猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



8/7(日)
寝坊して朝日は見れず。まぁ、良いのである。そんなときもあるのである。

今日は白馬鑓に行って杓子、白馬を眺めて戻ってきて下山の予定。テントはそのままで6:15出発。天気は快晴。稜線に上がれば剱の姿。良いですな。
丸山に登れば杓子、鑓の景色。気持ちの良い朝の空気にたたずむ山容は実に美しい。
振り返れば白馬岳。これまた美しい。
しばし景色を楽しんだら、先へと進む。杓子、鑓を眺めながらの気持ちの良い稜線歩き。
東には朝霧の向こうに火打や高妻山が浮かび上がる。モノトーンの景色もまた味があってよろしい。
暗部まで来ると、荒々しい白馬主稜線と緑のカールが美しい。いつみても素敵だ。
去年杓子に登っているので今年はパスして巻き道を行く。杓子の目の前には壁の様な白馬鑓の急斜面。まー、頑張りましょ。
きつそうに見える急斜面も空身だとそこまで苦にならない。中間地点で見上げる白馬鑓はまだ遠いが、天気も良いし、今日は楽しく登れそうだ。
順調に進み、8:10白馬鑓頂上到着。南には天狗から続く後ろ立山の稜線。今日ここを歩いてる人は実に幸せもんだな。
右奥には剱、立山。白馬から見る剱は実にかっこいい
天狗の向こうには唐松、五竜、鹿島槍、針ノ木、蓮華、その向こうには槍穂の姿。実に良い眺めだ。
そしてなんといっても白馬鑓と言えばこの景色。何度見ても素晴らしい。
特にこの杓子と白馬が良い。いろいろな山に行ったが、やっぱり白馬が一番好きだ。いつまでも変わらないで欲しいな。
白馬鑓でしばらくまったりした後、来た道を戻る。今日は山を下りるだけだから気楽だ。夏らしい緑の風景の中をのんびり歩く。
花もまた良し。
コマクサ、白馬で初めて見たかも。素敵なコマクサも競うように高山植物が咲く白馬では女王様ではなく、一人の可憐な女性だな。
テン場に戻ったのは11:00。すでに周りのテントは皆撤収しており、伸二郎のテントだけぽつんと立っていた。さあ、ガスも出てきたし、帰るか。
下りは途中から左鎖骨が痛かった。どうもプレートを固定しているワイヤーとザックのパッドが当たって痛むようだ。骨もくっついてきたし、早くプレートを取ってしまいたいが、10か月以上はダメと言われているので今年は我慢だな。

15:20駐車場到着。着替えを済ませ、心地よい疲労感に浸りながら家路へ。久しぶりの白馬、今年も変わらず美しい風景に出会えてよかった。


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