| 原生林の急登をずんずん登って行くと木々の高さが少し低くなって視界が開けてくる。丁度良く青空も広がって良い気分。 が、身体はかなり疲れているみたいで足の進みが悪い。今までずっと急登だったもんなー。 |
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| そんな時はこれだ。「アミノバイタル〜（大山のぶ代のドラえもんの声で）」。 まー、実際効いているかどうかわかんないんだけどね。少なくとも気分的には効果あるかな。 |
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| 登山道は８合目を過ぎると木々も切れ、展望がいっそうよくなる。傾斜は相変わらずきついがこの辺りから高山植物も豊富になり、なかなか楽しい。 | ||
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| ややトラバース気味に進んでいくと、頂上への道と山小屋（避難小屋）への分岐点に差し掛かる。これを頂上方面へ。 | ||
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| この辺りからついに頂上と思われし頂が見えてくる。足はかなり疲れているが、頂上まではあと少し。頑張りまっしょい。 | ||
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| 高山植物に彩られた文字通り花道を気合を入れて登っていく。あと少し、あと少しで頂上だ。 そればかり考えていた。なのに。。。 |
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| 火口壁に着き、どうも様子がおかしいことに気付く。山頂への道を示す看板がどうもおかしいのだ。 左へ行っても頂上。右へ行っても頂上。ってどーゆーことよ？頂上はここからすぐでないの？ 疑問に思って近くの登山者に「頂上はどこですか？」とたずねると「向かいのピークですよ」との回答。 |
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| 向かいって、この巨大な火口を挟んだあの離れたところのピーク？めちゃくちゃ遠いじゃんか！騙されたー！（ってお前が勘違いしてるだけだっちゅーの） かくしてどっと疲れが沸いてきた伸二郎は力なく休憩するのであった。まー、登山ちゅーもんはこんなもんよ。 |
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| 羊蹄山の火口はかなり大きい。ちょっぴり富士山を思い出す。やっぱ蝦夷富士って呼ばれてるくらいだから頂上も似てんだな。 火口壁の稜線歩きは楽チンではなかったが、景色が良かったのであまり苦ではなかった。 特に火山らしいダイナミックな景観はこの山ならではのもの。 |
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| そうそう、真狩登山コースでは雲が多くて分からなかったが、火口壁の稜線からは麓の景色が良く見えた。特に「おおー」って景色は無いんだけど、まー、見えたほうがいいかな。 | ||
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| 稜線上の細かなアップダウンを経てようやく頂上にたどり着く。雲も取れて晴れた頂上ゲット。やったね。 そしてお昼休憩だね。しばらくマッタリすっかー！ |
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