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みずがき山 '05年10月



今回のターゲットは八ヶ岳の中央に聳える天狗岳。前泊日帰り予定だ。で、今日は移動日。

 10:30に家を出て高速をのんびりと走る。天気はそんなに良くなかったが、今日は移動だけなので気にしない。

 途中、毎度おなじみの駒ケ岳SAで昼食。今日こそはあんかけラーメンをなどと考えていたが、結局選んだのはソースかつ丼。うーん、体が肉を求めてるのか。

 今回は普通のソースかつ丼(1050円)だったが、前回食べた南部豚との違いは感じない。こっちのほうが値段も安くお得だね。 
お腹も膨れてきたところで再び走り出す。諏訪ICで高速を降りた後、R299→県道191号とつなぎ、奥蓼科(渋の湯)を目指す。

県道191号に入った辺りから道は徐々に凍結箇所が増えていた。そして、民家を抜けて山に入りだすと、一面のアイスバーン。

 ヘアピンカーブが続く登りになるとますます激しくなり、前輪が良く滑るようになった。もうちょっと傾斜が強かったら登れないところだったな。。。
アイスバーン路を上り詰めると細い道となり、さらに進んでいくと温泉旅館が見えてくる。ここが今回の登山口である奥蓼科「渋の湯」だ。

 今日はここの駐車場(有料:1泊2日 1500円)で車中泊だ。駐車料金は温泉の窓口みたいなところで払う。

 無愛想な温泉の受付人にちょっとムッっとしながら駐車料を払い、駐車場に戻る。外は津々と雪が降っていた。雪崩大丈夫かしらんなどと不要な心配が浮かんでくる。一人の夜はなんか心細くなっちゃうね。

 体が冷えぬよう、いつもより強力な寒さ対策(シュラフ2枚重ね+布団3枚)をして就寝。明日晴れますよーに。。。

目覚ましの音で目が覚める。外はまだ暗いが雪は降ってないみたいだ。いつものごとく、二度寝をした後、起床。

 車の暖房をつけ、パンを頬張る。車の温度計はー11℃を指している。外は寒そうだな。。。
暖房が効いてきたところで着替えを済ませ、いざ登山開始。

温泉地の奥へ進んでいくと登山口登場。登山届けはここで提出。
橋を渡ると樹林帯の登りとなる。トレースは明瞭で赤布もしっかりとついており、迷うことは無い。人気の山ゆえ、良く整備されているな。
樹林帯の急登をこなしていくと平坦な場所に出て、そのまま進んでいくと、パノラマコース分岐にぶつかる。驚くほど早く着いてしまった。

今日は調子が良いなと思ったその時、お腹にいやーな痛みが走る。この感じは間違いない、下痢のときの痛みだ。朝、ちょっと冷えたのが腹にきたのか?

 まだ黒百合ヒュッテまでは距離がある。なんとか持ちこたえて欲しい。
時折くる腹の痛みに顔を引きつらせながら、ただひたすら黒百合ヒュッテを目指す。登山道は平坦であまり疲れず良いペースだ。

再び傾斜がきつくなってきたが、急登とまでは行かない。ペースを落とさず、ただひたすら黒百合ヒュッテのトイレを目指し突き進む。
やがて、木々の間から白く輝く木々と青い空が見えてきた。結構登ってきたみたいだ。
青い空に見とれながら登って行くと、不意に視界が開け、目の前に黒百合ヒュッテが現れた。よっしゃ。耐え抜いた。

登り始めてまだ2時間も経ってない。いやー、トレースの力は偉大だな。
早速、荷物を下ろしてトイレに向かう。トイレは有料(200円)のせいか、なかなか綺麗だ。無事トイレを済ませ、文字通りスッキリとした気持ちで外に出る。

冬季でも営業してる山小屋があるのは本当に助かるな。


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