかなかのものだった。中千本の桜もかなり散っていたが、満開時にはかなり美しいであろうことが想像できた。　こんどもし来るなら、下千本から上千本までのんびり歩いてみたいものだ。
	中千本。かなり時期が遅くだいぶ散っていた。残念。

奥？上？千本方面の眺望。山の斜面が桜色に染まる。
吉野家までは雰囲気のある食事、甘味処が多数あり、そのほとんどが展望の良い場所にある。ここではせかせか歩くより、お茶でも飲みながらゆっくり花見をするほうが似合っているのかもしれない。　また、桜の季節とあり、桜にちなんだデザートが多数合った。桜ソフトはほんのり桜の味、桜の年輪アイスは桜アイスをバウムクーヘンで包んだもの。どちらも味は好みの問題、私はそれほど美味しく感じなかった。ま、雰囲気を味わってくださいといったところか。　桜にちなんだもの以外の甘味はなかなか美味しそうだった。特に団子は美味しそうだった。
	甘味処からは良い展望が得られる。お茶を飲みながらゆっくり花見はいかが。

桜ソフト。ほんのり桜の香り。	桜の年輪アイス。アイスをバウムクーヘンで包んである。

やっぱり花より団子？この色艶は食欲をそそられる。