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みずがき山 '05年10月
(赤岳〜硫黄岳〜登山口)


翌朝は雲がかかり、視界はほとんどなかった。日の出が見れず、残念だったなー。 ガスの中、まずは赤岳天望荘に向けて出発。
頂上から赤岳天望荘までは急傾斜の岩場が続く。頂上へ向かう人もへばりつくように登り、えらそう。 急な岩場をえんやこらと下っていたら、雲が切れ、一瞬の晴れ間がのぞいた。こんな道だったんだなー。
再び雲に覆われた登山道を進んでいくと、赤岳天望荘についた。 今日は天気も悪いし、地蔵尾根を下り、下山しようかと考えていたら、再び雲が切れ、赤岳が姿を現した。
そのまま雲は切れ、晴れの空間が広がってくる。東を見れば、どこまでも雲海が続いていた。 地蔵尾根分岐に辿り着く頃にはすっかり晴れの空間が広がり、横岳の険しい稜線がそびえていた。
岩場と平坦な道が交互に続く横岳の険路は思っていたよりもきつくない。崖も多々あるが、気をつければ大丈夫だ。 こういった急な岩場でも鎖がしっかりついており、慎重に進めば問題ない。
横岳へ進む途中、急登に一息つく。後ろを振り返ると、赤岳が堂々とそびえていた。
東側は雲の海。そして上空にはどこまでも青い空と、輝く太陽。雲の上にいるって気分が良いもんだ。
雲海に浮かぶ富士山。まるで生き物のように盛り上がる雲に負けじとそびえる富士山はやっぱり日本一の山だ。
横岳の稜線はしばらく続き、登山道は稜線を右へ、左へと移動しながら進む。 やがて、緩やかなピークとなり、杣添尾根への分岐に差し掛かる。これを硫黄岳方面へと進む。
杣添尾根分岐から横岳頂上への道はとても緩やかで気持ちが良い。 横岳頂上。外からみる印象と違い、頂上は案外平坦。
横岳頂上から硫黄岳を望む。ここからは平坦だななどと思ってると。 横岳頂上直下は険しい鎖場となっていた。きついわけではないが、崖となっているので、踏み外さぬよう注意が必要。
険しい鎖場を過ぎると、後は緩やかで安全な道が続く。 鞍部まで下ると、硫黄岳山荘だ。
硫黄岳山荘から硫黄岳まではケルンに導かれて進む。 振り返ると、赤岳など、八ヶ岳の峰々が美しい。
硫黄岳頂上は平坦な場所となっている。ここは風が強くて、ちょっと寒かった。 硫黄岳から北に続く天狗岳への稜線を望む。
硫黄岳を後に赤岳鉱泉へ向かい、岩場を下る。 岩場はすぐに終わり、尾根上の坂道となる。この付近、景色が開けていて気持ち良い。
赤岩ノ頭まで下った後、赤岳鉱泉への道を進む。 赤岳鉱泉までは森の中の急降が続く。この辺りはあんまり面白くない。
下りきったところに赤岳鉱泉はあった。ここはお風呂もあるらしい。ベンチがあるので休憩に良い。 赤岳鉱泉から美濃戸へはこの分岐を北沢沿いの道へ行く。もう一つの道は北沢増水時の巻き道だ。
北沢沿いの道は木々がそれほどなく、明るく気持ちの良い部分が多い。 沢沿いに進んでいくと、この堰を境に、登山道から未舗装の林道となる。
林道は紅葉した木々、苔むした木々など結構雰囲気があり、楽しめた。林道もまんざらではないな。 この季節、林道沿いには紅葉した木々が美しい。特に唐松の紅葉は綺麗だと思う。


その1 | その2

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