猫とバイクを愛する男のツーリング、登山、
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その4



弥山の頂上は小屋から5分も歩けば着くところにある。が、ここまで登って疲れた身体にはそれが結構億劫。伸二郎もやめようかしらんと思ったが、せっかくなので行ってみることに。

頂上へはこの鳥居をくぐって行く。
5分もかからないうちに祠のある頂上に到着。特に景色がとても良いとか無く、特に信仰目的の人以外はここに来る必要も無いかな。
さあ、天気もすっかり良くなったことだし、八経ヶ岳に行こうか。
八経ヶ岳と弥山は標高はほとんど変わらない。が、一度下って登るのでそれなりに疲れる。道は雪に覆われ、なかなか綺麗だ。
森の中の傾斜の緩い道を登って行き、傾斜が強まったと思ったらほどなく大峰山最高峰 八経ヶ岳到着だ。懐かしい、前来た時は雪の降る中、頂上の看板だけ見て帰ったっけ。
今日はしっかり晴れていて景色もバッチリだ。ようやく本当の大峰に出会えたな。
東には深い紀伊半島の山々。遠く輝いているのは太平洋か。
南には熊野まで続く奥駈の道。海まで歩き切ったらさぞかし達成感が強いだろうなー。
風も弱く暖かな頂上でのんびり。今日のお昼は即席パスタ。まー、ぼちぼちか。
1時間近く頂上でまったりしたあと、アイゼンはめて山を下りだす。下りは滑りやすいからな。
奥駈出合まで戻ってくると分岐を行者還トンネル方面へ。
この道がなかなか手ごわかった。急傾斜の下りで日も当たらない北斜面の為、凍結箇所が多く、滑る。アイゼン外して下ったが、この場所こそアイゼンつけるべきだったかな。
中盤まで来ると雪も無くなり、あとは急傾斜の道をひたすら下るだけ。45分ほどで行者還トンネル西口の登山口到着。お疲れさん。
予定より早かった為、まだタクシーは来ていなかった。駐車場で少し休んでいるとタクシー到着。和佐又までよろしく。
和佐又へ行く途中、写真スポットがあるとのことで車を止めてポイントを教えてもらった。山に杉が植林してあり、領地の境界を杉を植えない広葉樹で仕切っていた。なかなか変わっているな。

今の時期は特に綺麗でもなんでもなかったが、紅葉や新緑の時期は綺麗なんだそう。
その後順調に走って和佐又到着。タクシーに別れを告げ、和佐又ヒュッテのオッチャンに帰ってきたことを報告し、帰路へ。

帰路は途中まで順調だったが、名阪国道から亀山に入った途端j、激しい渋滞に巻き込まれる。うんざりする時間は伊勢湾岸に入るまで続いた。今度こっち来るときは四日市まで下を走ろっと。。。
今回は久しぶりに大峰を訪れたが、天気も良く、満足の山旅となった。あまり来ることが無い紀伊半島の山々だが、アルプスとはまた違った雰囲気があり、これはこれで良いと思うな。



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大峰山 2013年11月

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