猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その3



6/24

夜中に目が覚めるも寒さで外に出ることができず、結局星空は見ないままに。

3:30に起きてご飯を食べる。4時過ぎになると外が明るくなってきたので、夜明けを写しに外に出る。今日は風が無く穏やかでそれほど寒くない。良かった。

夜明けも近づくと空は赤く染まりだした。この景色を引き立てるような大きな山塊が手前に無いのは残念だが、ボチボチ綺麗で満足だ。
テントの住人もごそごそと起きだし、日の出前の景色を楽しむ。テン場から直接朝焼けが望めるのは良いね。
やがて朝日が昇り、テン場を明るく照らし出した。素晴らしい1日の始まり。やっぱテン泊には日の出がなくっちゃね。
太陽は槍穂を綺麗に照らす。青くなってきた空と赤から黄色へと変わった太陽の光を浴びた槍穂がとても綺麗だった。
東を見れば朝霧の安曇野が柔らかい朝日に輝き、
常念の脇には遠く北信の山々が霞に浮かぶ。夜明けの景色は優しい感じでなんだか好きだ。
一通り眺めを楽しんだ後、テントを撤収して下山開始。正面には雲に浮かぶ八ヶ岳。下山するのがちょっともったいないな。。。
頂上からすぐに雪渓が始まる。下りは滑りやすいので軽アイゼン装着。持ってきて良かった。
傾斜の強い雪渓。長く続かないので滑っても死にはしないだろうが、結構な怪我を負いそうなので、慎重に下る。この時期の蝶ヶ岳にはアイゼンが必要だな。
雪渓を越えるとあとはひたすら下るだけ。

まめうち平を過ぎたころからちょっと飽きてきたが、ユニークな看板や
美しい花に励まさせれ、無事に登山口へ。頂上から3.5時間。ぼちぼち良いペースかな。
車に乗り、帰り道沿いにある温泉施設「ほりでーゆー」で汗を流す。露天からは常念が綺麗に見えていた。

お風呂を上がってついでに昼飯もほりでーゆーで食べていく。食べたのは天ざるそば(1000円)。味はふつーかな。
さっぱりしたところで、家路へ。


今回は梅雨の晴れ間に良い登山ができた。蝶ヶ岳は槍穂の眺めが素晴らしく、危険個所もほとんど無く、おすすめの山。テン泊か小屋泊まりで夕景、朝日をまったり楽しむのが良いですよ。


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蝶ヶ岳 2012年6月

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