猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



独立峰故、頂上から360度の展望が広がる。北には火口壁の向こうに女峰山。右奥は高原山かな。
女峰山の左には遠く飯豊の山塊。あっちはもうすっかり白くなっているようだ。来年は晴天であの尾根を歩きたい。
視線を左に移せば戦場ヶ原の向こうに日光白根山や至仏山、燧ヶ岳。真ん中奥に見えるのはなんだろう?越後駒ケ岳かな?
東には日光の山々と日光市。その向こうに見えてるのは宇都宮の方だろうか?
頂上からの展望を楽しみながら二荒神社奥宮に戻る。二荒山大神に挨拶をして、さらに西へと進む。
お目当ては男体山神社。
この展望が欲しくてね。余り来る人がいないけど、展望は男体山神社が一番だと思う。風が吹き抜けてすごく寒い場所だけど、ぜひここまで来てほしいな。
特に中禅寺湖の眺めは素晴らしい。男体山からの眺めの代表だな。
その中禅寺湖の奥には意外なほど存在感のある皇海山。皇海山は何で百名山に選ばれてるか不思議でならなかったけど、もしかしたらここから見た眺めがきっかけになったのかもしれないな。
右には日光白根山。思い出すねぇ、前白根までの辛い登りと、頂上直下の急登。あれは良かった。鈴木さん、元気にしてるかな?
右を見れば緑の火口と奥に女峰山。
風裏でコーヒーを飲んでしばしまったりした後、二荒山神社奥宮へ戻る。ふと気づくと、南東に雲に浮かぶかっこいい山を発見。何かと思っていると、周りの人たちが筑波山だという。なるほど、確かにあれはかっこよかった。標高は低いが、筑波山は本当に美しく、存在感のある山だ。
そうそう、奥宮の近くには山の表示板があるのだが、かなり見にくい。山を知らない人が想像で書いたのかわからないが、もうちょっと考えてほしいものである。。。
下りも実に気持ちが良い。この景色を見ながら下れるんだから。本当に今日は良い天気だ。最高の展望をありがとう。
駐車場まで戻ってくると、天気予報をチェック。明日は苗場山に登ろうとかと思っていたが、冬型が強くなり、天気が悪くなりそうだ。残念だが、帰ることにしよう。

帰り道は金精道路を通って沼田に抜けることにした。途中、戦場ヶ原を通ったが、すごい景色が良く、感動した。
赤茶けた湿原の向こうに壁のように山が聳える様子は実に素晴らしく、尾瀬以上だと思った。
帰り道は退屈だと思っていたが、こんなに感動できるとは。思わぬ秋の美しい景色になんだか得した気分だった。
良い景色をありがとね、男体山。
その後の金精道路はワインディングが面白く、バイク乗りに人気が出るのが良く分かった。峠を超えると道の脇には雪が積もっていた。朝方までは道路も凍結していたようだ。冬の到来を感じながら長い家路を進んだ。


その1 | その2 
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