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みずがき山 '05年10月



11/12
17時に自宅を出発。下道で飯田まで行こうかとも思ったが、途中の香嵐渓で渋滞にはまりそうだったので、高速で行くことにした。

いつもより早く、余裕があったので、駒ヶ根で下りてソースかつ丼でもと思っていたが、いざ駒ヶ岳SAについてみると面倒臭くなり、SAのフードコートで済ますことに。

食べたのは山菜蕎麦と「馬ーいフランク」。馬ーいフランクはその名の通り、馬肉を使ったフランクフルトでどんなもんかと思って購入。

食べた感じは普通のフランクフルトとそう変わらない感じ。それもそのはず、馬肉は50%で残りは普通の豚肉だから。もう少し特徴があっても良かったかな。
食事を済ませ、出発。高速&国道20号を走って道の駅白州到着。今日はここで車中泊。いつもより到着時間が早かったので、翌日のルートを確認して就寝。夜空には星が輝く。明日も晴れてますよーに。


11/13
5時過ぎに起床。少しお腹に違和感を感じる。これは下痢の前ぶれだろう。早めに出しておこうとトイレに行くが、出る気配無し。うぬぅ、さっさと出てくれれば良いものを。後で出るなんて言うなよ!と腹に言い聞かせ、本日の登山口へと車を走らせた。

今回の登山口である青木鉱泉へは韮崎市武川町宮脇の交差点を曲がり、集落の中を通って行くが、道が実にわかり辛かった。

「えっ、こんなとこ」ってくらい細い道を進んでいくと、未舗装の林道となり、ガタゴト揺られながら進んでいく。ナビが無かったらわからんくなりそうだな。

未舗装と舗装路を繰り返しながら進んでいくとやがて青木鉱泉到着。ちょっと安堵。ふぅー、登山前から疲れちまった。

青木鉱泉の有料駐車場に車を止め、支払いの為、青木鉱泉の建物へと向かう。と、ウンコ波到来。ちょうどよくトイレがあったので大を済ませる。出るには出たが、下痢じゃなかったな。まだ奥に残ってんのかな?

ちょっと不安が残りつつも、もう出る気配がないので、登山を開始することに。ずいぶんと歴史を感じる建物で御主人の?おじいさんに駐車料金を払う。

「1日750円です」。うっ、意外に高い。一日500円と思っていただけに少し痛い。まー、その分、登山道の維持やトイレの維持に役立っているのだろうと言い聞かせ、二日分(1500円)を支払う。

青木鉱泉には水場と登山ポストがあるので、水の補給や登山届の提出をお忘れなく。
今回のルートはここ青木鉱泉から「中道」と呼ばれるルートを通って薬師岳にまず出る。地図を見ると中道へはいったん走ってきた道を戻る形になっていたが、青木鉱泉から川を渡る近道なるものがあってそれを進むことに。

良く通られているみたいで目印はしっかりしていた。
川を渡って少し森の中を行くと林道にぶつかる。薬師岳へはこれを山側へ。

看板に案内されながら進んでいくと、道が2股に分かれている場所がある。薬師岳へは案内看板に沿ってこれを左へ。基本的には登山道の取り付きまでは案内看板を頼りに行くと良い。
分岐から5分ちょっとで廃小屋がある場所で道しるべに従い、曲がると登山道の入口に着く。
登山道入口には薬師岳小屋からの注意看板がある。この中道、急登がキツイ登山道で、看板にも体力に自信の無い人は引き返せとある。まー、そんなに体力に自信ないけど、行かせてもらいます。
なお、薬師岳小屋までのコースタイムは4時間30分とあるが、ちょっと健脚向けの時間だと思う。たぶん、5時間が妥当なところかな(標高差300mで1時間とすると、ここから薬師岳まで標高差が1500m位だから約5時間)。
登山道に入るとさっそく急登が始まる。急な斜面をつづら折れに登ると、やがて尾根に出て、その後は尾根を急登。展望はあまりなく、キツイ登りが続く。
急登を続けていくと林道と交差する。昔はここまで車で来れたのかもしれないな。

この林道を超えると少しの間平坦な道となる。笹と針葉樹の道は明るく雰囲気が良い。
木々の間からは目指す薬師岳や地蔵岳が見えた。こうしてみると結構近く見えるんだけど、実際はまだ遠いんだよなー。
笹の平坦な道を終えるとまたまた急登。苔むす小岩の登山道は今までよりさらに傾斜を増してキツイ。
きつい急登をバテバテになりながら進んでいくと、大きな岩が出現。これが御座石で、案内看板の前には休憩に適した切り株もあり、ここでしばし休憩することに。
ここから薬師岳までは2時間弱。最後の踏ん張りの為に行動食とアミノバイタルを補給。頑張りまっしょい。
御座石から薬師まではきつかった。急傾斜は相変わらずで、疲れでふくらはぎはかなりお疲れ。最後のほうはそれほど急傾斜でなくなったが、それでも頂上が遠く感じた。

テント泊装備を担いでの急登はキツイ。。。
辺りの景色が白砂と花崗岩になると頂上はもうすぐ。

稜線に出ると、すぐに頂上。目の前には白峰三山を始め、南アルプス北部の山々の見事な景色。

景色は頂上直前まで開けることが無かったので、なかなか感動した。ようやく、頂上ついたぞ。いやー、疲れた!


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