猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
その1



12/27
筑波山を登り終え、宇都宮で餃子を食べた後、今回の登山口である日光湯元へ移動する。途中の戦場ヶ原は-20℃まで気温が下がって登り坂が気になりながら走った。まったく、REVO2はアイスバーンのグリップ悪すぎるんだよな。。。

12/28
予定通りに目覚めるが、寒さでなかなか行動ができずウダウダ。出発は予定を45分遅れてしまった。寒いとやる気がそがれていかんね。
少ししらびてきた6:15出発。道路を歩いてスキー場に行く。ここの登山ポストがある。登山届を出して先を進む。
スキー場の左奥を目指してスキー場を登って行く。傾斜はそれ程きつくなく、足が埋まることも無く、歩きやすい。しばらく登って行くと、スキー場の終わりが見えてきた。写真右奥の場所から登山道は始まる。
と行っても雪の季節は登山道は埋もれていてわからない。たぶんこの辺だと思う場所を登って行く。幸い、既にトレースがあった。まだはっきりしているので今日のトレースだろうか?同じコースに他の登山者がいると知ってホッとする。
キツイ道を登って行くと先に人工物を発見。どうやら昔リフトが動いていたときに作られた道のようだ。
ここからは尾根沿いに今まで以上に急傾斜の登山道が続く。ここからアイゼンとピッケルを装備。さぁ、行きますか。
日光湯元からのコースはこの区間がもっとも厳しい場所だ。傾斜はきつく、展望は無い。先行者のトレースが無かったら、ラッセルが加わり、とても1日では頂上に着くことはできなかっただろう。先行者には本当に感謝。
きつい尾根筋を黙々と登って行くと前白根の看板が出ている。この矢印に従い、トラバース気味に進路を変える。傾斜は相変わらずきついが、今までよりは多少マシになる。
登りきると外山の鞍部に出る。ここは少し木々が切れた場所があり、休憩に最適だ。この日は澄んだ晴天で遠く富士山までくっきりと見えた。パンをほおばり、しばし休憩して先を行く。
稜線に出てからは今までのような急傾斜は無い。木々も多少まばらになり、時折、開放的な場所出れば展望にも恵まれる。
振り返れば男体山や女峰山が美しい。
特に女峰山は素晴らしい。今回初めてその存在を知ったが、その堂々とした山容は男体山以上の存在感だった。男体山と絡めて登れないかな?ちょっと時間的に苦しいか。でも登りたくなる良い山だな。
その後も快適な尾根道は続く。ただ、思った以上に時間がかかり、寝坊による遅れを取りかえせないどころか、予定よりも時間が多くかかってしまった。こりゃ、頂上は厳しいか。
9:45前白根到着。登山口から3.5時間か。まだ時間も早く、夏だったら余裕の時間帯だが、今までにかかった時間と、目の前のどかーんと聳える白根山を見ると、登れる気があまりしなかった。
だってこんなにもでっかいんだもん。ひるんでしまうよね。風も強くて寒いしね。
引き返そうかウダウダ悩んでいると登りで何度か一緒になった地元栃木県の鈴木さんという方が、行くと言う。ならばと伸二郎も着いていくことに。鈴木さんがいなかったら多分帰っただろうな。先へ進む勇気をくれてありがとうございます。

さて、前白根からはいったん下って外輪山?の稜線を歩く。前白根からはちょっと急な下り。雪は風で飛ばされてほとんどなく、固く締まってアイゼンが良く効く。
外輪山の尾根はところどころ埋まるところもあったが、ほどほどに締まっており歩きやすかった。
程なく、避難小屋への分岐があり、これを避難小屋方面へと進む。
避難小屋への道は傾斜が強く、雪も深く、結構きつかったが、それでも下りとあって順調に進むことができた。
下りきると外輪山と白根山の底部にぶつかり、そこに避難小屋があった。時刻は10:10。前白根からわずか20分でたどり着くことができた。予想外に早い到着に驚いた。こりゃ、頂上行けるな。先に進んで良かった。

ちょっとほっとしてこれからの登りに備えてパンを食べちょっと休憩した。


その1 | その2
日光白根山 2014年12月 トップへ

登山-上信、北関東へ戻る登山トップへ戻る