猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



少し春霞で遠くは見えなかったが、それでもなかなか良い景色。

谷を挟んで西には立山・剱・毛勝三山。毛勝三山は立山・剣に負けず劣らずかっこいい。雪の季節だけの特別な山。アクセスが悪いけど、機会があったら登ってみたい。
北には不帰の瞼と奥に伸びる天狗尾根、白馬鑓。

こうして見ると雪も少ないし、行けそうな気がしてくる。鎖が出てたら実際、行けるんじゃないかなー。
北東には北信の山々。火打ちには雪が豊富な時期に一度登ってみたい。来シーズンにはスキーでも覚えようかしらん。
南にはどっしりとした五竜の姿。ここから見ると、竜というより鷲かな。羽を広げた感じに見える。

雪のひだがとても美しい。

晴天の休日が3日あれば八方から縦走し、登ってみたい山だ。登りたい山、まだまだいっぱい残ってるな。
登山者で混み合ってた頂上も1.5時間も滞在したせいですっかり人も少なく、静かになった。今日の頂上は風が吹き抜けていたので、まったりとは行かなかったが、ボチボチ快適で楽しめた。

景色に満足し、来た道を戻る。美しい景色をありがとう。
唐松山荘まで戻って、唐松岳を振り返る。日が少し傾いたせいか、色合いがちょうどよくなった。山の景色は真昼間より少し日が傾いたほうが綺麗だ。

不帰の稜線からはいくつものシュプールが刻まれていた。今日は昨日の積雪もあって雪質も良く、楽しめたろうなー。
少し下ると登りでも見た五竜への稜線がとても綺麗に見えた。太陽の角度が変わって陰影がハッキリしてきたからだろう。白一色の雪山では影も立派な色の一つ。
途中、丸山付近でシュカブラ発見。五竜と一緒に1枚撮っておく。そういえば、八方の稜線は風が強い割にシュカブラを見ることが少ないな。なんでだろ?
のんびりと歩いて、顔みたいなケルンまで下ってきた。気温が高いので、雪がだいぶ解けているようだ。今年は本当に暖かい春。GWに雪がなくなってないか心配になってしまうほど。
ケルン付近から白馬三山を眺める。白馬を眺めるならやっぱりこのあたりが良い。
もうすぐリフト頂上というところで白馬五竜・47スキー場が目に留まった。雪のあるスキー場と雪の無い麓の畑が対照的で、どこかヨーロッパアルプスの町を見ているようだった。
最後は雪が腐って少し歩きにくかったが、リフト終了前に無事に戻ってきた。そのままリフトに乗って降りようかと思ったが、スキー場内をシリセードで下ってみたくてゲレンデを歩く。

しばらくしたら、ちょっと急なコースに出たが、思ったような滑りはできず。雪も融け気味で、でこぼこの多くなった午後のゲレンデ、傾斜30度の斜面ではお尻で滑るには斜度が足りなかったようだ。残念。
次のリフトではゲレンデを歩かずリフト乗車。もっと思いっきりシリセードを楽しみたかったなー。やっぱシリセードの聖地、富士山にいかんとかんかなー。。。

そんなことを考えながらリフト、ゴンドラを乗り、麓へ。

今日は予定外に唐松を登ることになったが、景色もきれいでぼちぼち満足。しかし、この時期は人が多すぎて少し雰囲気がイマイチだ。お気楽に登るならこの時期はお勧めだが、人が少ない方が良ければ2月や3月上旬が良いかな。


その1 | その2
唐松岳 2013年4月

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