猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その1


今週は天気もイマイチだから家でダラダラ過ごそうと思っていたが、土曜の午後、既に天気が回復傾向だったので、日曜も行けるでしょと登山に行くことに。

日帰りで行けそうなところで晴れの確率が高いところで鳳凰三山に。
ただ、日帰りだと地蔵まで登るのはきついから、薬師、観音の二山にした。

12/1
21:00過ぎに道の駅白州に到着し、寝ようとしたが、近くの車の音楽がでかくて寝れず、移動。おかげで寝たのは22時過ぎになった。

12/2
昨夜の遅寝がたたり寝坊。3:30出発の予定が4:00出発に。
おのれズンドコ車め。

遅れたから急ぐかと言ったらそんなこともなく、普通に走って登山口にも遅着。I'm 人生遅れ人。

4:40に中道の登山口到着。シーズンオフ、昨日は雪とあって、登山口に泊まっている車は居ない。しーんとした静けさの中、車の中で着替えていると、普段聞こえない物音も聞こえてくる。

トクトクトク。タンクから液体が少しずつ漏れているかのような音が聞こえる。なんだろう?。途中の林道は荒れていたのでガソリンタンクや燃料パイプを少し損傷してしまったのだろうか?

いや、そんな程度でガソリンが漏れる構造ではないはずだ。しかし、もしここでガス欠にでもなったら、助けは無い。長い麓までの道を歩かねばならない。それは痛すぎる。そうだ青木鉱泉の登山者用駐車場なら誰かいるかもしれない。

そう思って青木鉱泉の駐車場に向かうも、シーズンオフで駐車場は閉められていた。道沿いに駐車スペースがあり、そこに2台駐車車両があった程度。これでは大した助けにならない。。。

結局、ガソリンが漏れるなんてありえないと中道登山口に戻ってようやく登山開始。時刻はもうすぐ6:00.。ずいぶん遅くなってしまった。暗くなる前に帰ってこれるかな。。。
ヘッドランプをともして急な登山道を行く。気温は-5℃を下回る。少し寒いが、急登のおかげで身体が温まってきた。

雪は登り始めからうっすらと積もっているが、アイゼンをつけずともまだ平気だ。森の中の急登を淡々と登って行く。
一旦林道とぶつかり、さらに登って行くと笹野原に出て地蔵岳が見えてきた。既に朝日が昇って山肌を明るく照らしていた。今日は良い天気だ。
笹原の急登を行くと、正面に薬師の姿。こうしてみるとそんなに遠く感じないんだけど、ずいぶん遠いんだよね。
笹原の急登付近から時折足が滑るようになり、さらに急登になってきたので、アイゼン装着。これで滑らんくなる分、パワーのロスが少なくなるぜ。
しっかし、キツイ。中道は登り始めからひたすら急登が続くが、特にこの区間はキツイ。日帰りで荷物が軽いはずなのに、足が前に進まん。鳳凰三山、ちょっと甘く見てたな。
何度も休憩をしながら登り、やっとこさ御座石到着。疲れた。
パンをほおばり、エネルギーを補充して出発するが、やはりキツイ。

こうなったらアミノ酸に頼るしかねー。知床岬トレッキング用に買ったアミノバイタルパーフェクトを今こそ食べるのだ。

パッケージにも「後半に差をつけろ」なんて書いてあるし、これで疲れなんてぶっ飛ぶぜ。
なんてことはなく、変わらずキツイまんま。
後半で「コースタイムと」差(遅れ)をつけちまったぜ。

そんなちょっとへこたれた伸二郎にちょいと元気を与えてくれたのは木々の間から見えてきた日本一の山。南アルプスからの眺望と言えばやっぱり富士だね。
その後もキツイ登りが続いたが、ようやく頂上まであと少し。木々も切れ、景色も良く元気が湧いてきたぞ。
そして、登山口から5時間でやっとこさ薬師岳へ。
スーパー快晴を期待したが、既に薄雲が空を覆って、山の色はイマイチ。スーパーきつかったのに。。。

それでも目の前の白峰三山はきれいだし、まーいっか。
北岳&間ノ岳、手前は池山尾根。

こうしてみると、正月に北岳に登った時のことが思い出される。積雪期の間ノ岳リベンジしんとなー。でも1月はおっかないし、よっぽど気合を入れないと再挑戦する気にならん。GWにしようかな。。。


その1 | その2
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