猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その2



風裏であったかい飲み物を飲みながらぼんやり。温かい飲み物がうれしいなんて、秋だなぁ。

しばらくすると頂上が賑わしくなってきたので下山開始。頂上からは岩場の道。ちょっと足元がもろい部分があり、滑らないように注意しながら下った。
途中、なにやらやたらと勢いのある人が上ってくる。下短パンだし。すごいなーと思っていたら、さらにすごいことに、同じくらいのスピードで後ろからワンコもついてくる。

たまに山でワンコを見かけることはあるが、こんな岩場の山で見かけるのは初めてだ。

上ってきた人は外人さんで、ワンコを撮ろうとしたら、親切にワンコを止めてくれた。ありがとさん。
ワンコに別れを告げ、文三郎尾根を目指して下る。正面には阿弥陀の堂々とした姿。ただ、曇っているのであんまり綺麗じゃない。やっぱ晴れが恋しいな。
文三郎まであと少しってとこで、後ろが何やら賑わしい。振り向くと先ほどすれ違った外人さんとワンコが降りてくるではないか。もう頂上から戻ってきたんだ。はやいねー。

そのまますたこらさっさと文三郎へ下って行った。滑りやすいから気を付けてね。

伸二郎も文三郎を下り始める。「ここは滑りやすいから嫌なんだよなー」って思ってたら、様子が変わっている。階段が整備され、滑りにくくなっているのだ。いつの間に。
階段は一段一段が大きく、やや歩きにくかったが、それでもずるずるのザレの時に比べたら全然歩きやすい。整備してくれている人には感謝。

よく見ると、階段にはマムートのマークが。協力金でも出してるのかな?
急傾斜を下って行くと階段のような階段でないようなところがあった。よく見ると、もともと鉄の階段がある上に岩や土が覆いかぶさっている状態だった。

せっかく滑りにくいように階段を整備したのに、滑りやすくなってしまっている。階段も造ったら終了ってわけで無く継続的に整備しないといけないんだな。登山道整備って大変だ。整備してくれている人には感謝感謝。
最後はこの長いまっすぐな階段を下る。金網でできた階段の表面に木の板が張り付けられ、とても歩きやすくなっていた。よく整備されてるね。
行者小屋まで戻って、少し休憩したのち、赤岳鉱泉に向かう。時間も余裕があったので、北沢で下ることにしたのだ。

赤岳鉱泉までは森の中の静かな道。八ヶ岳は結構原生林が多い。
赤岳鉱泉小屋前のスペースは綺麗に板張りされていた。こんなんだったけな?前に来たときは雪積もってたから、だいぶ印象違うな。
赤岳鉱泉のベンチで休憩したのち、赤岳鉱泉を後に。曇り空にそびえる横岳の岩峰と作りかけのアイスキャンディが印象的だった。
北沢は南沢に比べて広く、明るい。登山道もよく整備され歩きやすい。少し時間はかかるが、こちらの道を選んでよかったな。
沢沿いを歩いていき、砂防ダムを過ぎて川を渡るとそこからは林道歩き。林道歩きはいつも退屈だ。

途中、小屋の人のか登山道整備の人のかわからないが、ジムニーばっか止まっていた。人気なんだなぁ。
林道歩きの途中で一部ショートカット。前から気になっていたが、地図を見るとちゃんと道が乗っていたので、利用することに。場所は林道のヘアリンカーブ手前。目印は赤布。
道はあまり踏まれておらず、少しわかりにくかったが、何しろ距離が短いのでそれほど心配にならない。ほら、もう向うに林道が見えてきた。
ショートカットの出口(麓から上ってきたら入口)はこの大岩があるところ。赤布もよーく見ればあるんだけど、わかりにくい。もう少し目印でっかくつけてもらえるとありがたいんだけどなぁ。
美濃戸まで戻り、振り返ると、阿弥陀の頂上が雲に覆われていた。天気は下り坂だから、もうすぐ雨が降るのだろう。雨が降る前に山を下れてよかった。
車に戻り、着替えを済ませて帰宅開始。

初めて美濃戸口でなく美濃戸から赤岳を登ったが、だいぶ楽で日帰りも余裕だった。標高差はそれなりにあるが、美濃戸からなら赤岳も日帰りのお気楽な山だな。一日しか休みが無いってときにぴったりだな。


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