猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
車での観光記録と愛猫の紹介。

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その1



雪が多い時期に能郷白山に行っておきたかったが、今週は冬型がちょっと強く、能郷白山は諦めて太平洋側の山にする。どこに行こうか迷ったが、岩古谷山に登ってから気になっていた三ッ瀬明神に登ることにした。

4/5
移動に時間がかかると思って前泊を選んだ。道はR301を通った。出発時は雨だったが、作手村手前から雪に変わり、季節外れの景色となった。この日は道の駅鳳来三石で車中泊。家から2時間もかからず着いたので、当日朝発でも良かったかな。

4/6
7:00に登山口着。既に沢山の車が止まっている。かっこを見ると登山者よりもクライマーが多いようだ。さすがロッククライミングの人気スポットだ。県外ナンバーも多い。

着替えを済ませ、7:30過ぎにスタート。天気は曇っているが、じきに晴れてくるはずだ。
登山口からいきなり面白い景色。岩の上を渓流が流れているとは岩の山ならではだな。
岩の上の道は長く続かく、すぐに樹林帯となる。しばらくは渓流沿いの樹林帯を行く。
やがて前方に古い橋が見えてきたらこれを渡って対岸へ。
川を渡って少し進むと乳岩と三ッ瀬明神との分岐点にぶつかる。これを三ッ瀬明神方面へ。
ここからしばらく樹林帯を急登。前日の雨の影響で登山道は少し滑りやすくなっていた。木の根も多く、スリップに注意だ。
やがて傾斜が弱まると綺麗な沢にぶつかる。沢の水は低く、そのまま渡って続く登山道を行く。
すると前方に何やら巨大な岩が見えてくる。これが鬼岩だ。
鬼岩はクライミングスポットになっており、この日も既にクライマーが岩に取り付いていた。人の小ささが岩の大きさを物語っている。岩のてっぺんは写真のさらに上の方。これだけ大きい自然の岩を登れるなんてあまりないだろう。人気な訳だ。
鬼岩から少し登って行くと再び大きな岩が現れる。こちらの岩は途中でオーバーハングしており、鬼岩より難易度の高いポイントみたいだ。

ここで伸二郎は登山道を間違えて進んでしまった。怪しげな赤布がついていたからだが、ちょっと間違えやすい場所かもしれない。正解は写真の通り。お間違えなく。
オーバーハングの岩から5分程で稜線の分岐にぶつかる。ここが鬼岩乗越で中道と馬の背方面との分岐点だ。今日は馬の背を通るので右へと進んだ。
分岐からしばらくちょっと痩せた尾根を行く。地面には木の根が多く、滑りやすく少し歩きにくい。
その後、尾根は広くなり、ほどなく胸突八丁の急登となる。
胸突八丁の途中からは昨晩の雪が融けて雨のように降ってきて、急登で疲れた気持ちにさらに打撃を加える。うーん、冷たい。。。

我慢の急登を終えると針葉樹林の道となり、やがて三ッ瀬コースと合流する。
三ッ瀬コースとの合流点からは緩やかな登り、下りを繰り返す。季節外れの雪で登山道はなかなか良い雰囲気。
鬼岩までもなかなか変化に富んで面白かったが、馬の背コースもまたなかなか変化に富む。針葉樹林、広葉樹林、岩場、鎖場、愛知県の山でこれだけ変化に富むのは三ッ瀬明神位かな。
やがて尾根は再び痩せてきて、岩場にかかるちょっと頼りないハシゴを登ると、
プチナイフリッジの馬の背岩到着。結構幅があるので恐怖感は少ないが、風が強いときなどは注意が必要かな。
馬の背岩は展望が良く、西には大きく蛇行する鳳来湖と宇連山の眺めが良い。
東には奥三河の峰々。三ッ瀬明神は結構山深い場所にあるんだな。
馬の背岩までくれば頂上は近い。続く痩せ尾根を注意して進み、尾根の西側をトラバース気味に登りだせば頂上はすぐだ。頂上には立派な展望台がある。ちょっと違和感を覚えるが、おかげで樹林帯の頂上からでも良い眺めが得られるので、個人的には良いと思う。


その1 | その2
三ッ瀬明神山 2014年4月 トップへ


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