猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1


ふがふが、ぐぬぅー、・・・、ハッ、いかん、やってもーた。毎度おなじみの寝坊だ。もう7:30か、今日は行くの止めようかな。。。

今日は木曽駒に登りに行こうと思っていた。いつものごとく、前日に移動して車中泊をしようと考えていたのだが、どうもやる気が出ず、そうこうするうちに眠くなったので前日移動を止めたのだ。

で、明けて今日の朝、目覚ましをセットするも、2度寝、3度寝。やっぱり快適な家では朝起きれんね。

迷ったが、なんとかなるさーと出発決定。準備をして8:00に出発。高速は空いており、9:45に菅ノ台駐車場到着。

着替えを済ませ、バス&ロープウェーのチケットを買いに行く。チケットはJAF割引が無くなってしまってたが、モンベルの割引はあるとのこと。会員証を普段持たぬ伸二郎は残念ながら割引を受けられず。モンベル会員の皆さん、会員証をお忘れなく。
バス、ロープウェーを乗り継ぎ、11:00過ぎに登山口である千畳敷に到着。まだ雪が豊富だ。一部は期間限定のスキー場になっていた。
振り返ると雪を抱く南アルプス。時間があればこの時期の南アルプスも一度行ってみたいなぁ。
この日はアルプホルンの演奏会も行われており、その旋律を聞きながら登山を開始した。
登山口は少しわかりにくい。ロープウェー乗り場建物の北側にある。登山道はちょうどスキー場の縁に沿って続いていた。

スキー場をよけながら進むと正面には乗越浄土への急坂。登山道が雪に埋もれたこの時期はほぼ直登。傾斜が強いのでアイゼン、ピッケルは持参のこと。
やはり、久しぶりの登山とあってこの急坂はなかなかきつい。時折休憩しながらゆっくり進む。

そんなきつい急坂だが、この傾斜がシリセードにはちょうどよく、前方からは勢いよくシリセードしてくる登山者。いやー、実に気持ちよさそうだ。俺も帰りは楽しんでやろう。
急登を終えると乗越浄土到着。空が開け、緩やかな中岳への道とあいまって開放的な感じ。
奥には御嶽の姿。御嶽もまだまだ雪が多い。
今日は出発も遅かったので宝剣岳は止めようかとも思ったが、天気も安定してるし、ここまで結構良いペースで来ているので行くことにした。

浄土乗越から見ると宝剣岳は少し小高いピークにしか見えない。
が、近づくと雪壁は高く、なかなかの迫力。
トラバースの途中から下を眺めると谷底まで真っ逆さま。ここで滑ったらこの世に戻ってこれないだろうなぁ。。。
雪壁を越えるとそのまま稜線つたいに頂上へ直登。夏道のこわーいトラバースは積雪期にはないので少し安心。(と言っても直登も幅狭のプチリッジでスリリングなのだが)。

登り詰めた頂上からは千畳敷、その向こうに南アルプスの景色。ちょっと達成感に浸る。
南を見ると空木岳への縦走路。いつかGWにこの稜線を歩いてみようかな。


その1 | その2
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