猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その5



常念から常念小屋に向けて下って行くとほどなく前常念への分岐にぶつかり、これを前常念方面へ。
前常念へ向かう人は少なく、登山道はとても静か。そんな登山道にかわいらしい山の住人発見。アルプスのアイドル、雷鳥だ。
雷鳥は伸二郎の姿にびっくりしたのか、登山道を下へと小走り。

そのままついていくと、もう1羽の雷鳥発見。なんだつがいだったのかと思ったら、
なぜか威嚇?をしてる。つがいじゃなかったのかな?それとも求愛かな?
初めにいた雷鳥はどこかへ行き、姿が見えなくなったが、もう1羽の雷鳥は伸二郎にお構いなしに砂遊びに夢中。

近づいて、しばらくかわいいしぐさを眺める。こんなに間近で雷鳥を眺めるなんて初めてだな。

動画も撮っちゃったのでよかったらどーぞ→雷鳥の動画(youtube)
雷鳥がいるので、先に行くこともできず、雲海を見たり、
チングルマを撮ったりして暇をつぶすが、それでも雷鳥はどこかへ行きそうにない。
それじゃ、そっと横を通り抜けようと思ってそろーり、そろーりと歩き出すとようやくその場から離れてどこかへ行った。ごめんね。

思いもよらぬかわいい雷鳥との出会いにすっかり気分上々。目の前に広がる景色にさらに気分上々。素晴らしい景色。

前常念が雲海に浮かぶ島のようで、その前常念に続く道は天空の道のようだった。前常念への道がこんなに気持ちの良い場所だったなんて知らなかったな。
登山道はやがて岩だらけになったが、歩きにくいこともない。相変わらずの素敵な稜線歩きが続く。
前常念を過ぎて少し下ると、小さな建物が見えた。祠かなと思って近寄ってみると、祠でなく避難小屋だった。外観はなかなか朽ちていたが、中は整理整頓されており、泊まることもできそうだ。
この後が大変だった。

まずは大岩の重なる急な下り。岩が大きくて段差が大きく、足、手への負担が大きい。ホールドや足をかけにくい岩もあり、滑らないように気を使った。下手な鎖場よりも大変だ。
大岩の下りが終わったら、つづら折れの急降下。かなりの急傾斜で砂利が浮いていたり、表面がもろかったりで滑りやすい。こちらも膝への負担が大きい。ゆっくりと進んだほうが良いだろう。
やっとこさスーパー急下降が終わったと思ったら、滑りやすい森の道。多少緩やかになったとはいえ、まだ傾斜が強く、キツイ。ぬかるみも多く、稜線の解放感とは正反対のうっとおしさ。
高山植物も少なく、ひたすら我慢の時間。そんな中出会った高山植物。ギンリョウソウ。竜のような姿なのでそう呼ばれたのだろう。変わった花だ。
最後のほうは本当にバテた。膝がプルプルして、背中にはハリ。ようやく分岐に着いたときはうれしかったなー。もう、この登山道は下りで使うことは無いかな。反則級の急傾斜だもん。
三股分岐から林道を歩き、駐車場到着。よく頑張ったな。
汗と日焼け止めでベタベタしていたので、温泉によってった。

行ったのは途中にある温泉施設「ほりでーゆー」。晴れれば蝶ヶ岳が望めるらしい。温泉に浸りながら登った山をしみじみ見るのも良いかもしれないな。

この日は山は見えなかったが、いい風呂だった。さっぱり。
帰りは節約して下道ゴーゴー。R19をひた走り、無事に帰宅。

今回は期待していた槍穂の絶景は見れなかったが、雷鳥に会えたし、気持ちの良い前常念への道を楽しめたし、それなりに満足だ。次はすっきり晴れた日に心行くまで槍穂の景色を楽しみたいな。


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蝶ヶ岳〜常念岳 2011年8月

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