猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2


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1時くらいに寒さで目が覚める。小屋の中、さらに中2階なのに地面からの冷気が結構きつい。こりゃ、外だったら寒くてまともに寝れんかったかもなー。

体の中から発熱させてやろうと柿ピーとかを食べ、さらに、小屋にあった、断熱材っぽいシートを拝借して2時過ぎに寝ると快適に熟睡。で、寝坊。中途半端な時間に起きると寝坊するでいかんな。。。

朝飯を食べ、荷物をまとめて鍵の無い窓から出る。この窓が開いててホントに良かったなー。
外はすっかり明るく、山の向うでは日が昇っているようだ。空は快晴。最高だ。
小屋の前からは乗鞍や北アルプスの姿。今日乗鞍に登った人は素晴らしい展望が得られるなー。
小屋から先はトレースは皆無だった。赤布なども見当たらず、地図とGPSを頼りに尾根筋を外さぬ様に登って行く。越百小屋から越百山は基本的にずっと尾根を行けばよい。

森の中は尾根とかもわかりにくい。右に尾根の端っぽいところを確認しながら、まずは尾根に出るまでまっすぐ登れば良いだろう。
尾根筋に出ると雰囲気は一変。明るい雪の道が続き、実に開放的。目指す越百山もはっきり見え、もう迷う心配も無い。
振り返ると御嶽と乗鞍が綺麗に見えた。雲一つない晴天。最高の一日だ。
乗鞍と穂高のUP。空気が澄んでおり、しっかりと稜線の様子が見える。黄砂が無いって素敵だ。
ここから先はちょっと急な雪稜を行くのでスノーシューからアイゼン&ピッケルに替えてすすむ。
少し木々のある稜線を進むと、木々もほとんどなくなり、綺麗な雪稜となった。実にかっこいいではないか。誰のトレースも無い美しい稜線を気分良く進みだした。
大体雪稜の端から2、3m内側を進んでいく。それ程雪庇は発達してなかったので、これくらい離れていればまず大丈夫だろう。

ところどころ急峻なところもあったが、アイゼン&ピッケルを良く効かせればなんの問題も無い。
最後の急登を終えると越百山頂上到着。いろいろあったが、無事にたどり着けて良かった。


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