猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

北海道、東北 上信、北関東 南関東 北アルプス 八ヶ岳、中央/南アルプス 西日本 登山装備紹介

九重山

 登山口はやまなみハイウェイ牧の戸峠駐車場にある。牧の戸峠駐車場はなかなか広く、ハイシーズンを除き車が埋まることは無いだろう。また、売店や自動販売機などがあり、食料や水分の調達に良い。登山道に入ってからは飲食物が売っている場所は無いので、ここで確実に手に入れておきたい。
 登山口にある登山者名簿に名を記入し、いざ登山開始。最初のころは下が舗装されたスロープ階段で、この区間は傾斜がそこそこあり、またスロープということで足が思ったより疲れる。途中に休憩場所などもあり、適度に休憩を取り、マイペースで進みたい。この休憩所からはなかなかの眺めが得られるので、立ち止まるのにはちょうど良い。
牧の戸登山口。 登山口を入ってしばらくは低い樹木帯を進む。
休憩所からの展望。上り始めの標高が高いため、少し登るだけでなかなかの展望が得られる。
 坂道をえんやこらえんやこらと上りきると尾根道に出る。ここで初めて阿蘇方面の眺望が得られる。ここから頂上直下まではキツイのぼりが無く、ハイキング気分で登山が楽しめる。道幅は沓掛山を過ぎるまでは広くないが、それ以降は広く、ゆったりとした感じだ。
 沓掛山では一箇所ハシゴが設置されているところがあるが、特に危険というわけではなく、あれば大分助かるので設置されているといった程度のもの。危険箇所は特に無いと考えてよい。
稜線に出た場所。ここから阿蘇方面眺望が得られる。
沓掛山より尾根上の登山道を望む。左奥に見えるのは三俣山、正面右手は星生山。
 しばらく歩いていくと、木々がまったく無くなり、草しか生えていない西千里ヶ浜に着く。九重山の特徴の一つにその植生があげられる。標高は1800m弱と決して高いわけではないが、かつての活発な火山活動のせいか、頂上近くは背丈の高い木が無い。それゆえ、景色はとても開放的である。
 また、西千里ヶ浜は傾斜がほとんど無く、まるで高原をハイキングしてるかの様でとても気持ち良い。
 牧の戸登山口からのコースでは、ここで初めて久住山が見えてくる。九重山と久住山は読みが一緒で紛らわしいが、これは麓の地域でくじゅうの名前の争奪戦があった名残らしい。どちらの物でもないのにね。
西千里ヶ浜への道。とても開放的で気持ちよい。
登山してることも忘れるくらい平坦な場所。のんびりしていて気持ちよい。ここでやっと久住山がお目見えする。

 西千里ヶ浜を過ぎると岩のごろごろした坂道となり、いったん下る。避難小屋がある場所まで下ると再び登りとなり、少し進むと久住分かれと言う分岐点があるが、曲がらずまっすぐに進む。しばらく行くと分岐点に突き当たるので進路を右手に取り、久住山頂上を目指す。
 ここから頂上まではこの登山最大の上り坂。この登りがかなりキツイ。傾斜が急な上にザラザラした土質で足が滑りやすいというふくらはぎ殺しの定型パターン。なかなかエライがここを登り切ると頂上なので一歩一歩確実に進んで行きたい。目指す頂上はすぐそばだ。
西千里ヶ浜を過ぎたところの下り。避難小屋が見える。 頂上直下の登り。足が滑りやすく、結構キツイ。



登山トップへ戻るホームへ戻る