猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その7



4/28
3:00過ぎに起床。今日は新穂高に下るだけだから気楽だ。カップ麺を食べ、しばしまったりした後、テントを撤収。樹林帯を静かに歩きはじめる。
淡々と歩いて沢にかかる橋を越える。よく見ると欄干?がユニークな形になっている。たぶん雪の影響なんだろうけど、わざとやったかのようだ。
橋を越えると大きな雪崩れ跡にぶつかる。行きは沢に下ってやり過ごしたが、帰りはそのまま通過する。足場もほどほどしっかりしており、特に問題なかった。行きもこっち通れば良かったかな。
その後はすいすいと行きたいところだったが、昼間に融けた雪が夜の冷え込みで氷となって滑りやすく、案外怖い道となっていた。アイゼンつけるのも面倒なのでこけないように気を使って通ったが、結構疲れたな。
雪の道もやがて終わり、舗装路が現れる。道端には蕗の薹、上高地でも沢山あったな。正面に見えるのは焼岳だろうか?なかなか綺麗だ。
のんびりと歩いていくと新穂高到着。さらに少し歩き、6:40登山者駐車場へ。登っている間に増えているかと思ったが、逆に車は少なくなっていた。世間はカレンダー通り出勤の人が多いんだな。
充実感を味わいながら車に戻り、駐車場の隣にある深山荘に立ち寄り、お風呂に入って行く。
深山荘の露天風呂はなかなか豪快だ。外から丸見えなのだ。名物らしいけど、女の人はちょっと入りにくいね。
風情のある旅館に入り、立ち寄り湯を頼む。石鹸とかで洗うのは内湯しかダメだとのことだったので内湯(700円)へ。内湯もなかなか風情があった。朝イチだったので、他に誰もおらず、とてもゆったり入ることができた。久しぶりのお風呂は実に気持ちいいな。
お風呂でさっぱりし、車へと戻る。旅館の入口では綺麗な花が咲いていた。山の上はまだ雪に閉ざされているが、麓はすっかり春だ。
車を走らせると道端に沢山の桜が咲いている。愛知ではすっかり散ってしまっているが、ここは今が満開。とても綺麗だ。
そういえば、去年も新穂高に帰るバスから桜を見てたな。今年もいい気分で桜が見れて良かった。
どこかに寄って朝食を食べて行こうと思っていたが、何せまだ朝の8時台、やってるお店など無く、お腹がぐーぐー鳴りだす。結局高山市街手前まで走ることになった。あー、腹減った。

訪れたのは茶茶という自然薯のお店。まだ開店して間もないのもあってお客は伸二郎一人。静かだ。
頼んだのは「とろろ御膳 山の香(3000円)」。ちょっとお高いが、自然薯のかばやきが食べたかったのでこれにした。

お味はというと、うーん、いまいち好みでなかった。肝心の麦とろだが、味が薄すぎてご飯が進まんかった。かば焼きもそんなに美味しくなく、ちょっと残念だったな。まー、この時間からこれだけのものを食べさせてくれただけでも感謝だな。
お腹も膨れた後、まったりと走って家へ。ニャンコと嫁と優に迎えられ、充実した山行は終わった。

今回は天気に恵まれ、綺麗な景色を楽しめて良かった。また、ほとんど一人っきりで静かな山歩きを楽しめたのも良い。GWの鷲羽岳、行程は長く、体力がいるが、とても静かな山歩きが楽しめておすすめ。


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鷲羽岳 2014年GW

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