猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1


12/26
夜の中央道を北へ。今日は久しぶりの登山の為、諏訪湖SAを目指している。恵那山トンネルを過ぎたあたりから、道路脇に雪が見えるようになってきた。最近の寒波で雪の少ない伊那谷も積雪したんだろう。

駒ヶ岳SAでいつも通り翌日のパンを買って、諏訪湖SAに着いたのは日付が変わった0:30。うーん、ちょいと遅くなった、明日はたぶん寝坊だろうな。。。


12/27
鳴り続けるアラームを止め、2度寝、3度寝、4度寝。。。もうちょっと寝ていたい。。。
5:30を過ぎた頃、ようやく起きる。予想通りの寝坊だ。まー、良い。寝坊も予測の内。

トイレに行くため、外に出るとひどく寒い。車の温度計は-12℃を指していた。まるで真冬だ。

エンジンをつけ、窓ガラスの氷がとけた頃出発。諏訪南ICで高速を降り、美濃戸口を目指す。美濃戸口にちかくなってくると、道路に雪が目立つようになってきた。凍結箇所も多い。さすが気温が低いだけある。

美濃戸口に着いて、美濃戸への林道に進む。道路は地面が見えているところもあるが、凍結箇所が多い。坂道を下り、橋を渡って登りに差し掛かる。心配していたカーブを曲がって安心した時、前輪の駆動力が抜ける。

ぬぅ、滑ったか。アクセルを緩めてもう一度トライしたが、前輪は空回りするばかり。傾斜はそこまできつくないが、路面はつるつるのアイスバーンで今のタイヤでは登れないようだ。

仕方ないので、暗い中、見えずらい林道をバックで下り、Uターンしたあと、美濃戸口へ戻る。4年目を迎えたスタッドレスのグリップ低下が原因か、それとも、FFスタッドレスでは今日のツルツルバーンは無理なのか。。。

美濃戸口で500円を払って駐車場に止め、着替えて登山開始。時刻は7:00既に明るくなってしまったな。

林道を歩き、車で登れなかった坂道まで来た。確かにツルツルだが、この程度の坂道が登れなかったのはショックだ。チェーン持ってこんといかんのかな?
ツルツルでちょっぴりスリリングな林道を1時間ほど歩くと美濃戸到着。駐車場の車にはFFスタッドレスもいた(表示は無かったが、実は4WDだったのか?それとも昼間orもっと前に登ったのか?)ので、坂道が登れなかったのは4年目でグリップが低下したからなんだろう。今度新しいスタッドレスに変えんとな。

※2013年1月4日に新品スタッドレスで同じ坂道を登れず。さらに非金属チェーンを巻いたが登れず。美濃戸にはFFスタッドレス+チェーンの車がいたのでチェーンを巻けば登れる車もいるようだが、伸二郎のように登れない車も多いようだ。また、美濃戸にあったFF車はすべてチェーンを装備していたのでFFスタッドレスのみではやっぱり無理なようだ。
美濃戸からは南沢を行く。登山道は地面が見えているところもあるが、凍結しているところもちらほらあって歩きにくい。行者小屋まで半分を過ぎた頃からしっかりと雪が積もりだし、歩きやすくなった。
それにしても今日は寒い。普段なら歩き出してすぐ暑くなってフリースを脱ぐのだが、今日はフリースを脱ぐほど暑くならない。手袋もフリースのものでは少し寒いくらいだ。

南沢も上部では凍結しているし、既に厳冬期の雰囲気だ。12月でこんなに寒いとは思いもよらなかったな。
さて、南沢沿いの展望の無い登山道を進んでいくと、木々が切れ、ようやく展望が現れた。見ているのは横岳の稜線。とんがっているのは大同心かな。今日は気温も低く、アイスクライミングには絶好の一日だろう。
結構ばててきた頃、ようやく行者小屋到着。小屋はすでに営業を終えていたが、年末年始の営業準備の為か、中に人の姿が見えた。
凍えるような寒さの中、パンを食べているとようやく日が指して少し暖かさくなった。空は限りなく青く、木々は白く、冬らしい綺麗な景色だ。

凍えるような厳しい寒さを乗り越えたテン場の住人には本当に待ちに待った太陽なんだろうな。
パンを食べると、アイゼンをつけ、地蔵尾根を登る。地蔵尾根は相変わらずの急登でキツイ。途中、足を2、3度つりそうになる。運動不足だなー。
急登はずっと続き、足にきつかったが、上部では展望が良く、それほど苦にならない。
南には目指す赤岳と天望荘が青空に輝く。今日は本当にいい天気だ。
プチナイフリッジを越え、岩場を登りきると主稜線にぶつかる。お地蔵さんに今日の晴天のお礼を言って赤岳方面へと足を進めた。


その1 | その2
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