猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その1



5/9
今週は家でダラダラしてようかと思ったが、日曜が快晴マークになったので、やっぱり山に行くことに。

GWが終わったばっかで特にこれといって強く登りたい山も無いので、お気軽に登れる鈴鹿にした。選んだのは鈴鹿7で唯一未踏の入道ヶ岳。ただ、入道だけだとあまりにも早く終わってしまうので、鎌尾根をからめることにした。

夕飯を食べた後、のんびりと出発。前泊はどこにしようか迷ったが、登山口にトイレがあるかもわからなかったし、割と近い場所に道の駅菰野があるのでそちらに泊まることにした。星がきれいな夜、明日の晴天を願って就寝。おやすみのすけ。。。


5/10
予報通り晴天。予想通りの寝坊。予想通りなので、特に焦ることも無く、朝飯を食べてぼちぼち出発。登山口である宮妻峡キャンプ場Pには6:15着。トイレはキャンプ場内にあったが、夜だとわからないな。道の駅で泊まって正解だった。
着替えを済ませ、6:45出発。キャンプ場内を通って登山口へ行く。キャンプ場Pと登山口の関係はこんなん。
登山口には分かり易い看板がある。
まずは川を渡渉。平常時なら水位も低く、岩を渡れば濡れない。
渡渉を終えると急登。足元はザレで滑りやすく、尾根に出るまでのこの急登区間が入道ヶ岳登山の一番の頑張りどころ。足に負担を与え過ぎないよう焦らず進む。
尾根に出ると多少傾斜が緩まる。相変わらず展望は無いが、足元も滑りにくくなるし、だいぶ楽になる。また、今回は新緑の季節と重なったので、緑が綺麗だった。
太陽に透かして輝く黄緑色や
馬酔木のオレンジ色の新芽など、遠くの景色は見えずとも目を楽しませてくれた。
次第に木々の間から景色が見えだすと、その木々も無くなり、笹原の開放的な登りとなる。
振り返れば気持ちの良い笹原の向うに鎌、御在所、釈迦などの鈴鹿の主峰群とどっしり大きな雲母峰がパノラマで広がる。この展望の良さが入道ヶ岳の醍醐味だ。
視線を左に向けると、今日歩く予定の鎌尾根が見える。細かなアップダウンがありなかなか疲れそうだ。
ひと登りで頂上のような場所に出るが、ここは北の頭と言って頂上ではない。頂上はここから南へ少し下った鳥居のある場所だ。実は標高はこっちの方が高いんだけどね。。。
緩やかに下って登りかえすと入道ヶ岳頂上。登山口から1.5時間かからずに着いた。目の前には四日市平野と輝く伊勢湾。これだけの展望が1.5時間の登りで得られるんだから入道ヶ岳は素晴らしい。

大展望を楽しみながらパンをほおばり休憩。それほど風は強くない日だと思ったが、それでも吹きっさらしの頂上は結構な風が吹いていた。風が強く寒い日は休憩には向かないかもしれない。
展望を十分に楽しんだ後、岩倉尾根へと進む。岩倉尾根はまず140m程急激に下る。登山で稜線の下りは登りかえしを意味するから分かっていても少しがっかりする。
で、その後は何度も小さな登り、下りを繰り返す。地味にきついな。
尾根であるが樹林帯を行くので展望は基本的に良くないが、ところどころで木々が切れ展望が開ける。また、途中には奇岩があって、それなりに変化があるは救い。
だんだんと近くなる鎌尾根。それにしても、手前の山でかいな。。。
鞍部にある奥の谷との分岐を過ぎ、急登を登りきると主稜線とぶつかる。ふー、岩倉尾根、結構疲れたな。
分岐から一つピークを越えると急な下りとなり、下りきったところが水沢峠。峠は狭く、休憩には向かないのでそのまま登りかえして水沢岳(宮越山)に行くことにする。


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