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みずがき山 '05年10月


前日の夜更かしがたたって、いつものごとく、寝坊。急いで準備して、家を出たのは7時過ぎ。今日は10時25分発のバスに乗らないと行けないのに、こいつは間に合わんかもしれん。。。

高速をいつもよりちょっと速いペースで走り、なんとか茅野駅に着いたのは10時。こいつは間に合ったと思いきや、車を2日間止めておける駐車場が見つからない。

タクシーの運転手に聞くも、日当たり上限無しの時間制駐車場で、これでは料金がバカ高くなってしまう。こりゃやばいことになった。

焦りながら駅前を探すとようやく日当たり上限500円の駐車場発見。助かった!八十二銀行さん、感謝するよ。→場所はこの辺
急いで着替えを済ませてバス乗り場に行く。バスは駅の西口のロータリー発で、ちょうど駐車場から近い場所にあった。ラッキーだ。

その場にいたバスの運転手さんに麦草峠行きのバス乗り場を聞いて、何とかバスに間に合った。やれやれ、いつもながら自分の準備の悪さには疲れるよ。

先に切符を買ってバスに乗り込む。バスはほぼ登山客で占められていた。さすがは登山ブーム。
バスは幾つかのローカルな停留所を経て、麦草峠に向かうR299に入った。R299は今が紅葉真っ盛りで青い空にまぶしいくらいの紅葉が印象的だった。今度はバイクで走りに来たいな。

バスはどんどん標高を上げ、やがて辺りの植生が針葉樹林帯となったところで麦草峠に到着した。
ちょっと小腹も空いてきたので、登山の前に麦草ヒュッテで腹ごしらえ。

注文したのは大きなきのこが美味しそうな山菜蕎麦(840円)。ちょっと濃い目のつゆに香りの良い蕎麦と旨味たっぷりのきのこが良く合い、とても美味しかった。
腹も満たされたところでやっとこさ出発。あっ、ちなみに、登山ポストは麦草ヒュッテの入り口にあるので登山届け提出お忘れなく。

始めは木道ののほほん歩き。
後を振り返ると北八ツの頂(茶臼山かな?)が美しい。良い雰囲気。
森の中へ入ると、北八ツの印象にぴったりな苔生す登山道となった。展望のある登山道が好きだが、こうゆう雰囲気のある道もまた良いもんだ。写真を撮りながらゆっくりと歩いていく。
ずっとのんびりした道が続けばよいが、そんなうまい話は無い。徐々に傾斜は強まり、丸山頂上へ向けた急登が始まった。うーん、なかなかきついではないか。

急登を終え、展望の利かない丸山頂上に着くと、高見石小屋までは下り。せっかく登ってきたのに。。。まー、縦走なんてこんなもんか。

渋の湯からの道と合流した後、程なくして高見石小屋到着。なかなかの賑わいだ。
高見石小屋から高見石展望台まで2分とあったので、展望台に向かう。高見石は大きな岩が折り重なった場所で、所々足場が悪く、登るのに案外気を使った。

高見石なんていうからでっかい石が一つあるだけかと思っていたが、想像とだいぶ異なったな。
岩をひょいひょいと渡り歩いていくと、急に目の前に素晴しい展望が広がった。目の前に広がる原生林から遠く浅間山まで素晴しい展望が広がる。これほどまでに素晴しい展望が広がるとは、これまた想像できなかったな。
特に素晴しいのが浅間連峰の眺め。千曲川の平野部からスッと立ち上がる山容は実に美しい。
北を見れば北八ツ北部の山々から北アルプスまで見渡せる。今度はR299の北側を縦走してみたいな。
そして西には小屋越しに中央アルプスの眺め。まさに360度の大パノラマ。看板の文言に偽り無しだな。こんなに良い場所だったとは、まったく想像つかなかった。やるな高見石。


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