猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その3



6/15
3:00過ぎに目が覚めるも風がテントを叩く音にやる気をなくしウダウダ。とりあえずカップ麺を食べコーヒーを飲む。試しにちらりと外を見ると、良そうに反してスーパーな快晴。うぉー、こりゃいかん。
急いでテント撤収作業にかかるが、初めのウダウダを挽回できず、予定より20分遅い4:20出発。うーん、日の出間に合わんな。

駒ヶ岳頂上山荘から木曽駒頂上までは20分の距離。目と鼻の先である。明るくなった登山道を急いで歩くが、
やっぱ間に合わず途中で日の出を迎える。八ヶ岳から顔を出した朝日は実に綺麗だ。まー、頂上からでは無いけど、ちゃんと日の出が見れたから良しとするか。
振り返ればなだらかな中岳の向うに伊奈前岳から宝剣、空木に至る中央アルプスの主役たち。なかなか綺麗な景色じゃないか。
伊那前岳の向うには南アルプスと富士も見える。富士が見えるとなんだかうれしくなるな。
宝剣と空木、南駒をアップ。残雪を抱く空木、南駒はなかなか綺麗だ。空木は頂上からの景色良し、遠くから見て良しと実に良い山だ。また登りたくなってしまったな。今度晴れたら行ってみようかな。
頂上の西側には昨日ガスの中歩いた木曽前岳と麦草。その向こうには美しく裾野を広げる秀峰御嶽。白山でも思ったが、御嶽はこの季節が一番美しく見えるな。
しばらく頂上から景色を楽しむ。風は冷たかったが、快晴に心はポッカポカだった。

しばらくすると太陽は高度を上げ、辺りは淡い朱色から爽やかな青色に変わってきた。木曽駒の斜面は朝日を浴びて輝き、とても綺麗だ。ガスの中頑張って登ってきた甲斐があったな。
伊那前岳とシルエットで浮かぶ南アルプス。南アルプスはしばらくご無沙汰しているな。また塩見にでも行ってみようかなー。
北東には今回通ることができなかった将棊頭山から茶臼にかけて伸びる稜線。いつかここを歩く日は来るのだろうか?
北を見れば緑の山並みの向うに乗鞍と北アルプスの姿。梅雨が明けたら北アルプスでテント張りたいな。やっぱ白馬かな。何度も行き過ぎか。でも白馬が好きなんだよねー。あー、早く梅雨明けんかな。
十分に展望を楽しんだ後、木曽駒を後に。素敵な景色を眺めながら玉乃窪へと下る。
特に御嶽の眺めは格別だ。木曽を代表する山。何度見ても素晴らしい。

手前には麦草。今日のような晴天ならあの稜線を歩いても多少は我慢できるかな。まー、多少はだけどね。
玉乃窪まで下ってちょいと休憩。南には大きな谷を挟んで三ノ沢岳が迫力だ。三ノ沢岳はピストンしか行くすべがないから未だに行ったことが無いが、機会があったら一度行ってみたい場所だ。
北には乗鞍と北アルプス。玉乃窪は鞍部にあるけど、なかなか眺めの良い場所だ。人もとても少ないようだし、案外穴場な場所かもなぁ。
景色を見ながらのんびりと食事を摂る。やっぱ山は晴れが一番だ。


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