猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1


4/7
久しぶりに日曜の天気が良さそうだ。今週こそは山に行ける。しばらく登山に行っていないので、楽に登れる蓼科山を登ることにする。

登山計画書を早々に書いたまでは良かったが、なかなか出発できない。ここんとこどうも気分が乗ってこないんだよなぁ。

長いことウダウダした末、16:00にようやく出発。毎度のことながら嫌になるが、無事に出発できただけでも良しとするか。

今日は移動するだけなので時間にも余裕がありお気楽。途中、伊那市で晩御飯。訪れたのは伊那市の商店街にある「中華料理 田村」。

古い町の食堂と言った外観で、地元客に親しまれてるよう。昼間は観光客でにぎわうが、夜は観光客もあまりおらず、地元客でにぎわう。
店に入り、カウンターに座って、壁のメニューを眺める。もともと中華料理屋だけあって中華メニューが多いが、ソースかつ丼やローメンと行った伊那谷名物もちゃんとある。

頼んだのは「黒豚ソースかつ丼 1300円」。普通のソースかつ丼(950円)よりお値段張るが、きっとより美味しいに違いない。

しばし待ってソースかつ丼到着。なんじゃこりゃ、どんぶりってゆうか、土鍋だな。実際にはどんぶりなんだけど、色のせいか、形のせいか、土鍋にしか見えん。。。
蓋をあけるとおなじみのソースかつ丼。

食べた感じはかなり美味しい。特に肉が良い。柔らかくとてもジューシー。

ソースかつ丼のお肉はアツアツの出てきたばっかは柔らかいが、冷めてくると次第に固くなる店が多いのに対し、ここは最後まで柔らかかった。少し脂が多めだが、それが良いのだろう。

ソースは少し甘すぎるかなと思う。ここは好み分かれそうだな。個人的にはまー許容範囲。

あまり有名でない?と思っていたが、思わぬ美味しさに満足の夕食だった。
伊那から少し走ると本日の宿泊地である諏訪湖SAに到着。SAは改装中で以前は無かったスタバとか洋風のレストランとかができていた。オサレになったねぇ。

そのスタバでコーヒーを飲んでまったりした後、就寝。良く冷え込んでいたので、ダブルシュラフにさらに毛布を1枚羽織って寝た。今年は本当に寒さが長く続くなぁ。。。

4/8
5:00過ぎに起床。外気温は-7℃。真冬並みの寒さだ。

車のエンジンをつけ、暖房マックス。窓の氷が解けた頃出発。諏訪ICで高速を降り、登山口である女神茶屋へ向かう。途中、快晴の空に蓼科山が見えた。今日は良い日になりそうだ。
さらに進んでいくと「女の神展望台なる場所があった。ここからは八ヶ岳と南アルプスの景色がとてもきれいだ。こっちの方向の景色なら山の上に登らずともここからでも十分だ。
女神茶屋登山口に6:30到着。すでに先客がたくさんいてほぼ満車状態。7:00前には満車になった。ここに止められない登山者は上の写真の女の神展望台に止めていたようだ。

ちなみに、道はすずらん峠付近以外は凍結無だったが、女神茶屋登山者用?駐車場付近はしっかり凍結していた。タイヤは冬用が必要だな。
準備をして出発。最初は森の中の静かな山歩き。明るく、気持ちが良い。
しばらくして急登が始まり、いったん平坦になったのち、また急登。登りきった先が蓼科山の肩だ。
蓼科山の肩からはなかなか良い景色。中央アルプスや御嶽の景色が美しい。それにしても今日は良い天気だ。
女神茶屋からの道は蓼科山をすっきりと見渡せる場所が無い。木々の向うに見えるだけ。ちょっと残念。
蓼科山の肩で平坦な道を行くと、再び急登となる。木々が無いまっすぐな道を行くので道はすごくわかりやすいが、傾斜はかなりきつく、久しぶりの登山の伸二郎に応えた。
でも、嫌な感じはしなかった。登れば登るほど木々の樹氷は美しく、どこまでも青い空に白く輝く世界は疲れを忘れさせてくれた。
振り返った景色もまた美しかった。一直線に伸びる登山道の向うには南アルプスの美しい姿。八ヶ岳の樹海越しにたたずむ姿はいつもとまた違って良かった。
そうこうしているうちに樹林帯を抜け、森林限界に到達。吹きっさらしなので荒天時は大変そうだが、今日の穏やかな晴天の下では何の問題も無い。
振り返ると、今までに増して良い景色。八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽・・・遮るもののない景色は爽快そのもの。
森林限界を迎えてからもう一登り、二登りあるかと思ったらすぐに頂上が見えてきた。ありゃま、こんなに簡単に着くなんて。

頂上付近は遮るものの無い展望で、空に向かっていくかのような解放感。こうゆう感じ好きだなぁ。
登山口から2時間30もかからずに頂上到着。楽ちん。

雲一つない晴天のもと記念写真。今日は最高だ。


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