猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



休憩の後はお鉢めぐりへ。前回はガスで何も見えなかったが、今日はバッチリ見えている。
お鉢めぐりの登山道脇には三十六童子と呼ばれる36個の石碑がある。このあたりもやはり宗教色が強い御嶽山ならでは。
お鉢めぐりの登山道。この場所はちょうど剣ヶ峰の反対側に位置し、火口壁登山道の中では剣ヶ峰頂上に次いで高い。このあたりは少し登山道が細いので視界の無いときは注意かな。
お鉢めぐりの途中で継母岳、遠く白山を望む。継母岳はもう少し高いかと思っていたが、ずいぶん下にあるように見える。距離も結構あるので継母岳に向かう登山道が無いもの納得。
お鉢めぐりの途中から剣ヶ峰方面を望む。火口は土砂に埋もれているのか、ずいぶん平坦だ。
火口壁の内側に登山道が入ると風が無く急に暑くなった。さすが火口、風裏なんだな。

鉛筆のような目印まで来ると、火口壁の外側に曲がって二ノ池に向けて下りだす。目の前には火山地形が広がり、なかなか見事だ。

景色が綺麗だから少しよそ見しながら下ってしまいがちだが、足元はザレて滑りやすいのでしっかり足元見てないと転んでしまうので注意かな。
二ノ池まで来ると、エメラルドグリーンの水面に太陽が反射してきらきらと綺麗だった。標高2900mの場所とは思えないほどまったりした雰囲気だった。やっぱ晴れは良いな。
7月には氷河の様だった雪渓もだいぶ小さくなって、今にも無くなってしまいそう。でももうだいぶ冷え込んできているので越年するかな。
二ノ池で少し休んだ後、再び剣ヶ峰に登り返す。王滝頂上からの道と異なり、こちらは人も少なく静かだ。
剣ヶ峰に戻ってくると大勢の人で賑わっていた。下を見るとまだ続々と登ってくる。今日は人が少ないかと思っていたが、登りだしの時間が早かったから空いてただけで、やっぱり混んでいた。

7〜9月の晴天の土日はやっぱ混むんだな。
人が多い頂上をそそくさと後に下山開始。続々と登ってくる人を眺めながらのんびりと下る。
王滝頂上では小屋の屋根に布団が乾されていた。天気良いもんね。今日小屋で泊まる人はふかふかの布団で気持ちいいだろうな。
一息ついた後、田の原へ向かって急な坂を下りだした。目の前には連なる山並みと中央アルプスが常に見渡せる。晴天の御嶽は下りもなかなか気分が良い。
田の原まで下ってくると登山道脇に色づいた木々がちらほら見えた。もうすぐ紅葉の季節だな。今年は夏が暑かったから色づきが良いかも。紅葉も楽しみだ。
田の原に着き、歩いた道を振り返る。青空にどっしりたたずむ御嶽。今日は本当に良い日だったな。7月のガスの思い出も晴れてスッキリだ。
駐車場に戻り、着替えを済ませ、家路に着く。嫁と娘がお待ちかねだ。気を付けて帰ろう。。。


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