猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



藤原山荘でトイレを済ませ、藤原岳へと歩き出す。藤原岳までは緩やかで開放的な道が続く。良いとこじゃないか。
藤原岳直下は少し傾斜が強まるが、視界も開けているし、あと少しで頂上という気持ちが疲れを和らげてくれる。
えんやこらと登って行くと藤原岳頂上到着。標識が「頂上」でなく「展望台」と書いてあるのがちょっと気になる。ここ頂上じゃないの?って思うじゃない。頂上なら「頂上」と書いてほしいなぁ。
藤原岳頂上からは360度の素晴らしい展望。特に南に連なる鈴鹿山脈主稜線は素晴らしい。
ちょっとアップ。右は銚子岳、静ヶ岳、左は竜ヶ岳かな。避難小屋に泊まって縦走なんてのも良いかもね。
北を見ると天狗岩と御池岳。御池岳は鈴鹿山脈の最高峰。いつか行ってみよう。
パンとコーヒーでまったり休憩した後、来た道を戻り藤原山荘へ。藤原岳は頂上付近が開放的でとても気持ちが良い。下りは楽ちんだし特に気分が良い。
藤原山荘に戻ってくると何やら小屋の中が賑わしい。藤原山荘は名前こそ山荘だが避難小屋だ。でも中はテーブル、椅子があって休憩にとても良い。この日も沢山の登山者が楽しそうに語らいながら休憩していた。藤原岳はなんだかほのぼのとしてるねー。
さて、今日はこのまま下ってさっさと家に帰ろうかと思ったが、せっかくなので天狗岩にも行ってみることにした。藤原山荘から少し登ったピークから見た景色は藤原岳を象徴するような開放的でまったりしたもの。好きだねこの雰囲気。
ピークは石灰岩が点在するカルストっぽい雰囲気。藤原岳は石灰岩の多い山で南斜面では石灰岩が採掘されているくらい。カルスト地形の向うには雪を抱く霊仙山と伊吹山。秋に来るとより色合いが良さげだな。
そのまま森の中の静かな道を行く。風も弱くとてもまったりな雰囲気だ。アルプスとかとはまた違った良さがある。こんな山歩きもありだな。
緩やかなアップダウンを進むと南側が開けた天狗岩到着。先ほど登った藤原岳がまったく違う形で見える。山は眺める方向によってずいぶんと印象が異なるものだ。
しばらく天狗岩でまったりした後、往路を戻って登山口へ。帰りはシリセードも交え1時間30分程で登山口へと下った。久々の登山で適度な疲労感が心地よかった。

帰り道、藤原岳が綺麗に見えたので立ち止まって写真を撮る。左が龍ヶ岳、右が藤原岳。標高1100の山とは思えぬ立派な山容だ。
母ちゃん家に立ち寄ったあと、16:00ぐらいに自宅へ。

今日は久しぶりの登山で満足の一日だった。藤原岳は標高差1000ちょっとで適度に登りがいがあり、頂上からの展望も良く、良い山だ。ふらっときままに登りたいときにはぴったりだ。


その1 | その2
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