猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
その1



今週は晴れたら新潟方面に遠征に行こうかと思っていたが、冬型が強くて新潟方面、長野はイマイチな天気。こちらの山も土曜日までは駄目そうだったので、日曜日帰りにした。

快晴は期待できなかったのであまり遠くに行く気にならず、お気楽な三重の山にした。午前中は曇りで午後は晴れ予報だったので、頂上に昼ぐらいに着けるように朝の出発を9時として朝発日帰りにした。

7:00過ぎに家を出て伊勢湾岸を通り、ビッグフィーバーの御在所登山口周辺を抜け、武平峠へ。滋賀県側の駐車場は満車だったので、三重県側のトイレのある駐車場に止める。ここは広くて車が止めやすい。
着替えを済ませてまずは滋賀県側へトンネルを越える。つもりだったが、何となく武平峠を経由して行きたかったのでトンネルを通らず、武平峠への道へ。
武平峠への道は短いながらもなかなかの急登でいい運動になった。さて武平峠から雨乞岳へ進もうと思って道を下って行くが、一向に雨乞岳への道が分かれて行かない。いつになったら分岐してるのか気になって進んでいくと、なんとそのままトンネルの滋賀県側へと出てしまった。うーん、俺は何をしてたんだろうか?
仕方がないので国道を少し進み、小さな橋を渡った右(北)側にある駐車場より雨乞岳登山道へ入る。登山道の入口はこんなところ。登山ポストがあった。
雨乞岳は御在所の影に隠れてとても静かな山だ。しかし、鈴鹿7マウンテンの一つであり、それなりに登山者はいる。登山道も分かり易いだろうと思ってたらそうでもなった。

特に登山口からほどなく現れる樹林帯がすごくわかり辛い。ウソの目印が多いからだ。誰がつけたかわからないが、間違い目印は残しておいて欲しくないな。。。
さて、間違い目印を過ぎると植林地と思われし森の中を行く。ここも踏み跡が複数あり、少しわかり辛い。
その後はしばらく巻き道となる。ところどころ道幅が細く、傾斜もあって冬や雨の日は注意が必要だろう。
1つ、2つ尾根を越えると広い沢筋を緩やかに下って行く。
やがて沢が細くなってきたら沢を何度かまたぎ、進んでいくとコクイ谷への分岐にぶつかる。これをコクイ谷方面へ行かず、クラ谷方面へと進む。
するとすぐに水の無い、細い急な沢筋に出る。ここがクラ谷かと思いきや、名もなき沢ですぐに終わる。
登山道は名もなき沢を離れ、小さな尾根をまたぎ、沢筋の左側(右岸)を進む。ここもところどころ道が痩せており、落っこちないように注意が必要。
やがて左から水の流れる沢がぶつかると登山道はこの沢の上流に向かって進んでいく。この沢がクラ谷だ。ここから先はこの沢を左に右に渡りながら詰めていく。
沢を詰めていくと流れは細くなっていき、やがて水は涸れ、木々がまばらな平坦な場所にでる。さらに進んでいくと尾根にぶつかる。
ここを左に曲り、尾根を登ってく。最初は傾斜が緩いが、だんだんと強くなり、ここは少し疲れる。
木々が無くなり笹原を行くようになると東雨乞岳の頂上は近い。たどり着いた東雨乞岳は展望に優れた頂上だ。
東を見れば御在所や国見岳、鎌ヶ岳が美しい。ちょっと天気の回復が遅れて雲が多く展望がイマイチ優れない。風も冷たく寒いしちょっと残念。まー、展望があるだけいいか。
東雨乞岳で少し休憩した後、雨乞岳に向けて歩き出す。雨乞岳までは笹の道を緩やかに下って登れば良い。
辿り着いた雨乞岳の頂上は思ったよりも展望が開けていない。滋賀県側はこの通り木と笹に遠くの展望を阻まれる。頂上の休憩スペースも狭く、あんまりまったりできない。
ただ、三重県側の眺めはなかなか素敵だ。笹原の緩やかな尾根の向うには東雨乞岳。その向こうには御在所、国見。左には釈迦ヶ岳の姿も。
特に東雨乞岳は素敵だ。笹原の頂上って雰囲気が良いね。昼飯休憩はあっちで摂ることにしよう。。。


その1 | その2
雨乞岳 2014年11月 トップへ


登山トップへ戻るホームへ戻る