猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1


10/13
次の週に天気が良ければ黒部五郎に行こうと思っていた。今週はその足慣らしに日帰りで山に登りに行くことに。(結局、次の週は予定が合わずに北八ツに行くことになったのだが。。。)

日帰りと言えば八ヶ岳と勝手に決めつけて赤岳に行くことにしたが、いつも一緒のルートだとちょっと新鮮味に欠ける。

で、新しいルートを行くことに。

地図を見て県界尾根と真教寺尾根が日帰りで行けそうなルートだと分かった。山と高原地図のガイドには結構危険な鎖場とあるのでちょいと心配だが、破線ルートでないし、大丈夫だろう。

休日なのになんだかんだで遅くなり、日付が変わるころよーやく道の駅小淵沢に。あぁ、明日の朝起きれるかしらん。。。

10/14
うー、眠い眠い眠い。鳴り続けるアラームと闘い2度寝、3度寝。ようやく起きたのは5:30。30分寝坊だ。やっぱもっと早く寝んとな。

暖房で窓のくもりが取れた頃、出発。八ヶ岳高原ラインを走り、30分ちょっとでサンメドウズ清里スキー場の駐車場に到着。が、ゲートが閉まっている。開門は8:00〜。うーん、こりゃまいったな。

もしかしたら上の駐車場は開いてるかもしれんと、そのまま県道415を進むと、終点で数台の駐車を発見。結局、上の駐車場のゲートも閉まっており、伸二郎も県道終点で路駐することにした。
着替えを済ませ、6:30出発。が、いきなり、登山口がどこかで迷う。結局、県道終点から続く、未舗装の林道が登山口だった。良く見ると、左のグレーの表示板に「県界尾根 赤岳ニ至ル」と書いてある。もっと手前に目立つように書いてほしいな。
林道は未舗装だったり、舗装だったり、笹の道だったりと少し変化しながら、だんだん細くなっていく。
林道は真教寺尾根と県界尾根の間の沢沿いを進む。この沢、砂防ダム銀座でやたらと砂防ダムが多い。砂防ダムの効果に疎い伸二郎にはどうも必要性が理解できんなぁ。
そんな砂防沢、ウソ、大門沢沿いを進んでいくと県界尾根への登山道入口があるので、県界尾根方面へ進む。
県界尾根への取り付きは急登の連続。笹の滑りやすい急登に始まり、森の中の岩交じりの急登が続く。景色も無く、キツイ。
急登を進んでいくと、県界尾根上の登山道にぶつかる。ここが小天狗という場所のようだが、天狗っぽい岩も無いし、特に突出したピークでもないし、なんでこんな名前がついてるんだろう?

あまり明確ではないが、稜線上の最初のピークだからかな?
小天狗で少し休憩した後、赤岳方面へ向け歩きだす。小天狗からしばらくは緩やかな道が続く。

時折、視界も開け、正面には目指す赤岳が青空に聳える。県界尾根は尾根上を行くだけあってなかなか展望が良いな。
視線を左に移せば権現岳。独立峰のような立派な山塊。
振り返れば雲海の向うに富士の姿。八ヶ岳は富士まで遮るものが無いので、富士の展望が良い。秋には雲海がおきることも多く、いっそう富士の美しさを引き立てる。
県界尾根を歩いていると、ところどころで先っぽが赤いコンクリの柱が見られる。県界尾根は名前の通り、長野県と山梨県の県境なので、県境を示す標柱なのだろう。
しばらくなだらかな道を行き、傾斜が強まったと思ったら、大天狗到着。大天狗は森の中で特に展望も無く、行動食を食べ、足早に先へと進んだ。

大天狗を過ぎると、森の中の展望の無い急登が続く。ちょいとキツイが、秋色の山の彩に励まされ、一歩一歩前へと順調に進んでいった。


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赤岳(県界尾根、真教寺尾根) 2012年10月 トップへ

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