猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その2



国見岳はこの看板がある場所から行く。
登山道は結構掘られており、少し歩きにくい。ここに限らずだけど、鈴鹿山脈はこんな感じのところが多い。登山者が多いことに加えてもろい地質が影響しているのだろう。
10分ちょっとで国見岳との鞍部である国見峠に着く。ここは裏道登山道との分岐点でもある。
国見峠からはしばしの登り返し。今日は寒いから登りかえしが体を温めるのにはちょうど良かった。
15分程登ると平坦な冬枯れの道となった。
少し進むと分岐があり、頂上でないほうは「石門」と書かれている。なんだろう?ちょっと気になったので寄ってみることに。分岐からわずか1分で石門はあった。なるほど、確かに石の門だ。
石門から先は道が無く、本当に石門を見るだけの道だったようだ。ちょっと見回したところ、石門の上に登れそうだったので登ってみる。平坦な石門の上からは辺り一面に木々の景色が広がっていた。雪の季節は一面に樹氷が広がり美しそうだな。
石門から分岐まで引き返し、頂上方面に進むとほどなく国見岳の頂上に着いた。天気は相変わらず良くなく、周辺の山々はあまりよく見れなかった。それでも北に広がる釈迦ヶ岳や、
東に広がる四日市の平野部の景色はぼちぼち綺麗だった。すっきりした晴天なら結構気持ちよさそうだ。
頂上は風が強く、まったりできなかったので少し引き返して展望が開ける場所で休憩。正面には藤内壁の迫力ある景色が広がっていた。藤内壁は名前は何度も聞いているが見るのはこれが初めてだ。御在所の北壁だったんだな。こんなに近くにあったなんて初めて知ったなー。
写真を撮って拡大してみる。おお、いるねいるね、あの辺を通っているんだ。距離も短いし、アプローチも簡単だし、人気なのが分かるなー。
右を見れば御在所スキー場と御在所頂上。右に涸れ沢がある。地図を見れば点線ルートがある。どうやら、昔の登山道のようだ。見た感じ、簡単に通れそうだったので、御在所へはあそこを通って行くことにしよう。
国見峠まで戻り、いったん愛知川方面にほんの少し下ったあと、左にうっすら残る道を行く。
すると上から見たあの涸れ沢に着いた。あとはこれを登れば良い。分かり易く、まーまー登りやすいルートだ。さすが元普通の登山道。
沢を登り切り、スキー場を歩くとほどなく御在所岳頂上。人は多いが、雲も多く、景色はいまいち。トイレだけ済ませて武平峠へと進むことにする。
武平峠へは降り口が分からなかったので看板の地図を見る。舗装路でもそうでない道でも行けるんだ。まー、とりあえず長者池方面に進むか。
長者池に進むと途中から舗装路となった。これを下って行くと舗装路の終点となり、登山道が始まった。
登山道は良く歩かれているようで分かり易いものだった。初めは景色が無かったが、途中からは時折景色が開け、御在所らしい岩の風景と正面の鎌ヶ岳が美しかった。武平からの道、なかなか良いじゃないか。


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御在所本谷、鎌ヶ岳 2014年11月 トップへ


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