猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
その1



今年のチャレンジ登山は尾瀬。全然チャレンジじゃねーじゃねーかと思うかもしれないが、遠いから行くのがチャレンジなのだ。まー、とにかく今年は尾瀬なのだ。

10/14
12:00過ぎに戸倉到着。 あわよくば鳩待峠Pに止めようと思っていたが、当然満車で戸倉Pに駐車。戸倉Pも平日にもかかわらずかなり埋まっており、尾瀬の人気がうかがえた。
バスは事前に切符を買う仕組み。980円を払って切符を購入し、しばらく待ってバスが到着。時刻は13:00とあって、乗客は伸二郎1人のみ!いや、すごいね人生遅れ人。

バスは30分ほどで鳩待峠到着。広い駐車場はいくつか空きがあるようだった。どうやら、帰る車が結構いたようだ。こっち来てても止めれたな。
鳩待ち峠には大きな建物がある。そりゃ、登山というより、尾瀬散策の基地だもんな。

登山届を出して、さぁ、出発。
鳩待峠はその名の通り、峠なので、標高が高い。そして尾瀬は盆地状湿地であるから、標高は峠より低い。で、初めはずっと下り。登山口から下っていくなんて、山登りの人間にはすごい違和感だ。
道は木道だったり、階段だったり、とにかくよく整備されている。時折、至仏の眺めもあり、良い感じである。
鳩待ち峠から45分ほどで山の鼻到着。思ったよりもすいているな。
ペンションを横目に奥に行くと、尾瀬らしい景色が始まった。湿原い伸びる木道。おお、尾瀬らしい。ただ、思ったよりも木が多いな。もっとバーンって開けてると思ってた。
しばらく進むと池塘が出てきた。すでに晩秋なので、水面に浮かぶ葉も秋の色合いだ。
さらに進んでいくと、池塘と湿原、燧ケ岳とさらに尾瀬らしい景色になった。人が多くて騒がしいかなと気にかけていたが、全然人が少なく、静かな感じだった。遅い時間帯も悪くない。
ちょっとびっくりしたのが歩荷の量。平地とは言え、これはなかなかあっぱれ。
ながーい木道はやはり絶え間ないメンテがあってのこと。この日も木道のメンテが行われていたし、順番待ちの木道も沢山あった。いつもありがとうございます。
しばらく進むとヨッピ吊橋への分岐があり、ちょっと悩んだが、時間も遅いのでまっすぐ進んだ。もし次来る機会があったらあっちにも行ってみるか。
振り返れば輝く木道の向こうにどっしりとした至仏。どっかで女性的と例えられていたが、とっても男性的だと思う。少なくとも、燧よりはそう思うな。
木道は変化も少なく、かなり長く感じる。この竜宮小屋に着いた時も「まだここか」と思った。ヨッピ吊橋とか、東電小屋とかに立ち寄っていれば変化もあって逆に短く感じるかもしれないな。
この竜宮小屋からすぐに沼尻川にぶつかる。ここから先は福島だそうだ。山に登ってると、県境をまたぐことはたまにあるが、「ここから○○県です」ってのは見ないので新鮮だ。
沼尻川を超えるといよいよ見晴らしは近い。標高2300mある山とは思えないほど里山的な容姿。ちょっと拍子抜けだな。
ようやく本日の宿泊地である見晴らし到着。いやー、お疲れさん。
テン場は広く、静かだった。水場ときれいなトイレがあって快適。料金は1000円だったけな?
しばし休憩したのち、夕日を取りに湿原へ。しかし、思ったほど綺麗で無かった。盆地なので、雲海に沈むとかも無いし、背景の景色もダイナミックでないし、朝日、夕日は尾瀬ではあまり期待できないな。
日が沈むとかなり冷え込んできた。湿原に泊まるから大丈夫と思ったが、湿原でも尾瀬は標高1400mの高地。油断してはならなかったな。上下ダウンを着込んでシュラフに入る。明日も晴れますように。。。


その1 | その2 | その3
尾瀬燧ヶ岳、至仏山 2016年10月 トップへ


登山-上信、北関東へ戻る登山トップへ戻る