猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
その1



5/2
安達太良からのんびり移動して22:00位に那須に着いた。広い峠の茶屋駐車場は3割程は埋まっていただろうか、さすがに関東圏に近いだけあり、東北とはだいぶ人の入りが違う。

ジュースを買ったりして23:00過ぎに就寝。月が明るい夜だった。

5/3
5:00頃起床。駐車場は8割がた埋まっていた。やっぱ違うな関東圏。
峰の茶屋駐車場は結構標高が1420mと高く、朝日に輝く雲海が眺められた。なかなか良い一日のスタートだ。
着替えを済ませ、6:00登山開始。駐車場の端っこに登山口はあった。
今日は関東圏だし、稜線には木々が無いようだし、見るからに雪はなさそうなので、アイゼン・ピッケルは無しで登りだす。が、登山口からすぐの登山指導所にはこんなことが。

うーん、登山者多いし、無くても行けると思うが、念のため、ピッケルだけ持っていくか。車まで戻らんとな。。。
かくしてピッケルを装備し、再度出発。
登山指導所までは舗装された遊歩道だったが、その先からは登山道となった。登山道になってからすぐに雪が現れる。あら、意外。

この付近、登山道が分からず、目印もほとんどないので、すごく道が分かり辛い。まー、適当に行けばよいのだが、初めてだとちょっと戸惑う。
登山道からは外れてしまったが適当に進んでいくと雪も無くなり、ほどなく登山道を再び発見。ここからは雪は無かった。
前方には指導書で注意喚起がされていた剣ヶ峰の雪渓トラバースが見える。なるほど、左は滑っても大丈夫そうだが、右は少しやばそうだ。アイゼンあったほうが安心だな。
那須岳登山道は実に展望が良い。火山だからだろうか、高い木々はほとんどなく、常に見晴らしが良い。天気も良いし、いい気分だ。
登山口から45分程で峰の茶屋跡避難小屋に到着。ここからまずは茶臼岳を目指す。
茶臼岳は活発な活火山だからだろうか、焼岳にとても雰囲気が似ている。道はとても歩きやすく、踏み跡もまーまー明確だ。
道は外輪山っぽいところを通り、やがて中央火口壁を巻くように登りだす。
登りきると、中央火口と頂上が見えてくる。なだらかな道を火口縁に沿って進むと茶臼岳の頂上到着。
この日は霞も少なく、遠くの景色まで良く見えた。南西には日光連山。雪は少ないように見えるが、こっちよりは多そうだな。
視線を右に移すと越後の山々。さすが豪雪地、まだまだ残雪が豊富だ。
北には真っ白な飯豊山。立派だ。百名山完登の山は飯豊山にしようかな。
少し視線を手前に移すと堂々とした三倉山への稜線。あそこを歩いても気持ちよさそうだな。
一通り、眺めを楽しんだら少し休憩。中央火口は小さく、意外に緩やかで火口っぽくない。
しばしの休憩の後、茶臼岳を下りだした。目の前には那須の主峰群の素晴らしい眺め。那須、ガイドブックで見た時はロープウェーもかかっており、観光地満開で景色も雰囲気も期待してなかったが、素晴らしい山じゃないか。やはり、百名山に選ばれるだけある。


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