猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その7



9/29
3:30起床。やべっ、ちょっと寝坊した。カップ麺を食べ体を温める。昨日は寝るときは寒かったが、結局そんなに冷えなかったな。

コーヒーを飲んでまったりしてからテントを撤収し、5:00出発。既に東の空は明るくなってきた。日の出間に合うかな?

テン場から白馬岳頂上に向けて登る。白馬山荘までの坂道が結構キツイ。どんどん明るくなる空に危機感を抱きながらもスピードアップできずに黙々と登る。

白馬山荘ですでに5:30。頂上での日の出は無理だと諦め、日の出が見れそうな場所に向けて歩く。松沢レリーフのちょい下ぐらいに着いたとき、日が昇りだした。まー、間に合ったことにしとこ。
杓子、白馬鑓の写真を撮ろうと思ったが、周りに人が多いのでちょっと頂上側に登って目の前が開けた場所に行く。

朝日が当たり、黄金に輝く東壁と杓子、鑓が美しい。何度か白馬に来ているが、頂上からの朝焼けの景色を見るのは初めてだな。こんなに綺麗なのに。今までちょっともったいないことしてたなぁ。
視線を右に移すと剱にも朝日が当たっていた。ちょっと頂上付近に雲がかかっているのが気になるが、まー、大丈夫でしょ。
少し時間がたち、太陽は赤から黄色の光に変わった。今日も天気は最高のようだ。嬉しい。
白馬頂上。東側が切れ落ちた後立山ならではの地形。後ろの小蓮華、奥に見える妙高の山々も美しい。
頂上直下には白馬主稜。積雪期にはこの稜線を登ってくる人がいるんだからすごいな。
頂上から眺めを楽しんだ後、素晴らしい景色を眺めながら小蓮華へと進みだした。
三国境までくると昨日歩いた朝日からの稜線が目の前に。山並みの向うは空と区別がつかないが日本海も見えているだろう。

さっき会ったおばあさんは栂海新道を日本海まで行くそうな。70位に見えたが、その気力、体力には敬服させられるな。
三国境からは小蓮華への緩やかな稜線歩き。朝の澄んだ空気、美しい景色の中、気持ちの良い道が続く。
途中で振り返ると先ほどまでいた白馬が迫力ある姿で迫る。丸山、杓子方面から見る端正な姿とはまったく異なるな。
視線を左に移せば杓子白馬鑓、遠く鹿島槍まで続く後立山の主稜線。青空に迫力ある姿が映える。不帰の瞼もいつか晴天でリベンジしたいな。
風景を楽しみながら緩やかな登りを行けば天に突き刺す剣が印象的な小蓮華山到着。大勢の登山者に混じり、ちょっと休憩。それにしても今日も良い天気だ。


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朝日、雪倉と白馬 2013年9月

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