猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その1



以前からブログでコメントをくれる香さんが本谷の事を言っていたので少し気になっていた。しかし、バリエーションルートと聞いていたので少し自分の行くとこでは無いかと思っていた。

が、前の週に登った雨乞岳の下りに使った稲ヶ谷がちょっと沢登りチックで、こんな感じなら行けるかもと思うようになった。そこで一緒だった服部教授からも香さんからも行けるよと教えてもらったので行ってみることに。

11/22
22:20頃家を出る。今日は下道ゴーゴーだ。道の駅菰野には24:00に着いた。なるほど、夜遅くは下道でも十分早いな。さすがに近い。これから鈴鹿山脈はこれで行こう。

11/23
6:20に起きてぼちぼち移動。6:40位に旧料金所Pに着いたが、ちょうど満車になった。仕方なく少し上に走ると、登山口である山の家前のPが空いていた。ちょうど良かった。
着替えを済ませ、出発。登山道の入口は確かこの山の家の付近だったな。階段を登って、2番目の建物の裏に出ると本谷への入口を発見。
少し進むと砂防ダムの上の砂地に着いた。ここが本谷のようだ。今日は見ている鉄塔付近まで本谷を登って行く。
前日はルートが分からなかったらいかんと珍しくネットでルートを下調べ。それでも稲ヶ谷のように一人ぼっちでルートが分かり辛かったら手強いなどと考えて少しドキドキしながら臨んだが、全然そんな心配はいらなった。本当に、全然。

というのも、人がかなりいたからだ。伸二郎の前には見えているだけでプチグループが2つと2人組が一つおり、なかなか騒がしく登っており、ドキドキどころか雰囲気すらなかった。

2つのグループはいずれも初心者のようだった。本谷って、そんなに初心者に人気のルートだったの?

気を取り直して登りだす。最初は大きな岩が敷き詰められたような感じ。水は無い。目印は結構しっかりしている。
やがて水が出てきて滝もちらほら。うーん、なんだか沢登っぽいって、沢を登ってるのか俺。
沢登りはなかなか面白い。基本的には滝だろうがなんだろうがずっと沢を行く。滝が直登できなければ巻いて登って行く。すごく単純だし、行けると思ったら行けば良いし、ダメだと思ったら巻けばいいし、すべて自分の判断で決められる。そこがまた良い。
グループは遅く、サクサク抜かしていくとだんだん人が減ってきた。振り返ると沢っぽい風景が広がっていた。なかなかいい雰囲気じゃないか。平日とか人が少ない日に登ることができればかなりいい感じなんだろうなー。
さて、ずんずん登って行くと左手に目印が左手の森に見えた。んっ、と思いながらも進んでいくと大きな岩が挟まった滝にぶつかった。ここが不動滝か。なるほど、確かに直登は無理だな。そうすると、先ほどの赤布が巻き道か。
少し戻って巻道を行く。巻き道は森の中の急な道だが、踏み跡はしっかりしており、不安はない。
巻き道は滝を越えるとすぐに沢に戻る。沢に戻ってからは再び大岩だらけとなった沢を登って行く。やがて一際大きな岩が現れる。ここが
分岐を右に進む。このあたりの岩は大きく、乗り越えるのがなかなか楽しい。
沢を詰めていくとすっかり細くなり、この場所で右に曲がる。
すぐに別の沢とぶつかり、これを沢の左岸沿いにつけられた道に沿って登って行く。
再び沢に出た後、岩ばかりの沢を登って行く。このあたりはちょうど他に人がいなかったので、とても静かな沢歩きが楽しめた。
やがてロープウェーの山上駅が見えてくると本谷終点は近い。この黄色い看板がある場所で左に曲がり、本谷ルートは終了。本谷入口から1時間10分しか経ってない。ずいぶん短い登りだったな。
本谷から尾根に出てすぐ分岐があり、左に曲がるとすぐに大黒岩に着く。
大黒岩は眺めが良い。南を見れば後で登る鎌ヶ岳が正面に聳える。なかなか端正な山だ。
下を見ればロープウェーと中道ルート。紅葉時期はさぞかし良い景色だろう。今度来るなら紅葉時期の平日に来たいな。
パンを食べた後、山上公園方面へと登る。登ってすぐに左に折れて下りとなり、一の谷新道に合流する。一の谷新道を山上公園向けて登る。
すぐに山上公園到着。ずいぶんどんよりした天気だな。おかしいな今日は晴れ予報だったはずなのに。天気予報を見ると曇り予報に変わっており、晴れるのは昼ぐらいからだそうだ。まだ9時前だから今から鎌ヶ岳に行ったら曇りのままだ。仕方ないから国見岳によって時間を潰すことにした。


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御在所本谷、鎌ヶ岳 2014年11月 トップへ


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