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みずがき山 '05年10月


今回の登山口である美濃戸口は八ヶ岳山荘の隣にある。 美濃戸口から美濃戸山荘までは未舗装の林道を歩く。林道は木々が紅葉していてなかなか綺麗だった。
1時間ほど歩くと山荘が見えてくる。また、山荘越しには阿弥陀岳の堂々とした山容が望める。 林道を歩いていたとき、何台かの車に追い抜かれたが、それもそのはず。美濃戸山荘までは一般車通行可だから。また、ちゃんと駐車場も有る。ただし、1日1000円とちと高い。
美濃戸山荘は外にベンチがあり、ちょっと休憩するのに良い。 美濃戸山荘から分岐が有る。左が赤岳鉱泉への道、右が南沢沿いに行者小屋へ向かう道。今回は右へ。
最初しばらくはうっそうとした森の中を進む。足元は石がゴロゴロしている。 やがて、沢沿いの道となり、何度が沢を左へ右へ渡りながら登っていく。
1時間30分くらい登っただろうか、沢には水がなくなり、一旦森の中へと入っていく。 森の中を進んでいくと、水のない沢にでる。ここで視界が開け、横岳の険しい岩稜が見えてくる。
再び森の中へ登山道は続く。この辺りは枝分かれした道が結構有り、間違えないように進みたい。 再び沢に出ると、前に増して横岳の姿が大きく、はっきりと見える。また、ここで初めて主峰赤岳の姿も見えてくる。
赤岳のすぐ北側には赤岳山荘が見えたが、あの崖を登っていく登山道があるなんて到底想像できなかった。 沢からすぐに行者小屋に着いた。行者小屋からは赤岳から横岳への迫力有る岩壁が望める。
行者小屋から赤岳への道を考えていたが、文三郎道に決めた。この写真の右側の尾根に当たる。 行者小屋からしばらくは平坦な道だが、この分岐を過ぎると、傾斜が増す。
傾斜が増した文三郎尾根道。つづらになり、急傾斜を登る。ここからしばらくはとても辛い。 この階段がまた辛い。この辺りが一番の踏ん張りどころだ。
キツイ階段で休憩を兼ねて景色を眺める。さっきまでいた行者小屋が小さく見える。ずいぶん登ったもんだ。 階段の急登を終えると、稜線まであと少し。傾斜は相変わらずきつい。
やっとこさ中岳への稜線に辿り着く。中岳とその向こうにどっしり鎮座する阿弥陀岳が迫力だ。
稜線まできたら、後はそれほど辛くない。山頂目指してレッツラゴーだ。 まずは傾斜の緩くなったつづら折れを進む。景色も良く、気分も良い。
やがて急な岩場となる。ここから頂上まではずっと岩場続き。目印と鎖を頼りにしっかりと登れば危険ではない。 2899m八ヶ岳最高峰赤岳頂上。後ろに見えるのは頂上小屋。この日はここで泊まる。
頂上から西を見ると、綺麗に並んだ二つの尾根の向こうに瑞牆山、金峰山などが見えた。 雲間から遠く富士山も見える。頂上には少し雪があるみたいだな。
頂上には小さな祠がある。古い祠の横に新しい祠があり、定期的に整備されているようだ。山には祠が多いな。
この日の宿泊先である頂上小屋前から硫黄岳への稜線を望む。見えている小屋は赤岳天望荘。


その1 | その2

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