猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その2



白高地沢から少し平坦な道があるが、その後はキツイ森の中の急登が続く。特に景色の見えない階段はなかなかきつかった。
キツイ急登を行くと木々が切れ、開放的な景色が広がる。木道階段は相変わらずキツイが、景色が見えているので気分は悪くない。
辺りは紅葉が始まっており、赤や黄色の秋色の景色が広がる。秋は色合いが美しくて良い。
登りきると花園三角点がある。さらに進むと草原の開放的な場所に出る。このあたりが五輪高原なのだろうか。遠くには朝日岳の姿も見え、とても雰囲気が良い。
テン泊に適した場所も何か所かあった。正面には雪倉岳の眺めも良いし、残雪期にテン泊をするにはなかなか良い場所だな。
高山植物はほとんど終わっていたが、カライトソウの花は結構咲いており、その形、色もあってなかなか目立っていた。
湿地帯を過ぎ、トラバース気味に尾根を登って行き、尾根に取り付くと背後にはどっしりした雪倉岳とその向こうに小蓮華山の姿が見えた。雪倉岳は今まで小蓮華側から見てきたなだらかな印象とはだいぶ異なるな。
その後、五輪の森なる場所を行く。初めは秋色の気持ちの良い道。
が、森と言うだけあってすぐに展望は無くなり、細かなアップダウンにだんだんと疲れてくる。
五輪の森は水場が実に多く、常に美味しい水に有りつける。これはなかなかありがたい。
へばりながらもようやく森の中を抜けると、明るい木道階段が現れる。空は相変わらず気持ちの良い秋晴れが広がる。足は疲れているが、気分は悪くない。
チングルマはすっかり綿毛が広がり、髭のおじいちゃんの様。ちょっと微笑ましい。
だいぶへばって来たが、主稜線にはまだつかない。すでにコースタイムをオーバーしているというのに。。。

どうやら花園三角点から主稜線の吹上のコルまではコースタイムがキツメに書かれているようでこれは仕方ないようだ。コースタイムってどうやって出してるんだろうねぇ。
そしてよーやく吹上のコル到着。いやー、疲れた。コルにはベンチも設置してあり、休憩に良い。頂上まではあと少しだが、雲が湧いてきてしまった。展望があるうちに頂上に着きたいな。。。


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朝日、雪倉と白馬 2013年9月

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