猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介
その2



プチナイフで南アを眺めながら休憩した後、来た道を分岐まで戻る。平山明神への道はこの赤矢印が道案内してくれた。なかなか特徴的で良いね。
分岐まで戻ったあとは岩古谷山へ向けて縦走路を行く。岩古谷山への道はなかなか険しかった。すんごく危険なところはないんだけど、傾斜がきついところが多く、鎖やロープもたびたび登場。
こんな泥んこの荒れ荒れな登りもあったし、アップダウンが多くてそれほど距離は無いんだけど疲れる。
今回は雪が無かったけど、雪のある季節は緊張するかもね。
急なアップダウンにそろそろ嫌気がさしてきそうな頃、和市からの道と合流。ベンチがあったのでちょいと休憩。
合流してからの道はよく整備されており、快適。岩古谷山は明神以上に険しい山容で断崖に階段をつけて登山道を通していた。初めに登山道を整備した人には大感謝。
断崖にへばりついた階段を終えると岩の痩せ尾根に刻まれた階段の道となる。本当に良くこの登山道を作ったもんだ。
岩の稜線は眺めが良い。特に東側の眺めが良い。正面にはもう一つの明神・三ッ瀬明神がどっしりと構えている。いつか三ッ瀬明神にも登ってみたいな。
振り返れば歩いて来た大鈴山、平山明神山。ここから見ると険しい道とはわからないな。
ひと登りで岩古谷山頂上到着。標高は低いが存在感のある山だ。
頂上の看板から少し鞍掛山方面に進むと岩場があり、どうやらこっちが本当の頂上のようだ。岩場からは眼下の和市集落と鹿島山の展望が見事。
南には鞍掛山へ続く主稜線。なかなか見事ではないか。
頂上のベンチでロールケーキとコーヒーでしばしまったり。最近、妙に甘いものが欲しくなる。歳かな。
まったりしたところで展望を再び楽しみ、頂上を後に。下りは堤石トンネルへ直接下る道。
トンネルへの道は急傾斜の下り。樹林帯の為、展望は良くない。
途中にある休憩所。すごい場所に作ったもんだ。
その後は険しい岩の間を縫うように進む。岩古谷山は本当に岩の山だな。
途中から登山道はコンクリとなる。なんだかこの場所でコンクリの道があるのは違和感があるなぁ。そのコンクリ道、かなりの荒れっぷり。倒れた木々、横向きに生えている木で歩きづらい。結構歩かれている場所みたいだし、もっと整備しても良い気がするな。。。
岩場を見ると少しでも水のあるところへ根を伸ばそうとする木の姿があり、懸命に生きようとする生命の力を感じた。生きるってことはすごいことなんだ。
険しい岩の間を抜けると小さな朽ちかけた祠と正面に大きな岩の壁が現れる。迫力あるこの岩壁は男滝、女滝という2つの滝からなる。水量はそれぞれほとんどなく、しとしとといったものであまり滝と言う感じはしないが、岩壁の迫力はなかなかのものだ。
岩壁から少し進むと堤石トンネル出口にぶつかる。ここで登山コースは終了だ。
後はR420を歩いて登山口駐車場へと戻る。
今回は天気にも恵まれてなかなか良い山登りができた。あまり展望の良くない愛知の山にあって展望の楽しめる平山明神、岩古谷山はなかなかおすすめ。特に手軽に登れて展望の良い岩古谷山は良い山だと思う。


その1 | その2
平山明神山、岩古谷山 2014年3月 トップへ


登山トップへ戻るホームへ戻る